2010Jリーグ ディビジョン2 第29節 ギラヴァンツ北九州 VS 大分トリニータ |
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北九州市立本城陸上競技場 | |||
2010.10.2 | |||
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北九州のラーメンと言えば「みんず」と「魁龍」らしい。こってりトンコツの久留米ラーメンが食えるのが「魁龍」ということで、本城陸上競技場にいちばん近い八幡西店に開店と同時に駆け込む。 おお、ワンタンまでトッピングってのはうれしいね。こってりっていう割に飲みやすいマイルドな感じのスープでした。 さあ、腹ごしらえもしたし、本城陸上競技場にダッシュだ。 |
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北九州のホーム開門はキックオフ3時間前。 ラーメン食ってたせいで、2時間10分ほど前に着いたときは、すでに競技場も競技場前の第2駐車場も満車。若松競艇場まで移動して、シャトルバス。 ぐるっと競技場を一周してたら、ちょうど正門付近でトリニータの選手バスの入りに出くわす。 がんばってくれよ、と念を送る。 |
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雨、降るかな。 んー、まあ、なんとかなるだろ。ちょっとぐらいはぬれてもかまわんか。 競技場隣のスーパーで買い物しつつ、雨具どうしようと思いつつ、強気の判断。 アウェイゴール裏はぎしりって話だったし、サッカー興味なしの下の娘もいるのでバクスタへ。 ギラヴァンツは協賛企業の出資で、小中高校生を招待する「夢チケット」という事業を行っている。名簿に学年学校名前を書けばB・C席のチケットがもらえる。これはいいね。 |
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この日のホームギラヴァンツは気合いの集客を目指してるようで、カラーボードやTシャツを無料配布して、スタンドを黄色く染めようキャンペーンをはっている。マッチデーに加えてフリーペーパーもあり、なかなか充実。 | |||
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センターラインから青と黄色にまっぷたつに分かれた競技場。ああ、いいねこういう風景。 大きなハコモノスタジアムにはない雰囲気。 バクスタは仕切もなにもなくギラサポ、トリサポがセンターで分かれている。 |
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スタジアムDJの選手紹介が面白い。選手の名前の前にフレーズが入るのだけど、これが長い長い。キャッチフレーズっ感じじゃなくて、紹介文みたいな長さ。選手への思い入れが入っててそれもまたよし。 そして、サポーターのことを「応援団」という。これも何か思い入れがあってわざわざそう呼んでいるのだろうか。 |
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さあ、キックオフだ。 前節に引き続き、3−4−3の布陣。ポイントは右サイドハーフの土岐田の上がりか。 で、見事に「いつもの」サッカー。 いくぶん、サイドチェンジから土岐田の攻め上がりが目立つくらいで、あとは全然変わっちゃいない。ポゼッションしてポゼッションして、フィニッシュまでいかず相手ボール。 北九州はボールもったら素早く前線に放りこむ。でも、なかなか通らない。 行ったり来たり、で、フィニッシュのないでれんでれんの攻防が続く。 |
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で、雨がぽつぽつ。 ぽつぽつが、ザーザー、そしてどしゃどしゃ・・・・。 これくらいの雨、って思ってたら、とんでもない豪雨に。しまった、何ももってない。 しかし、こんな試合でも目を離すわけにはいかない。 あっという間に全身ずぶぬれ。 下の娘はスタンド通路にあったテントに荷物全部もって避難させた。ポンチョを買いに行かせたら、すでに売り切れ、ギラヴァンツの売店ならあるかもと言われたらしい。さすがに黄色いポンチョで応援はできないと上の娘はあきらめて戻ってきた。 そして、ぬれてもいいから試合を見るという。おお、いつのまに立派なトリサポに。よしよし、ぬれてもいいから見ろ。 ハーフタイム。 ダッシュでテントに避難。雨はざんざか降り続く。なんてこったい。 自分はいいいけど、子ども達に風邪でもひかせたら、コトだな、うーん。 |
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後半。 少しずつ雨は弱まり、ついには晴れ間も。 やっと人心地ついて、試合に集中。 でも、相変わらずのサッカー。 キムに代わってウッチー。キムがまわりとからめてないのは分かるけど、次の選択はウッチーなのか。3バック+2サイドバックの5バックでもやりそうな布陣だ。(もともとウッチーはハーフだけど) どうも、カンのところで、ボールが滞る気配がある。 北九州で活躍を期待されてる小森田が相手ボランチだけど、小森田みたいな展開力のあるボランチが一人いれば違うのにな。 菊地はケガだろうか。代わって刀根投入。 ひさびさのピッチが、超地元、ど地元とあって気分も特別だろう。激しい当たりで気合いを見せた。 そしてついに先制ゴール。 ぽっかり空いたコースにきっちり東。東も超地元だけあって、凱旋ゴールはうれしかろう。 でも、これが今のトリニータの限界なのか。 チェを投入するも、2点目が奪えないまま、5分のロスタイムへ。 まあ、1−0でも勝ちゃいいよ、勝ちゃ。 久々の勝利にはふはふ飢えながら、勝利の瞬間を心待ちにする。 もう時間ないだろ、これでおわりか、ってラストプレー。 え、え、え、なんか元気な外国人が仕掛けてるよ、え、え、え。 これ、いかれるよ、って思ったら、ほんとにゴール・・・・。 ショックってもんじゃないでしょ。呆然・・・・・。 選手も次々ピッチに倒れ込む。 どうして勝てない。ここまできといて。 熊本戦でもラストプレーで引き分けたという圧倒的な北九州の引き分け力に負けたか。 それとも、大分の勝てなさ力が発動されたか。 身も心もぐしょぐしょになりながら、足早にシャトルバスへ向かう屈辱。 忘れんぞ。 |
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<ニッカンスポーツより結果> | |||
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reported by miyashu | |||
|風に吹かれて| |