2010Jリーグ ディビジョン2 第37節
サガン鳥栖 VS 大分トリニータ  
at ベストアメニティスタジアム 2010.11.28
「ただいま 大好きな 鳥栖スタ」
2002年J2、アウェイ鳥栖戦で、あの伝説のテッペーゴールで勝利。ぐぐっとJ1昇格を引き寄せた思い出の鳥栖スタジアム。
そのとき掲げられたダンマクが「さよなら 大好きな 鳥栖スタ」
間、7シーズンを経て帰ってきました。J1がどうとか、J2がどうとかそんな変な意味はありません。ただ私たちは、鳥栖スタ(現ベアスタ)が大好きなんです。そんな素の素直な気持ちが「ただいま 大好きな 鳥栖スタ」だと思います。
無骨な鉄筋が古代鳥の骨格を連想させるスタジアムの外観。
そして中に入れば、間近に迫り来るきれいなピッチ。
サッカー専用スタジアムっていいな、こんなホームスタジアムをもってるなんてうらやましいな。
正直、そう思います。確かに大銀ドームはお金もかかってるし、大型ビジョンひとつとっても、ベアスタよりも恵まれてる。でも、そんなこととはひきかえにできないサッカーを楽しむ環境が、ベアスタにはあるように思います。
リプレイなんか流れなくってもいい、背もたれつきのイス席でなくってもいい、サッカーを楽しむため、好きなチームを応援するために来てるんだから、サッカーを堪能できるスタジアムがいちばんいい。
そういう意味で、やっぱりベアスタが大好きだ。
プレーの迫力も違うし、選手の表情や息づかいさえ手に取るようにわかる近さ。
いいなあ。
そしてそして、今回、ががーんとやられてしまったのがスタグル。
いろいろと事前情報を収集した結果、イブスキのホットドッグは絶対食うべき、もうこれすごいもんね、と心は決まった。目指すは行列のできる赤いトラックだ。
アウェイ入場口はなんとなんとのながーい、ながーい待機列。なんかうれしくなったね。鳥栖までかけつけるトリサポさんがこんなにいるじゃないか、すごいじゃないか。
で、ながーい待機列が徐々にスタジアムに吸い込まれ、ダッシュで席取り、そしてホーム側のスタグル広場へ。
ホームのメイン入り口は、いろんな屋台がぎっしり。そして、なんとまたここが非常にいい雰囲気。アウェイのトリサポさんもユニ着たまま。両チームのサポーターがフレンドリーな感じでくつろいでる。ニータンやウィントスくんも、記念撮影に応じたり忙しそうだ。
ウィントスくんはけっこう挑発的だ これがイブスキの赤いトラック
有名なかしわうんどんや、うまそうな雰囲気をかもしている佐賀牛のバーガーも気になりつつ、やっぱイブスキ。ホットドッグ500円と、限定のベーコンライス丼500円を買った。
ホットドッグのソーセージのぷりぷりじわじわかげんとパンのかりかり具合が非常によろしすぎ。
ベーコン丼は、ソーセージ2種?ベーコン、薄切り肉?なんかがごちゃっと盛られてパンチ力満点。
おお、おお、こりゃやられたぜ。予想以上のうまさ、ボリューム。大満足。
ゴール裏は、スタの角っこのスペースに集結して、鬨(とき)の声をあげる。ぞくぞくしてくるね。
なんかひさびさに、楽しいってかんじだ。

ベアスタは試合前にいろんな曲が流れる。で、なんと「日曜日よりの使者」が流れ始めた。
もう、こりゃ歌わにゃならんでしょ、って雰囲気で、ちょっとずれつつも「大分よりの使者」の大合唱。バクスタでももちろん歌いますよ。
やっぱ、この楽しさは大銀ドームじゃちょっと味わえない。この独特の雰囲気は、ベアスタだからなのか。
ベアスタは、サッカースタジアムに行く楽しさを味わわせてくれる。いいねえ。
ウイントスくんも、アウェイゴール裏にごあいさつ。
この挑発的な面構えが憎らしいけど憎めない。後ろから蹴りのひとつも入れたくなるかわいさ。
そして、いよいよ選手入場。
大分のゴール裏は、コレオ。そしてアレオトリニータがスタジアムに響く。んー、ここまでは最高だ。あとはゲームだけ。
いきなり鳥栖の激プレスにたじたじ。DFラインもなんとかいなしながらも、ボールを前へ送ることができない。
おまけに早々の菊地の負傷交代。
これが痛かった。
とにかく相手のプレスに押されて、ボールを持てない、出せない。前線もタメをつくれず、すぐカウンター。
ああ。
もう1タイミング前で蹴ればいいのに、ほんの少し出すのが遅いよ、なんでそこでわざわざ囲まれる、ああ、また戻す。
東が入ったからなのか、鳥栖のプレス疲れが出たからなのか、後半は少し攻撃らしいものも見られたけど、やっぱ、試合通してみたら、鳥栖にタジタジ。イキオイで完全に負けてます。
あー、もっとなんとかなっただろ。ボギョンを入れるのは、あの時間なのか?引き分け狙いの時間稼ぎに見えるぞ、などと思いつつ、最後のビッグチャンスも実らず、スコアレスドロー。
あーあ。身も心も冷え冷えですな。
【番外編ラーメン日記】
鳥栖のラーメン屋はどこがいいのか。検索して探り当てたのは「久留米純とんこつ岡村屋」。
純とんこつというだけあってまさに純とんこつ(何のこっちゃ?)大砲ラーメンで修行しただけあって、やっぱ純とんこつ。麺はもうちょっと細麺のほうが好みかな。美味しくいただきました。
<ニッカンスポーツより結果>
止まらねぇ 俺達 大分
暴れろ 荒れ狂え
ラララララララーラララ 
叫び (oi) 歌え
「SEE OFF」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて