2013Jリーグ ディビジョン1 第18節 サガン鳥栖 VS 大分トリニータ |
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2013.7.31 ベストアメニティスタジアム | |||
行くぜ、今年初アウェイ。ふふ、周到にスケジュール調整してあるのだ。 残留争いのまっただなか、後半戦のスタートは、アウェイながらお隣さんの鳥栖。 そして残留争いライバルの直接対決。 もう鳥栖に向かう車中からどきどきですよ。 |
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アウェイ入場口には鳥栖高校書道部さんの手によるようこそ横断幕。 アウェイの洗礼ならぬ、アウェイの歓迎を受ける。 そして待機列で待ってると、アンケートお願いしますときた。花ぼうろというお菓子をもらった。次には佐賀のりですどうぞとのり配布隊がやってくる。 なんていい人たちなんだ、佐賀の人。 ちなみに佐賀のりは入場後の入り口でもう1回もらった。 鳥栖のスタッフ、ボランティアさんたちはとっても気持ちがよい。 あいさつや声かけがていねいで歓迎の気持ちが伝わる。 こういう運営努力の積み重ねが、今のJ1サガン鳥栖を盛り上げていくんだろうなあと思う。 地元の観光ともうまくタイアップしてて、アウェイ客としても楽しめるところが多い。 そしてスタジアムグルメの充実度(笑) |
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入場して真っ先に向かうは、ホットドッグのイブスキ屋台。 もうベアスタに来たらこれしかないでしょ。食うしかないでしょ。 イブスキの赤い移動販売車にすでに長蛇の列。ま、気長に待ちましょう。 イブスキのオススメはやっぱりホットドッグ。 何やらWドッグというのがメニューに加わってるらしいのでそれを食う。ソーセージ盛りもとココロひかれたが、それはまた今度。 どうですか、パンをはみ出してどーんと鎮座するソーセージ。しかも2本とも種類が違うんです。 パンも旨いし、ソーセージも旨い。他には何もいらない。 ケチャップとマスタードかけたらそのままかぶりつく。 ツイッターやフェイスブックのタイムラインはまさにイブスキ祭り、ホットドグ祭り。 うまそうな画像が乱舞しておりました(笑) |
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平日の近いとはいえ隣県のアウェイ。 なかなか休みも思うようにとれず、悔しい思いをしてる仲間も多数。あるいは仕事上がりでダッシュで駆けつける人も。 でも、やっぱりベアスタはホームなのだよ。 アウェイ入場口にこんなマクをはっちゃってくれてます。 そしてゴール裏には、「暴れろ俺たちは最高のサポートをする」 もう思いっきりやってくれっていうしかない。応援するしかない。 腹をくくってどこまでもサポートするぜ。 |
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鳥栖のサポーターの一体感は、今でも忘れられない。 2011年のJ2シーズン。ここベアスタでの屈辱。 森島の先制ゴールでリードするも、後半45分オウンゴールで同点。 アディショナルタイムに豊田のゴールで2−1の鳥栖逆転勝利。 鳥栖スタジアムは総立ちになって揺れた。 もうこんな屈辱はたくさんだ、あの鳥栖サポーターの一体感は見たくない。 |
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キックオフ。 新潟から新加入の菊地が効いている。 DFラインは菊地のコントロールのもと、攻撃を組み立てる。常に菊地を起点にして、前線が、サイドが動き出しをくり返す。 一方の大分は、DFに入った土岐田の積極的なあがりや、安川のボール運び、フリーランで厚い攻撃を組み立てようとするのはわかるんだけど、いかんせん、ミスが多い。 しかもDFでボールをキープできないため、どんどん前線にボールを送り、鳥栖に跳ね返される。 阪田の異様なマンマーク、反応の早いディフェンスは大きな武器ではあるけど、攻撃の起点という点ではこのディフェンスラインはきつい。 でも阪田、ほんとよく守る。鬼気迫るものがある。 サッカー専用スタジムのよさで、ピッチが非常に近い。 ボールのぶつかる音、選手の声、いろんな音がよく聞こえる。 選手の表情もよく見える。 臨場感満点でわくわくさせてくれる。 |
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後半戦の武器と田坂監督の言うカウンター攻撃。 何度もチャンスをつくるけど、精度の悪さ、ミスの多さで逆にピンチを招く。 ロドリゴマンシャの危機察知能力、ファイティングスピリットはいいのだけど、ボールをここで奪われると決定的なピンチを招く。 前半、阪田のCKからのきれいなヘディングシュートで先制できたのは、ほんとうにラッキーだったというしかない。試合そのものは、鳥栖に支配されてたんだから。 |
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後半、1−0でリードの残り45分をどうプランニングするのか。 田坂監督のマネージメントが大いに期待される。DFラインには前半のケガで安川が退き、高木が投入された。 で、この高木のところがうまくはまらなかった。走る鳥栖は、どんどんボールを動かし、裏に、サイドにとふってくる。 同点、うーん、まだまだ、逆転うわうわうううう。 あの屈辱ふたたびか。 しかし、すぐさまセットプレーから高松のヘッドが豪快に決まる。 うん、ふりだしだ、きっとうまくいく。 が、ピッチ上に展開されるサッカーは、確信に満ちたものではない。 ただ選手が懸命に懸命に勝利に向かう姿は見えた。 そのギャップがもどかしい。 ついには非常に残念な形で、3点目を奪われた。 鳥栖スタジアムが再び歓喜の地響きで揺れる。 ああ、また屈辱を味わうのか。 終盤、高松に代わり森島投入。 猛攻をしかけるも、なかなかゴールまでは遠かった。 チェジョンハンのポストにはじかれたシュート、あれが入っていればとも思うけど、それも含めてやっぱり鳥栖のゲームだった。 |
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マリノス戦、松田のシュートはラインを割ってたんじゃ? 鳥栖戦の3点目は、丹野が思い切りよく取りに出てれば・・・、ジョンハンのシュートが決まっていれば・・・もっとさかのぼれば、FC東京戦で丹野が蹴っていれば・・・。 もしかしていろんなことがうまく転んでいれば、この順位、この勝ち点ではなかったかもしれない。 でもそれは結果がすべて。 そして決定的なことは、今のトリニータにはJ1を戦い抜く十分な力はない。 けれども気迫あるプレーは、何かを生むことができる。 試合は続く。 目の前の一戦一戦を、戦い抜かなければならない。 「暴れろ俺たちは最高のサポートをする」 ってことで、次節中2日のアウェイFC東京戦。 初味スタ、参戦致します。 |
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<J'sGOALより結果> | |||
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reported by miyashu | |||
|風に吹かれて| |