2012Jリーグ ディビジョン2 第24節
 大分トリニータ VS 湘南ベルマーレ
2012.7.15
僕らは確かに浮かれていた。
あの2008年以来の”首位”という甘美な言葉に。
順位表をスクリーンショットで激写し、ブログに載せて余韻に浸るなどと言う浮かれっぷり(あ、私のことです・笑)
そこにどどーんと立ちはだかった現実の壁。

上位対決を制すことなく、昇格はあり得ない。
さいしょのでっかい壁に為すすべなくはじかれたトリニータ。
でも、これで終わりじゃないんだぜ。(と、1日経ってやっと言えるようになりました)
さて本日のスタグルは、とり天カレー。
まさに点取って勝つぞってゲンカツギで。お味はまあまあそこそこ。
これが首位のプレッシャーってもんでしょうか。
やる気と気迫に満ちてるはずのトリニータイレブンも、なーんかおかしい立ち上がり。
まさに”浮き足立つ”ってことばがぴったりの。

対して湘南は、キックオフからいきなり全開の飛ばしっぷり。
おいおい、こりゃ90分もたないぜ。ふふ、後半はもらったな、などとこっそりほくそ笑んでたくらいの全開模様。
はあ、でもこれにまんまとやられちゃったわけですが。
それにしても、J'sGOALのコメントやレポ読むと、湘南の周到な戦略にまんまとやられた感が強い。
立ち上がりからのハイプレス、湘南サポに向かってゴールするようエンドの選択、守備の弱いジョンハンのサイドを突くこと。

湘南の速いパス回しに、大分DFは間合いの取り方がどうも中途半端。1点目なんかまさに、あれあれあれあれ??ってドリブル突破を許しちゃったし。いやあれは突破というまでもなく、どうぞどうぞみたいに、進路をきれいにあけ渡したみたいな感じだったぞ。

2点目のPKも、中途半端な清水の飛び出しとDFとの連携。

むむむ、な0−2。
サッカーの2−0は決して安全圏ではない。2−0から追いついたり、ひっくり返した試合はゴマンとある。
2−0のスコアをいいように解釈しつつ、まずは1点と手に汗握る。
なんせ負けたら首位陥落なのだ。7日天下なのだ。

と、森島、うわああミスかと思いきやうまく体を入れて渾身のゴール!!
1−2で俄然盛り上がる。
チームは息を吹き返し、シュートチャンスも多くなる。スタジアムはイケイケモード。

前半も残りわずか、うーん、なんとか同点までいけたら最高の折り返しになるんだけど。
と、思った矢先・・・・・・・・きれーいに崩され失点。
さあ後半。
宮沢チェンジで、村井。
おお、おお、もうちょっとだ。なんとか、形になってる攻撃が多くなる。
ただフィニッシュの形というか精度というか、その前の崩しがイマイチ。

森島・高松の2トップはいいね。
攻撃のバリエーションも出てくるし、このままシーズン通せるといいな。

だんだんジョンハンのエネルギーが切れてくる。
ミスの多いトッキーと心配づくしの左サイド。

藤川、木島と投入し、再びエンジンをかけ直す。
攻撃の形はつくれても、ゴールには至らず、悶々とした時間が続く・・・。
そして、前かがりになったところにぽーんと一発カウンター。ボールは飛び出してる清水の頭上を虚しく越えてゴールに吸い込まれる。
これにてジ・エンド。

はあ、もうたち直れんよ。
ひさびさに、もうサッカー見たくないって思いましたさ。
湘南の攻撃を止める術がないんだもんね。

これが実力差というものか。
これで終わったわけじゃない。って分かっててもさすがに落ち込んだ。
でも、まだまだリーグ戦は続く。
リーグ戦終盤までこの混戦は続くだろう。
首位のプレッシャーに負けて、大事な試合を壊してしまったこの経験を、良薬とできるか。

かの孔子さんも言っておられるのだ。
”良薬は口に苦し”
苦すぎる敗戦ではあるけれど、必ずや、この敗戦がリーグ終盤で生きる。

ま、そう信じて次に切り替えだ!

追記:久々の10000人超えだった大銀ドーム。この試合で、もういいやって思わんでほしいな。
次は勝つので、また来てくださいな。
<ニッカンスポーツより結果>
さぁ行こうぜ 俺たちの誇り 
愛しているぜ
 ラララ ラーラー ラララ ラーラー
 前を向き 突き進め
「サンバDEデート」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて