2013Jリーグ ディビジョン1 第6節 大分トリニータ VS 鹿島アントラーズ |
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2013.4.13 | |||
なんなんこのメンツ。強力すぎるじゃん。 何としてでも1勝をと、渇望するには、大きすぎる壁。 鹿島アントラーズのスタメンを見て、かすかな絶望感を覚える。 いや、そんなことはない、サッカーっていうのはえてしてこういう状況から勝利が生まれるのだ。 気を取り直して、勝利のことだけ考えることにする。 |
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バクスタはまだ日陰。けっこう寒い。 そこで今日のスタグルは大分名物団子汁。ほっとあったまる。 ピッチサイドの日だまりでは、ニータンとQooのウシロアタマがベンチに並ぶ。癒されるなあ。 本日はコカ・コーラサンクスマッチなのだ。 |
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さて大分のスタメンはGK丹野、DF深谷、阪田、安川。 アンカーに宮沢、2シャドーに西、マンシャ、サイドはレイチェル、辻尾。 2トップはなんと高松・森島という超強力ツインタワー。 やっぱナビ杯名古屋戦での森島復活プレーを見たら、こういうスタメン当然でしょう。 深谷の初スタメン、闘志溢れるプレーで、チームにカツを入れてくれ。 このメンバーみたとき、宮沢・マンシャのダブルボランチに、高松、森島、西の3トップかと思ったけど、どうやらそうではないみたい。 |
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あれ?なんか大分攻めてるぞ。あれあれ? と、大分の攻勢にちょっとびっくり。 やっぱりターゲットが2つあると前線もいろんな攻撃パターンが使えるなあ。 西とマンシャの位置が低い。 守備時には3ボランチかと思うようにフラットに並ぶ。 西が低い位置からボールを持って上がり、前線につなぐ。 2列目に入るといつも消えてた西が、けっこういいとこでつなぎ役になる。 でもドリブルしかないし、クロスや長いボールは蹴らないし、ってとこで前線へのつなぎが手詰まりなんだな。 西がFWで使われ続けるのは、たぶん、あの執拗なフォアチェックがあるからだと思うんだけど、今日の役割じゃ、西である必要はないし、西じゃないほうが機能する可能性も高い。 村井なんか入れたらそれこそ多彩な攻撃とポゼッションができたんじゃないかな。 マンシャの運動量、潰し役としてのフィジカルの強さが際だってきた。 前目で使われると、攻守に神出鬼没なプレーを見せた。 ただフィニッシュがイマイチなんじゃないかという疑念が、ちょっと・・・。 宮沢が比較的プレスを受けずに自由に動けたので、本来の展開力が思う存分発揮できた。 フィジカルの弱さで潰されピンチを招いたのは1回だけだったように思う。 宮沢とマンシャ、このダブルボランチがはまるんじゃないだろうか。 守備的に宮沢、攻撃的にマンシャという関係がうまくいきそうな場面がけっこうあった。 前線を森島、高松とあと1人、ダブルボランチに宮沢、マンシャという組み合わせがいいように思う。 前線のあと1人は、村井でもいいし、林、木島、ジョンハンと選択肢はいろいろある。 西の生かし方が、なかなか難しい。 サイドでもないし、うーん。 |
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前後半通して、大分は互角以上に鹿島と渡り合った。 1点目の森島・高松コンビは最高だった。 あんな強さ、距離、コントロールに優れたクロスを入れられる選手はなかなかいない。 森島らしいクロス。 そして角度のないところからきっちり決めた高松。 本当に素晴らしい。 2点目もよくつないだし、森島がきっちり決めてくれた。 森島、完全復活だ。 ゴールはならなかったけど、振り向きざまの強烈シュートは枠にいってたし、度肝を抜かれた。 しっかり走れてたし、闘志も見えた。 辻尾は、スピードとキックで特徴を遺憾なく発揮してくれた。 レイチェルは攻守に思い切りのいいプレーを見せた。 DF陣はダヴィをはじめとする強力な鹿島アタッカーを抑えた。 変わったことがある。 何が何でもDFからのパス回しでビルドアップしようとしてたトリニータが、ロングボールも織り交ぜ、妙な固執から解放されたことだ。 丹野のキックの回数を見ればそれは一目瞭然かもしれない。 でも、それでも3失点。 これが「実力」の差なんだろうか。 ポジショニングやちょっとした部分で防げた点かもしれない。 そういうところで確実に決めてしまうのが、「実力」のあるチーム。 |
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絶対あきらめない。 今日の試合ができるなら、勝利は目前。 そして一つ勝てば、自信をもって勝利を積み重ねられる。 あと少し、あと少しで殻は破られる。 次節、アウェイ湘南戦。 甲府に続く、昇格組との直接対決。 これに敗れれば、選手たちの自信は木っ端微塵に砕け散るだろう。 結果を出さなければ、もう前は向けない。 |
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<J'sGOALより結果> | |||
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reported by miyashu | |||
|風に吹かれて| |