2012Jリーグ ディビジョン2 第40節
 大分トリニータ VS アビスパ福岡
2012.10.28
そりゃもう、バトルオブ九州なんだから、ローソンデーなんだから、気合い入ってますよ。
福岡からは、アビー、ビビーもやってくるでしょ。ポンタくんも迎え撃つっしょ。
そして我らがニータンは、ハロウィンコスプレでお出迎えっしょ。
さあ、準備は整ったぞい。
ホームゲームもあと2試合、だんだん名残惜しくなって来ますな。
ワンタッチパスの来場者ポイント記念品が今日から配布。180ポイント以上の人がもらえます。
去年の手袋は、使えそうだけどなんだか、だったけど今年はニータン&リッジーハンカチ。
帰ったら早速娘に強奪されました(笑)

本日のスタグルは、うーん焼きそばか、うーんから揚げか、うーん、うーん、と迷ったあげくの、やっぱこれでしょ。
ホルモン焼きと吉野のとりめし。
ホルモン焼きは、キャベツ、タマネギが圧倒的なホルモン少なめだけど、野菜がうまいんです。熱々だしね。えいやっと一気に食う。800円なり。
アウェイ千葉戦で歓喜に湧いた翌週、アウェイ鳥取戦で打ちのめされる。
もう自動昇格も無理だ、プレーオフに残ってもこんな調子じゃどうだか?
サポーターの間でも、あきらめの声がちらほらもれ聞こえる。
そして、台風の影響で1試合少なかった京都が、木曜日徳島に勝利し、2位までの勝ち点差は6となった。
さらに落胆の声。

でも田坂監督は力強いコメントを私たちにくれた。
「でも(2位になる)可能性はまだゼロじゃない。俺はあきらめるのが大嫌い。可能性がある限り、死にもの狂いで追いかける」(BLOGOLAより)
そうそう、3つ勝つだけ。いたってシンプルだ。あとは信じるだけなんだ。
さてスタメン。田坂さん、ここでやっぱり勝負に出たよ。
マツケン、若狭と起用してきた3バックの右にひっさびさの土岐田。
そして村井や為田が起用されていたシャドーに永芳。
出場機会を失い、危機感いっぱいの両選手。それでも、アグレッシブなプレーを練習や練習試合で見せてきた。
アンカーには宮沢。宮沢も出場が少なくなってるところを、本人を呼んで話をしたらしい。
この状況で起用するなんて、さっすがのモチベーターだよ、田坂さん。
さて対する福岡。
目下9戦勝ちなし。前線に強力なタレントをそろえ、そんな勝てないチームじゃないはずなのにってところが怖い。サポーターの批判は前田監督に集まってる模様。”続投反対”のマクが掲出されてた。
選手コールに応え、円陣に向かう選手たち。
森島コールに、エースストライカーは手を上げ、そして胸のエンブレムをぎゅっと握った。
なんかじーんときたなあ。

キックオフ。
いきなりアビスパのボール奪取で肝を冷やす。
おいおい、なんなんだ。ファーストプレーがこんなことでいいんかい。
いきなりフルスロットルで、後手を踏むかんじの大分。
福岡はがんがん攻めてくる。

が、だんだんとペースは大分へ。
前節の出場停止から復帰のジョンハン。左サイドを自由に駆け上がる。
もうほんと、このジョンハンの左サイドがこの試合を決めたって言ってもいいね。
ジョンハン、木島がサイドをえぐり、決定的なチャンスを作り出す。
木島がエンドラインまでえぐり、森島にラストパス出したときは、ほんとゴールを確信したんだけどな。
大分の攻撃の起点となったのが、アンカー宮沢。
中盤の底から、華麗にパスをさばく。ジョンハンへのサイドチェンジが効きまくってた。
アビスパの守備の緩さを差し引いても、大分のサッカーを形にしたのが、宮沢とジョンハンだ。

2トップも気持ちよく仕事をした。
相変わらずのスピードとキレを見せてくれる木島。よく走りました。よくえぐりました。胸を打つね、彼のプレーは。
そして決勝ゴールの森島。
今日はメンタルで見せてくれた。あのシュートも落ち着いて抑えの効いたいいジュートだったし、スカパーのインタビューがさらに泣かせる。
J1へ連れて行く発言は頼もしく、さらに今の状況を楽しんでやりたいって、すごい成長じゃないですか。このメンタルなら、あと1枚でアウトの黄紙ももらわずに行けそうじゃないか。
ゴールの後、ピッチサイドのプレミアムシートのお客さんに駆け寄って喜んでたけど、今日あそこに居合わせた人は最高だね。
さて注目の土岐田と永芳。
田坂監督の目論見はぴたっと当たった。失敗を怖れず攻撃的にいける選手ということでの起用だったが、永芳は豊富な運動量で、攻守でいいとこに顔を出す。いやほんといいとこにいるんだよね。
宮沢?から森島、ワンタッチで永芳。一気に向こうの最終ラインを抜け出すかという決定的なプレーとか、チャンスメイクにも貢献。
ボールをもらってからの精度とかアイデアとかテクニックをクリアすれば無敵だ。
土岐田は、以前の攻撃的なプレーが随所に見られてワクワク。
さんぺーとのコンビネーションもいいね。攻撃に厚みを増す選択肢ができて、あと2試合も楽しみ。

なんかね。
じわじわっときた。まだこんなとこで、そんな気持ちじゃいけないんだろうけど、ね。
今度こそ、かくんって折れずに行けるんじゃないか。
いや、行くよ。ってそう思えるよ。

千葉が勝ち、山形は6位狙いでも厳しくなった。
京都が負けて、なんと2位まで勝ち点差3となった。東京Vも負けた。
ふたたび、天は我らにチャンスを与えてくださったのだ。

このまま、行くぜ!J1のステージへ。


【追記】
J'sGOALのジョンハンのおちゃめなコメントに和みまくってしまった。
「ゲーム前の選手の意気込みはすごかった。前節、自分は出場できずに悔しい思いをしたので、今日は勝ちたかった。試合ではフリーになる場面が多く、思うようにプレーできたが、最後の精度を高めないといけない。ここまでくれば他のチームは関係ない。あと2つ勝つだけ。昨日の選手だけのミーティングで足が折れるまで走ると公言したが、足が折れずにすんで良かった(笑)」
<J'sGOALより結果>
さぁ行こうぜ 俺たちの誇り 
愛しているぜ
 ラララ ラーラー ラララ ラーラー
 前を向き 突き進め
「サンバDEデート」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて