2011Jリーグ ディビジョン2 第19節
大分トリニータ VS ギラヴァンツ北九州
at 本城陸上競技場
2011.7.2
昨年のアウェイ北九州初本城は、ゲリラ豪雨にずぶぬれ、終了間際の同点弾といいことなしの思い出。よし、今年は2連勝のイキオイで意気も高く勝っちゃうのだ。
サポーターはアウェイ力には屈指の力を発揮し、ホームジャックしちゃうぜと定評の大分。今年も、あちらこちからから本城目指して集結の予感。
さてさてなにはともあれみんずラーメン。北九州のラーメンといえば、やっぱここなのだ。
門司の本店が夕方からなので、小倉店へ。
おおー、ウワサ通りの超ど濃厚なとろとろスープ。麺は何やら昔懐かしいかんじがある。
むむむむ、んー。満足。
本城陸上競技場前の駐車場にクルマを入れて、さてちょっと一息。競技場前にクルマを入れれば、一安心。ここはすぐに満車になって、若松競艇場→シャトルバスコースになってしまうのだ。そこは、去年学習済み。
さて競技場前から探検。とりあえず歩く、歩く、歩く。橋を越えると右手向こうに巨大なイオンショッピングセンターが見えてくる。
試合前のボルテージをあげるべく、まったりとひととき。
あ、写真右は、がっくり完敗の帰り道、食べ物ものどを通らない・・・なんてことはなかった俵ハンバーグ&カットステーキセット。
スタに着くといきなり雲行きがあやしい。どんどこ薄暗くなっていきとうとうぽつり、ぽつりと雨が・・・でも、すぐに天気はもちなおし、サッカー日和となったのでした。
スタ周辺を徘徊すると、好調ギラヴァンツを盛り上げようとイベントや集客作戦が。スタジアムを黄色に染めよう作戦もあるらしく、ギラのコンフィットシャツ2000円のセールに思わず手が出かかる。いかんいかん。
台車で移動のニータンも3万人ハイタッチ作戦実行中。ん?ニータン、今日は足が長いぞ。
スタジアムDJは大分サポにはなつかしのTOM-G。でも、TOM-Gももうすっかり北九州のサポなんだな。大分・田坂和昭監督、北九州・三浦泰年監督は、ともにJリーグ創世期から最盛期を選手として活躍した経歴の持ち主。ここらへんにも、短いながらもJリーグの歴史が少しずつ積み上げられようとしているのを感じる。
スタメンはメンバー表を見ると4−4−2だけど、やはり横浜戦同様の3−4−3と予想がつく布陣。3バックはカン・土岐田・阪田。ボランチに宮沢・井上、サイドが刀根と為田。サイド攻撃が狙いであり生命線であるトリニータに、この若い二人が応えてくれるのか、というのもひとつの見所。
トップが森島と久々の先発、サンペー。
サンペーをアタマから使うとなれば、やはり前半のうちに先制点がほしいところ。
キックオフ。
んー、ミスが多い。これはもう練習練習でレベルアップするしかないところ。でもボールの回りは前節よりいいような気が。入りは悪くない。
前戦からのチェックもプレスのかけどころも意思統一ができているようなかんじ。井上があちこちに顔を出す。為田は積極的に仕掛けようとするが、突破まではなかなかいかず。
刀根が相変わらずサイドの上がりにフタをする。判断が遅いのか。
サイドが使えず、真ん中タテパスを通そうとするものの、んー。
スコアレスで前半終了。
後半、先制点は北九州。サイドをすこんすこーんとやられて、きれいにゴール!!ああっ。
追う展開に、トリニータは前田を入れる。さらにハセヒロ。
1ボランチにしてまで点を取りに行くというメッセージ。
水曜日にゲームのなかった北九州より疲労しているトリニータ、さらにアウェイでもあり疲れの出る後半でもあり、ここでリスクを負って勝ちに行くことが是か否かは分かれるところでしょう。
でも、いいんです。
ここで何としてでも勝ちたいという監督の気持ち。FC東京戦への布石もありましょう。3連勝勝率5割という結果もありましょう。ホームより多いんじゃないかというアウェイトリサポを喜ばせたいという気持ちもありましょう。
だからいいんです。大量失点大虐殺のリスクはもちろん承知の上で賭に出た。
それだけ負けられない一戦だったということです。
一人だけフルネームのカンソンホ メインスタンドもトリサポいっぱい
田坂監督の賭は失敗に終わった。
2失点目は後半かきまわし要員に隠し球としてとってあったレオナルド。見事にラインのウラをとられてゴール。これは森村のパスもレオナルドの抜けだしシュートも見事でした。まったくついていけないトリDF。
3失点目の福井のミドルはもうお見事というしかない。こんなの決められた日にゃあ、こちらのココロも砕けますぜ。ただ起点はこちらのミスからだったような・・・。
完全虐殺にすっかりココロ折れ、でもせめて1点とピッチに念を送る。ハセヒロの粘り腰ドリブルも流れるような攻撃にはつながらず、はあ、もうこのまま終わるのかと呆然。
今日の3バックはかなりワイドに開き、その間をボランチが埋めるって場面が多かった。3バックが中に絞って両サイドが下がって5バックというのは前節より減ってる気がした。これはどういう意図なんだろう。
疲労のせいにはしたくないと監督も選手も言うけれど、後半、疲労が大きく影響したのは事実だ。そこに対策はなかったかとか、ハセヒロや安川は先発で使われないのかとか。いろいろともやもやはもやっとしているけど、気持ちはFC東京戦だ!
それにしても、北九州、強い。
<ニッカンスポーツより結果>
さぁ行こうぜ 俺たちの誇り 
愛しているぜ
 ラララ ラーラー ラララ ラーラー
 前を向き 突き進め
「サンバDEデート」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて