第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会 準々決勝 大分トリニータ VS 横浜Fマリノス |
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2013.12.22 | |||
ああー、終わっちゃったよ。 横浜に行く準備はできてたのになあ。 悔しい、もう、勝てなくて、悔しい。 でもこういう気持ちで今年最後の大銀ドームを後にしたのは、まだ来季があるって期待。 今シーズン、何もいいことなかったけど、この試合で来季を見たくなったので、無理やりよしとしよう。 |
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この布陣は、今のトリニータのベストじゃないだろうか。 センターバック高木と阪田。 サイドバックの選択はいろいろあろうけど、今回は安川とジョンハン。 ワントップ後藤とトップ下木村。 これは来季への希望が膨らむ前線だ。 サイドに為田と西。 ボランチが我らがキャプテン宮沢にマンシャ。 来季はいないダブルボランチ。 リザーブに森島、木島が入ってるってことは、終盤狙い、あるいは延長狙いの切り札だろうな。 いいカタチでもっていっても、最後の最後で得点が狙える選手がいないじゃ、どうしようもないもんね。 |
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で、想像以上に後藤がいい。 成長著しすぎる。 やっぱ、試合に出るってことで、こんなに短期間にでも変われるんだろうね。 ひたすらウラを狙って走る、屈強なマリノスCBにも臆せず受けて出す。 何よりも、ゴールを狙う姿勢がいい。 自分でもゴリゴリ突破しようとするし、シュート意識も高い。 相手のスキを突いてボールかっさらうし、神出鬼没に走り回った。 決めきれるときに、きちんと決めきれんかったのが残念だ。 マンシャ、宮沢は気合が違った。 来季はいないチームだけど、さすがプロ魂、この試合にのぞむ気持ちの入り方がよくわかった。 来季のボランチはどうなるんだろう、かなりのキーポイントだ。 木村はやっぱボランチよりトップ下で使って欲しいし。 木村もちょっと軽いところと弱いとろがあるけど、今のチームには不可欠無二の存在。 トップ下がベストポジションだろう。 見てて楽しいよ。 |
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J1王者を最後の最後で逃したマリノスとまったく勝てずホーム0勝の不名誉な記録まで打ち立ててしまったトリニータ。 「2013年負けたままで終われねえだろ」ってマリノスサポのダンマクは、まさにこっちのセリフだ。 第三者的には好ゲーム、面白いゲームだったと思う。 こっちにはもう、ドキドキハラハラの生きた心地のしないノックアウトゲームだけどね。 一方的に攻められて、なけなしのワンチャンスをものにして何とか勝つって想像もあったわけだけど、その想像なにするものと、堂々と渡り合って攻めた。 もし、このまま移籍せずにいてくれたらって前提で考えると、来季のチームの姿が見える試合になった。 前線の後藤、木村。 CB高木、阪田。 このラインを中心に、サイドの選択。そしてボランチの選手の獲得。 為田、松本昌也、松原健らの若手がどうからんでくるか。 来季は選手層も厚くないし、獲得できる選手も限られてくる。 J2を1年間戦い抜くにはいろんな意味でのチームの”体力”が必要だ。 こりゃ、厳しいよ、とっても。 でも、昨日の試合を見て、とっても楽しくなってる自分がいる。 まずは、チーム編成。 オフィシャルの知らせにハラハラドキドキの毎日が続くぜ。 |
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<大分トリニータオフィシャルより結果> | |||
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reported by miyashu | |||
|風に吹かれて| |