2012Jリーグ ディビジョン2 第8節
大分トリニータ VS 徳島ヴォルティス  
2012.4.15
前節、アウェイ甲府戦J2天下取りに負けてしまったトリニータ。
ジョンハンのケガや土岐田の腰痛など離脱のメンバーも増えてきた。
でもピンチをチャンスに変えるのが田坂監督。さっそくより攻撃的なメンバー構成にシフトしてきた。
さて徳島サポのみなさん、いらっしゃい。さすがに日曜16時開催はきついでしょうね。J2日曜開催のネックはやはりアウェイサポ動員。うーん。
そして、徳島サポさんへアウェイの洗礼は思わぬところに潜んでいた。大スポンサー様、ネットワンシステムズの澤田会長のあいさつ。”徳島ヴェル・・・”ご、ごめんなさい。
でも、澤田会長のあいさつはいつもサポのハートをつかむ愛があるんだな。厳しくも優しいってのが澤田節。だからこんなにダンマクが並ぶんでしょう。
試合前の気分をほぐしてくれるイベントは、ゆるキャラ大集合。どっかでみたことあるキャラクター、え??と目を疑うようなキャラクター、まあとにかく県下各地津々浦々より集合したゆるキャラさんたちが、県警音楽隊の演奏をバックに、交通安全を訴えるダンマクとともにドーム内をパレードです。
さて迎え撃つ徳島ヴォルティス。
今季就任した小林監督は、そう大分をJ1へ昇格させた監督であり、セレッソ大阪時代は、田坂監督とは、監督・コーチの間柄だった人。
CBは元大分の福元。でも今節は元大分の三木がスタメン。高松VS三木のせめぎ合いが見られると思うとわくわくです。
大分の前線は、高松、小手川、為田。
サイドにはさんぺーとドンミョン。石神はバックラインに下がって、作田、阪田との3バック。
ボランチは不動の村井、宮沢。GKはもちろん我らがエスペランサ・清水!

ついに高松がほんとうに帰ってきた。
今季初スタメンはやっぱり盛り上がる。高松チャントに、タオマフぶんぶん振り回し、スタンドはいきなり最高潮!
そしてもうひとつの注目はやはりドンミョンかな。甲府戦の途中出場でも存在感を示してくれた。石神とのコンビネーションにも期待がかかる。
んー、なになに??この前半。
いつもぐだぐだでやっとこさスコアレスでふうっーと深いため息をつきつつ、後半に期待を寄せるってパターンのやつはどこいった(笑)

4連敗中の徳島はまだチームを構築中なのか、プレスはかからず、けっこう自由に動けるトリニータ。こうなると、宮沢・村井のダブルボランチが輝くね。
大きなサイドチェンジも華麗に、村井の技巧的キープ力もおしゃれに、惜しいシュートもかました。

田坂監督のより攻撃的な意図が感じられる左サイド。
ドンミョンの”タメ”に石神が上がる。あえてチャンフンを下げたのは、この左サイドの攻撃的連携を作りたかったからか。
高松の脅威のキープ力は健在。
高松のところですっぽりおさまるので、そこを起点に、サイドや小手川、為田が追い越してボールをもらえる。そうそう、これだね。
DFを背にして胸トラップ、足もとキープ。安定力抜群。ケガなく、コンディションをあげていってくれ。

前半、スコアレス。
うーん、1点ほしかったところ。内容は満足。でも、こういう試合に限って事故的な失点で内容のよいチームの方が負けるってのはよくある話。実際、大分もよくない内容で勝ってきてるもんね。
後半、鈴木の献身的な動きが、奏功し始めていったのか、徳島も目を覚まし、攻め込まれるシーンもあり。
大分は、木島タイム、期待の後藤投入も得点には結びつかず。ひっさびさの安川をサイドに入れ、ドンミョンをトップに上げ3トップがそっくりチェンジ。
木島にしても、後藤にしても、為田にしてもほんとよく走るね。ドンミョンもがんがん行くし、見ていて気持ちがよい。こういう場を数踏んでいくことで、成長する。
為田なんかえらく強くなった気がする。体幹が強くなったのか、ボディバランスがよくなったのか。いずれにしても、たくましくなった。

結局、スコアレスドローの勝ち点1。
この内容なら、勝ち点3がほしかったところ。まあそううまくはいかないのがサッカー。若い選手たちのがんばりが目に見えたというところで、悪くはない試合だった。
<ニッカンスポーツより結果>
さぁ行こうぜ 俺たちの誇り 
愛しているぜ
 ラララ ラーラー ラララ ラーラー
 前を向き 突き進め
「サンバDEデート」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて