2012Jリーグ ディビジョン2 第20節
大分トリニータ VS 水戸ホーリーホック
2012.6.17
2連敗の後の2連勝。
失った自信を少しずつ取り戻しつつあるトリニータ。
上位争いに生き残るには、ここで立ち止まってはいけない。
田坂監督の口癖のようになっている”大分らしいサッカー”をしつつ、勝ち点3を奪う。
走れ!大分トリニータ。
スタメンは、GK清水。3バックに石神、阪田、土岐田。
ボランチが帰ってきた宮沢、ジョンヒョン。ハーフにさんぺー&ドンミョン。
3トップに村井、西、森島。

いわゆる1バック超攻撃的システムを内蔵したイケイケバージョンなのだ。
勝ち点を重ねている大分ではあるけれど、相手に押し込まれる時間が長く、なかなか”大分らしい”攻撃の形が作れない試合を続けている。
ここらでいっちょ、内容も結果もすかっといきたいもんです。
試合の入りは、大分ペース。パスサッカーでしっかりポゼッションし、という形が見えつつはある。
よし、今日は行けや!と思うが、だんだんいつものパターンにはまる。
んー、なんだんだ?

ポゼッションも中途半端、サイド攻撃は跳ね返されるクロスを入れるだけ。
ゴールのニオイのする明確な形が見えてこない。
んー、大分らしいサッカーって何??
ボランチからの小気味いいリズムが刻めない。
宮沢は、いいポジショニングでセカンドボールを拾うんだけど、ジョンヒョンとのコンビネーションができていない。
ジョンヒョンは、ピッチ全体が見えていないのか、自信なさげに見える。
ポジショニングも、ボールから遠ざかろうとしているようにさえ見える。
リターンパスばっかりで、それも意図が見えない。球離れがいいっちゃ、そういう言い方もできようが、まだこの選手の特徴がわからない。ストロングポイントを持ってるはずだろうに。
水戸サポさん、ようこそ 勝利に湧くスタジアム
後半もぐだぐだ感漂い、水戸のオフサイドゴールもあり、あれあれ??的な押されまくりの時間もあり。こういう展開にベテランの経験が生かされるところだけど、水戸は鈴木隆行を引っ込めてくれた。ほっ。

ああこのままスコアレスか。
と、あきらめモードも出てくる後半45分。もうここはセットプレーしかないでしょってタイミングに、CKを獲得。
そしてそして決めてくれたぜ、俺の、いや俺たちのドンミョン。いやー、バクスタからはドンミョン、ドンミョンの声が響きました。こういうバクスタはきわめて珍しい。やっぱ、俺たちのドンミョンだぜ。
勝利という結果は手に入れた。
でも、”大分らしいサッカー”はできたのか?
攻撃の形というものが、皆無だったように思う。よし、この形を続けていれば、必ず点は入ると選手が自信を持ってくり返すことができる”形”というものがない。
結局課題は持ち越し。

勝利の歓喜に酔うことはできた。
もちろんうれしい。
だからこそ、次は”大分らしい”サッカーを見せてくれ。

目下未勝利のバトルオブ九州。
いい思い出なんかこれっぽっちもない本城で、北九州を倒すぞ!
<ニッカンスポーツより結果>
さぁ行こうぜ 俺たちの誇り 
愛しているぜ
 ラララ ラーラー ラララ ラーラー
 前を向き 突き進め
「サンバDEデート」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて