第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会
2回戦 大分トリニータ VS 徳島ヴォルティス
2011.10.10
「目指せ元旦国立!」
この言葉が虚しく響くか、よしやったろうと気合いが入るかは、そのサポの心意気しだい。
終わる前からあきらめてちゃ、いかんぜよ。
2回戦の相手は、強いんだけど、なぜか大分は相性がいい徳島。負ける気がせんのだな。
いや、徳島は強いんだけどね。
リーグ戦と違ってピッチを取り囲む看板もない、メイン以外はぜーんぶ自由席だから、しきりとか、囲いもない。おまけに、屋台の数も極端に少ない。
だから、並ぶ。いきなり昼食難民になってしまった。・・・・挙げ句の果てにありついたのは、カレー。いつもの激旨コロッケカレーとかではなくて、バザーのカレーレベル、400円なり。
毎年、記念に買ってるプログラム冊子、内田篤人ファンは買うべし。ロアッソ熊本の集合写真には武士がいるでごわす。
センターバックに作田が帰ってきた。GKは初先発の丹野。ボランチにソンホが入る。ソンホのボランチが機能するか、注目。3トップの一角には、永芳、これも注目。
それぞれ、今後の生き残りをかけての先発。天皇杯だろうがリーグ戦だろうが、関係ないのだ。
魅せてくれ。
キックオフ、と思ったら、あれあれ?もう得点。
なんと開始2分のコーナーキックで、作田が決めた。今年最短時間の得点だな。
あんまりに早すぎるので、このあとの試合はこびも気になるところ。まあ、この時間じゃスコアレスと同じだけどね。
ところが、あれあれ?って事態は、さらに続く。
なんとパスがつながる。おお、お、おおって具合になぜかうまいことつながるのだ。
だまされてんるじゃなかろうか。
で、注目の永芳。
いいとこにいるんだ、これが。抜けだしがうまいことあわずに、オフサイドになったのもあるけど、ビッグチャンスにつながるプレー。ゴール奪えそうな、うまくあわせたループもあったし。
そして、チャンスメイクも。西が抜けだし、1対1のビッグチャンスになったあのスルーパスは、絶品。
でも、やっぱシュート打たない癖は課題かな。ペナルティエリアのシュートゾーンで受けたボールを、ジョンハンに回そうとしてパスミスになったのは、ブーイングされても仕方ないところ。打てるよ、あれは。
作田、やっぱり安心感が違う。
しっかりとコーチングして、危なげなくボールを奪う、相手の決定機をつぶす。やっぱ真ん中は、本職じゃないとね。
プレスのかけかたがしっかりとはまっていたので、おお、そこそこってとこでけっこう激しくいけてた。もちろん、全部が全部うまくいくわけじゃない。
左サイドからファーへクロス、さんぺー飛び込む。このパターンも決定的だった。さんぺーが上がらないと、このシステムは機能しないのだ。やはりジョンハン、さんぺーの攻撃参加が、いい試合のバロメーターになる。
それにしても、決定的チャンスのわりに、ゴールが決まらない。こりゃ、富山戦と同じじゃないか、ってニオイも。
試合はいい時間帯ばかりは続かないし、いいプレーが持続できるものでもない。だから、決めるときに決めておかないと大変なしっぺ返しを食う。せめて2点目は決めておきたかった。
途中、カンがDFに入って、永芳ボランチ、DFのドンミョンがFWというシフトチェンジ。さらにカンがマツケンと交代。
これでドンミョンががんがん攻撃チャンスを作り始める。サブにFWがいなくても、FWはどっからでもわいてくるのが田坂クオリティ。でも、ちょっとお疲れぎみのキレのなさもあったけどね。
森島、うーん、やはりスタンドからの風当たりは強い。というか、気にしないでいいレベルのヤジ。
まあ、今日はもうちょっとシンプルにいったらどうだいってのは、感じたなあ。
もうちょっと西、永芳との絡みがはまってくるといいかな。前俊が戻れば、また違うだろう。
これで天皇杯2回戦突破。
次は、J1川崎フロンターレだ。もう決勝に行くまで応援には行けないだろうけど、あの国立のピッチにふたたびトリニータが立てますように。本気で信じて応援しよう!
<オフィシャルより結果>
さぁ行こうぜ 俺たちの誇り 
愛しているぜ
 ラララ ラーラー ラララ ラーラー
 前を向き 突き進め
「サンバDEデート」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて