2012Jリーグ ディビジョン2 第13節 大分トリニータ VS ガイナーレ鳥取 |
|||
2012.5.6 | |||
ゴールデンウィーク最後の日、そして中2日の4連戦最終戦という重要な試合。 この4連戦を1勝2分できているトリニータにとっては、ここで勝ち点3を取らなければ意味がない。 勝つぞ!と意気揚々のトリサポなのだ。 |
|||
|
|||
サッポロビールサンクスデーのこの試合。ピッチ中央には、勝ち星がでーんと鎮座し、スポンサーのご挨拶では、”圧勝”なんて言葉も飛び出す。 もちろん、白星の祝杯は黒ラベル、なのだ。 |
|||
|
|||
ようこそ、鳥取サポーターのみなさん。 鳥取サポさんといえば、鬼太郎の故郷。そして、一反木綿。 しかし、今年も大分の一反木綿の勝利です。 |
|||
|
|||
|
|||
連戦連戦の最終日。 どちらのチームも疲労の蓄積がものすごいことだろう。 でもトリニータにはいくぶん有利な条件がそろっている。というか、試合の展開もある程度予想できるのではないか。 まず鳥取は、アウェイでの移動がある。さらにJ2にあがって初の2連勝中。つまりかなり集中度の高いゲームをやってきて、メンタルがマックスになりきってしまった後の試合ということになる。 逆に大分は、九州ダービーを2つ引き分けて、かなり悔しい思いを持ちながらの必勝を期す試合。モチベーションが非常に高くなっている。 加えて、大分は前節から選手をけっこう入れ替え、疲労のたまった選手は休ませ、フレッシュな選手を起用することで、出場機会の少ない選手もモチベーションが上がっている。 鳥取は、39歳岡野が連続出場しているなどメンバーの入れ替えもあまりできずに疲労度が増していると思われる。 |
|||
大分のスタメン、おおおおお、ワクワク感が隠せない。 まず3トップに、村井、西。2人ともケガ明けの数試合を経てのスタメン。つまり疲労度があまりない状態。で、疲労度の高い高松をベンチスタート。 バックラインは、ドンミョン、坂田、安川という前節からのメンバー。 さてキックオフ。 いきなりの得点にびっくりするやらテンション急上昇。 CKのクリアを村井のダイレクトシュート。相手DFもクリアしきれず、そのままゴールネットに突き刺さる快心のゴール。 鳥取は、前節主力のケガもあり、やはり疲労の蓄積が大きいか、まったくプレスがかからず。大分が自由にボールを回す時間が続く。 こうなると、大分のストロングポイントがはっきり見えてくる。 |
|||
まずは石神。 伝説のキッカーは、本当に大分で伝説を作りそうだ。FK、CKに得点のニオイがプンプンするのも、石神のおかげ。DFのフォローにも回るし、前線にどんどん上がってくし、絶妙のクロスもほおりこむ。 石神を起点にした攻撃は、大分の得点パターンになっている。 そして村井。 前線で時間を作れる。相手に囲まれても、平気。柔らかいラストパス、自ら強烈なミドル。 強いプレスを受けたときに、どうだかというのが、今後見てみたいところ。 村井を前線で使えるようになったのは、ボランチで為田が使える見通しがたったから。 それにしても、為田の運動量はハンパない。 ドンミョン、サンペー、為田この3人の運動量は、大分のストロングポイントの一つかもしれない。 |
|||
|
|||
攻めながらも1点に終わった前半。 でも、途中出場の高松のゴールで、スタジアムは最高潮に盛り上がる。 やっぱ高松のゴールはとくべつだ。高松〜だあーいき〜とタオマフぶんぶん振り回しながらのチャントは、心ふるえるぜい。 2得点目も、脅威の打点でずとんと打ち抜く。 あ、西。 西のドリブル。これも盛り上がる。復調を思わせるドリブル独走からのシュート狙い。 ちょっとミスが多かったかなとも思うけど、本領発揮はこれからだ。 考えてみると、大分のクロスの質が格段に上がっている。 伝説のキッカー石神はもちろんだけど、ドンミョンがなにげにいいクロスをどんどん打っている。 高松の2点目、その前にも一本と安定している。 藤川の久々の出場もよかった。もともとクロスには定評があるので、これも期待できる。 |
|||
|
|||
トリニータ〜オーレ〜、トリニータ〜オーレ〜。 勝利を確信したときに歌われる勝利の凱歌、トリニータオーレ。これを歌いたくてしょうがないのが、トリサポ。 背筋が震えますよ。 ん?時計を見ると、後半43分。 早すぎない?でも、まあいいもんは長くてもいいか。 と思ったら、なんとアディショナルタイム5分。 ひえ〜。 長い長い至福の時が流れる。 いや〜、いいもんですね。長すぎるトリニータオーレ。 |
|||
次節は、アウェイ湘南戦。 目下2位の湘南との勝ち点差は3。得失点差も9で並んでいる。 つまり湘南に勝てば、湘南との順位は入れ替わる。 石神が累積で出場停止。さんぺーがどうやらレンタル契約の条件で出られないという話。 大分の生命線である、石神−さんぺーのホットラインが不在という事態。 でも、クロスならドンミョンもいるし、藤川もいる。 FKも村井もいるし、宮沢もいる うん、いい方に考えよう。 湘南倒せ! |
|||
<ニッカンスポーツより結果> | |||
|
|||
|
|||
reported by miyashu | |||
|風に吹かれて| |