2011Jリーグ ディビジョン2 第28節
大分トリニータ VS サガン鳥栖
2011.9.17
ここ6試合を5勝1分の鳥栖。
そのうち6点取った試合が2試合もある鳥栖。
かつてJ2時代、大分には絶対勝てなかった鳥栖が、今や大分には絶対負けない。
3点取っても4点取って大虐殺された昨シーズン。
ロスタイムに大逆転されたベアスタの屈辱。

もう、鳥栖には勝てんばい、って気分にもなろうさ、ふつう。
でも、今の大分はちょっと違う。
田坂サッカーが浸透してきて、自信がちょっとずつちょっとずつ血肉になっているのだ。

出場停止で、前田、土岐田を欠く大分。
連戦の疲れ、中2日のアウェイゲーム、さらに前節ハットトリックの金民友を欠く鳥栖。
互いに譲れぬ戦いとなる。
前田、土岐田の出場停止は、チームとしては大きすぎる痛手。
しかし、ここで巡ってきたチャンスをなんとしてでも生かさねばならない選手もいる。
主力DFの相次ぐケガにもかかわらず、先発の座をコンバート選手に譲ってきた池田。本職DFの意地をなんとしてでも見せねばならない。
このままでは、来シーズンの見通しも立たない。昨年つかみかけたチャンスも、結局逃がしてしまった。心中、並々ならぬものがあるだろう。

対人プレーに自信を持つ池田は、フィジカル勝負を挑む。インターセプトは池田のウリだけど、そういう見せ場はなかったかな。土岐田のような攻撃参加は池田にはできない。同じとこで勝負してもしょうがない。だとしたら、池田が生き残るには何が決めてだろう。やっぱりフィードか?正確無比なロングフィード、ここで勝負か。がんばれ、池田。
そして刀根。
刀根って、年々劣化してきているような気がする。プレーの判断とか、思い切りとか、そういう部分もなんだかなあって思うことが多いな。この試合も、ボールを持ったときの雑な扱い(に見える)とことか、判断の遅さが気になった。
FW刀根のウリってなんだろう。もちろん、前田と同じ役割、同じプレーを求められて起用されたわけではない。やはり前線からの激しいチェイスを90分間しつづけることとか、フリーランからの抜けだし、といった動きの勝負だろうか。右サイドでサンペーがボールをもった瞬間、相手DFを縫って抜けだした動きなんか、決まれば決定的チャンスを生む。セットプレーでも、相手の裏をかく飛び出しで、一発ヘッドなんてあり得る。
前半のあのバーを叩いたヘッドが決まっていればなあ。

池田にしても、刀根にしても、この巡ってきたチャンスを死にものぐるいで生かしてほしい。
さてこの試合はJリースサンクスデー。クリアファイルいただきました。Jリースさん、ありがとう。森島、前田、西、ジョンハン、サンペーの5トップに田坂監督という、超攻撃的クリアファイルです(笑)そして裏面にサイン入り。お宝が増えました。
試合前にビジョンで流れてたトリニータの歴史を振り返るビデオ。高松、若いねえ。ここんとこ復帰してるみたいで、ほっと一安心かな。
刀根のジュートがバーを叩いたとき、よし、まだまだチャンスはあるぞって気持ちと、こういうのが外れるとあとあと響くんだよな、で、あれが入ってたら勝てたのにとかよくあるんだよなって気持ちが交錯した。んー、やはり当たってしまったか(笑)
でも、大分の攻撃はパスワークを主体とした大分の目指すサッカーがかいま見れるものが多かった。西の強引なドリブル突破は、抜いて抜いてわかして、シュートまで、もっていった。
やはり”消えてても西”だ。おいおいここまでもってったんだから、あそこにパス出せよ、なんて思ってしまうんだけど、やはり西は西。すごい選手だけど、いろんな意味で難しい選手だ。でも、西のドリブルはやはり魅力だし、テンションあがるね。
結果スコアレスドローは、とても悔しい。悔しいけど、見せ場がたくさんあったし、退屈はしなかった。上位に足止め喰らわすという大分の十八番が発動したってことで、まあ、次に勝ち点3を期待しましょう!
チャンスの順番 次は君に来る
どんなに負けてても 今度は勝ちに行こう
あきらめなければ 夢はかなうんだ
ずっと 頑張って来た
君の努力 報われるように…
”チャンスの順番” by AKB48
<ニッカンスポーツより結果>
さぁ行こうぜ 俺たちの誇り 
愛しているぜ
 ラララ ラーラー ラララ ラーラー
 前を向き 突き進め
「サンバDEデート」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて