2011Jリーグ ディビジョン2 第2節
大分トリニータ VS 横浜FC
2011.6.29
震災の影響で延期された第2節。横浜FC戦は、この時期となった。
カズがスタメン起用されて4試合負けなしと好調の横浜FC、一方の大分は本来の第2節ならケガで出られなかった藤川がスタメンで起用。この時期になったことが、吉となるか。
平日開催のうえ中2日となると、観客動員も心配。
もうこれはホーム2連勝しかない。離れた客を勝利で呼び戻せ!

本日はスタグルならぬコンビニグルメなのである。なぜなら、途中で寄ったセブンでいかにも食ってくれと手招きしてそうなソーセージ盛り@390円を見てしまったのだ。フクアリのソーセージ盛り、ベアスタのベーコン丼が大好物のソーセージフリークが買わないわけがない。値段相応に満足。
「大分がメンバー表と実際のフォーメーションがあまりにも違っていて嫌な思いをした」という横浜FC・岸野監督のコメント。
DF藤川・カン・阪田・刀根、MF西・井上・土岐田・幸野、FW前田・ドンミョンというメンバー表なら4−4−2、あるいは4−2−3−1って布陣が予想できるが、実際はMF土岐田がCBに入ってるし、ドンミョンはハーフの位置でプレーしていた。でも、だからといって「嫌な思い」って・・・。
1週間に3試合という連戦をにらんで、宮沢、森島をベンチスタート。元気な選手を使いたかったからという田坂監督。プチ・ターンオーバーは吉と出るか。
全員攻撃、全員守備を標榜する田坂監督、相手の攻撃になると、3バックのDFラインは、ハーフも下がってきれいにフラット5が並ぶ。ただ攻撃時に枚数が増えた場面も多い。CB土岐田ががんがん上がってくる場面も。この3−4−3なんだか不安定な感じもするんだけど、成熟してくれば理想のフォメになるんだろうか。5バックは基本モードとして織り込み済みの模様。
試合は前半28分、横浜の柳沢が2枚目のイエローで退場。試合の流れは大きく変わる。SBを欠いたため、岸野監督は前線のカズを下げ、SBを入れる。4−4の2本のラインにカイオが残る4−4−1で戦う横浜FC。

でも、大分は戦い方を変えるわけではない。相変わらずの慎重な5バック、攻撃も怒濤の攻めとまではいかない。支配率はぐーんと上がってはいるのだが。
軽い守備とミドルはいけるってイメージだったカンはごりごりのカラダをはったディフェンスをする。藤川の仕掛けと安定したクロスは、かなり頼もしい。ケガで途中交代したのが心配。
刀根が劣化してる?ボールタッチもなんだかだし、判断がワンテンポ遅いように感じる。本能の赴くままに前線で走り回ったほうがいいんじゃないのか、とさえ思う。どうなんだろう。
ドンミョンが意外によかったりする。いいタイミングでボールカットしたり、サイドのせめぎ合いにけっこう強かったり、中盤から前線にいいタイミングでのあがりを見せたり。FWとしてはゴールできるイメージはないんだけど、このポジションならそこそこいけるのでは?
横浜FCサポさん、いらっしゃい アップの風景にもココロ踊る
得点は、大分のたたみかける攻めの姿勢が生んだものだ。つないで狙って、狙ってつないで、こぼれたボールは井上が吹かさず冷静に決めた。ワンプレーワンプレーに選手のボールに対する執着が見えた。まさに粘り腰の末のゴールだ。
後半はボールに対する執着が高い位置でのインターセプトだったり、ボールの奪い合いだったり、そこここに見えた。あまりほめられた展開ではないが、こういうプレーの積み重ねがチームを強くしていくんだろう。
サンペーが走るとスタジアムの空気が変わる。
ひたむきさ、勝利への情熱がびんびん伝わってくる。疲れの出始めた後半にこういう選手が出てきたら相当嫌だろうな、相手は。
得点のニオイはあった。西はまたまた惜しい、悔しい思いをしたことだろう。体のどこかに当てていればそのままゴールって場面も、ゴールに飛び込んだのは西の体だけ。んー。
惜しい場面はいくつかあった。数的有利という好条件もあった。でも得点は1点のみ。
ここ2試合2点ずつ取ってるし、不調とは言えないけど、やっぱ決めきれない。
1点差を守りきったという成長は見えた。今季初の連勝という結果を残した。
勝ちを重ねることで得られる成長もある。
どんどん行こうぜ!
トリニータの試合が楽しみで、仕事とかいろんなことも、次のゲームを応援に行くためにがんばってるんだ。トリニータの試合に行くために1週間が回っている。そんなふうに以前は感じていた。
でも、いつからだろうか、そんな感じがなくなってしまったのは。けっこう久しいような気がする。
この2連勝で、ちょっとそんな昔の感覚が戻ってきた。
北九州、行くぞ!
そして、3連勝を飾って、ホームでFC東京を迎えるのだ。
やはり、勝つことでモチベーションは上がる、そして、お客さんも帰ってくるのだ。
<ニッカンスポーツより結果>
さぁ行こうぜ 俺たちの誇り 
愛しているぜ
 ラララ ラーラー ラララ ラーラー
 前を向き 突き進め
「サンバDEデート」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて