2011Jリーグ ディビジョン2 第17節
大分トリニータ VS ロアッソ熊本
2011.6.19
本日のスタグル。
大阪王将のギョーザ。意外にうまいぞ。からあげカレー。やっぱりうまいぞ。そして、興味本位のとり天コロッケ。コロッケの中にとり天の細切れが投入されているというもの。(写真ではわかりづらいですね)なんでわざわざコロッケに入れなきゃなんないの?的な違和感ありあり。失敗だな。
九州ダービーでもとりわけ盛り上がるのが熊本戦。
しかも、去年は2分けと決着がついていない。さらにさらに、熊本のスタメンには松橋、原田、そしてエジミウソンというかつて大分に在籍しとても親しまれていた選手が名を連ねる。
大分にも今年熊本から移籍の西がいる。
親近感と馴れ合いは紙一重。
ここはひとつ、びしっと気合いを入れて熊本を倒しにいかなきゃ。お友達なんかじゃないぞ。
大分は3連敗中。絶対に変な試合はできない。
そこはやっぱりゴール裏。
まずは熊本からコール。大分なんかにゃ負けないとかなんとか。おらおら的挑発コール。
それに対して、大分は「熊本なんに負けられない」のダンマク。
ダービーはガチンコ勝負だぜいって、両サポーターの連携でアピール。やっぱこういうあおり合戦は気持ちが盛り上がる。
メンバー紹介も、ブーイングだな、と思ってたら、原田に拍手、章太に拍手、エジに拍手のバクスタ。ゴール裏からはブーイング。考え方はそれぞれかもしれないけど、試合前の敵の選手なんだから、拍手の方がその選手に対しては失礼じゃないかな。
まあ、愛情表現はいろいろでいいんだけど。
前半、なんかミス多すぎ。
4−4−2の2トップが森島、ドンミョンってことはスピード系でウラをとろうって狙いか。
意外と、といっては失礼だけど、ドンミョン悪くない。ボールが足に着かないってだけで動きはOK。まあボールさばきが問題なんだけどね。でも、あのミドルはよかった。誰か詰めてくれって。

またまた先制ゴールを許す。
しかも、エジがからみ、原田のクロス、こぼれたところを章太が決めるっていうトリの恩返しゴール。章太、あのぎりぎりのところで外すのが君でしょう。らしくないなあ(笑)

前半はすっかり熊本のゲーム。
大分は左サイドからの攻撃に栓をされて、逆サイドに大きく展開するも、距離がありすぎてか、精度が悪く藤川が追いつけないってミスボールが多発。両サイド手詰まり状態。
またまたこんな試合をくり返すのか。
ハーフタイムにロアッソ君がスタジアムを駆ける。速い速い。
ニータンも駆ける。だいじょうぶか。ホームゴール裏の前で小芝居を展開する。ほどよく脱力。

さあ後半。
なんといきなりトリニータのボールが小気味よくつながり始める。え、いいじゃない、いいじゃないと思ってたゴール正面で思い切り振り抜いた土岐田のゴールが生まれる。おお、やっぱ下を向くんじゃないな、上を向くんだよ。
さらにさらに、サイドの距離感がよくなったか、サイドの展開がつながりはじめ、藤川の攻撃参加が目立ち始めた矢先の森島からのつなぎ。藤川のクロスはフリーになった西へ。ちょっとヒットしそこね系のボールはなんとかなんとかゴールの隅に吸い込まれる。
ぎゃ、逆転〜!!!!!
なんかこういう展開これまでなかったなああ。ああやったぞ、逆転だ。
でも、このまま勝てる感はまったくなし。リードした方が怖いってのはトリサポの共通認識。

藤川のサイドバック。
ひと味違う。攻撃の上がりも、クロスもどっしり安定感というか安心感。
遅れてきた男、はやっぱりやってくれるぜ。と、今後の活躍にわくわくしよう。
そして最大の見せ場がやってきた。
西の突破は、3人を交わしゴールラインを切り裂く。GKと対峙し、一振り。
うおーーーーーーー、やったーーーー。
誰もが確信しただろうに、ボールは無情にもバーにはじかれゴールならず・・・・・・いやあな予感にさいなまれる。
もう、トリサポ全員がたらればのオンパレードですよ。ロアッソから移籍してきた西が、真にトリニータの西になって勝ち点3をもぎ取る。なんて完璧なシナリオじゃないですか。サッカーの神様は非情だ。

これ以降、試合の内容については語ることはひとつもない。
試合後すぐ、大分のゴール裏に来てくれたエジミウソン。
「離れていたって、きみは僕の親友さ!」という意味のポルトガル語のダンマク。久々のバモ、エディチャント。
ここまでサポーターに愛される選手がいるってのは、チームのひとつの歴史だなと、改めて思う。
原拓も章太も大分で愛された。でも、やっぱりエジミウソンは特別なんだな。こういう特別な選手がいるってことが大事だ。
また勝てなかった。
勝てるはずのゲームをするりと手中から逃してしまった。
「若さ」でもない、「経験」でもない。
チームはこのゲームで確かな成長を見せた。
それでも、何かひとつ、足りないものがある。
その何かひとつ、を見つけない限り、勝ち点3は遠く手中にはおさまらないだろう。

何かひとつ、をつかむためにあがくチームを、
あきらめ悪く応援しよう。
何かをつかんだら、きっと、このチームは、
勝ち続けるようになる。
<ニッカンスポーツより結果>
さぁ行こうぜ 俺たちの誇り 
愛しているぜ
 ラララ ラーラー ラララ ラーラー
 前を向き 突き進め
「サンバDEデート」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて