2014 J.LEAGUE DIVISION 2 第17節

大分トリニータ VS FC岐阜

  2014.06.07
こわいよ?こわいよ?ナザリトこわいよ?、って嫌というほど屈辱を味わった春先の別府実相寺。
TMで新生FC岐阜には、大きな大きな借りがあるのだ。
それにしても金があるってのはすごいもんだ。
監督ラモス瑠偉、川口に三都主って間近に迫るW杯に合わせたようなレジェンドの面々。
ピンポイントでいけばまだまだ脅威を与えられるって。

でもね、違うんだよ。
トリサポなら、宮沢やろがあ?と、まあ日本人ならお茶漬けやろがあ?的に。
トリニータのいちばん辛い時期を支えてくれたキャプテン宮沢。
トリニータを再びJ1へと決意の年であった今シーズン、クラブに残れず、岐阜の選手として大銀ドームのピッチに立つ。
ここは敵のいやあ?な選手として、まだまだやれるってところを見せてもらいたい。
(いや、あのミドルが入ってたら洒落にならんかったけど)

益山もたくましくなった姿を見せてくれたなあ。
(あのシュートも入らんでよかった。ほっ。)
そしてこのゲームは、大分県民ならみどり牛乳やろがあ?、の九州乳業サンクスデー。
入り口でよっく冷えた牛乳のプレゼント。
なんか入り口によっては2本くれたところもあるとか。
ニータンもウシバージョンで、ホンモノのウシさんもやってきたり、乳搾りできたりともう牛乳パラダイス。

ママドルなら本田理沙やろがあ?のやってるタレント養成スクールのライブイベントもあったり、みどりさんいらっしゃいイベントにコトノハのmidoriさんは果たして行けたのかイベントもあったり、そして大分市民ワンコイン(500円)招待事業ありの結果、9267人を集めるという絶対負けられない一戦。

トリニータのスタメンは、ジョンハンがコンディション不良で、がんばれ後藤が入る。
レイチェルにかわって木村。そして昌也と左右入れ替え。
SB西を含めあとは、いつもどおり。

ひえー、うわ、やられたっっ、と前半の心拍数はうなぎのぼり。
重戦車の威力も、なんとかかんとか跳ね返したけど、ほんとよくもここまで決定機をつくられて0で折り返せたなあとハーフタイムはぐったり。
最後の最後で何度もカラダを投げ出し、足を伸ばし、ぎりぎりでクリア。
気迫がゴールを割らせなかったと言っていいのか、それとも岐阜のミスに助けられたのか。
大分のシュートは少なかったけど、攻撃としてはいい形も見せた。
風間にボールが入ると、ゴールに向けてスイッチが入る。
ミスもあってカウンター受けたりしたけど、今や攻撃は風間のタクトで動いてるんだな。
岐阜サポさん、ようこそ。宮沢と益山をよろしく
キックオフ直後、ベンチからいきなりボードが。
4321とある。
目の前の岐阜を見ると、きれいに4321に並んでいる。
終盤にももっとフクザツなボードが出てたけど、どうやら声では伝わりにくかった指示をボードで出したらしい。
向こうのシステムが変わっても守りきれたのは、このおかげもあるかな。
スタッフ含め、チーム一体の勝利。

攻撃も前へ前へ向かう意識が感じられた。
実際本数は打ててないけど、シュート意識も高かったように思う。

そろそろ岩武に戻したらって声もあるけど、西の前進力はとても魅力的で、テンションがあがる。
前半限定ぐらいの気持ちで真剣走り回ったら相手も脅威に感じるだろう。
為田、木島の投入で前進のスイッチも再び増加。
得点シーンは風間がパスを受けたときオフサイドかなって思ったけど、岐阜はセルフジャッジはいかんだろ。
そのエアポケットで木島がもらいシュート。
DFに当たってコースが変わるも、さすが川口、よく?き出した。
ふふ、でも、最後にまさかの若狭さんなのだ。
なんでそこにいるの?(高木談)とか、何度も上がっちゃって(笑)(田坂談)と味方もあざむく執念と嗅覚でよくぞ詰めてたなあ。
木島、若狭と途中出場の選手での得点だけど、内容からしてどう考えても采配が当たったとは言いにくい。
采配が運も呼んだというところだろうか。もちろん、選手に得点への強い意志があったからに他ならないが。
これは今後に向けてもちょっと強みだよ。
たまたま家族旅行で立ち寄っ観戦したら、いつも出てない息子が出た上にこの大仕事。
若狭一家のみなさんも、もってますね。
1-0でのアディショナルタイム。
このひりひりする時間帯に、ゴール裏から聞こえて来たトリニータオーレ。
そう勝利を確信する凱歌である。
このシーンにトリニータオーレをぶち込んでくるとは。
さらにひりひり感3倍増し、こりゃ絶対勝つぞ。

サッカーそのものは、ミスも多いし、まだまだ課題満載だけど、初めてこの試合でサッカー観戦をした人にとっては、そしていつものサポーターにとっても、また来るぜ、応援するぜって試合になったと思う。
誤解を恐れずに言えば、見せるに足る十分な勝利だった。

試合後、宮沢選手がゴール裏まで来てくれた。
そこには、一生友達宮沢というダンマクが。
複雑な思いだろうけど、よく姿を見せてくれた。
まだまだキャプテン宮沢は健在だ。
岐阜でこれからも見せてくれ。
<J'sGOALより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて