| 2009Ｊリーグ ディビジョン１ 第31節 横浜Ｆマリノス VS 大分トリニータ |
||||
| at日産スタジアム 09.11.8 | ||||
| 今年のアウェイのシメは、日産スタジアム。 どうかこの日までトリニータの降格が決まっていませんように・・・祈りも虚しく迎えた降格決定後初のリーグ戦が、この試合となったのだ。 でも、こうなってもキャンセルするつもりは毛頭なかった。でも、サポーター少ないだろうな、消化試合モードでいっぱいなのかな、と思いつつの日産スタジアムだったけど、いざフタを開ければびっくり。 降格とかなんとか、そんなの関係ないぜって、世界だったのだ。 |
||||
|
||||
| 駅にはマリノスのホームゲーム告知があちこちに。 「守りを固める亀の甲羅を打ち破れ！堅守の称号を賭けた戦いを制するのは俺たちだ！」 とホンモノの亀合戦をあおるコピーが。 そして、駅から歩いて乗り込む日産スタジアムは、アウェイ感たっぷり。トリユニが見あたらない。 |
||||
|
||||
| 翌日、街歩きのついでに、マリノスタウンに行ってきました。さすが、違いますな。クラブハウスから練習場のピッチから何から。練習を見ながらくつろげるレストランや、カフェもあるし、練習場には立派なスタンドがしつらえてあるし。格の違いを見せつけられました。ま、いいけど。 | ||||
|
||||
| 初日産スタジアム。 ワールドカップはじめ、数々の国際大会の大舞台となってきたあの日産スタジアム。 でも、建物自体のインパクトはあんまりなかったなあ。 やっぱりサッカー専用スタジアムのインパクトにはかなわないのでしょうか。 |
||||
|
||||
| あ、マッチデー買い損なった。ホーム側でしか売ってないのかな。不覚。 ゴール裏の中心は音の響きを考えてか、最前列ではなく、ちょうど屋根の下に当たるところに集結。ひとしきり写真を撮った後、そのエリアのはじっこに移動。スカパーからぎりぎり外れるかなってところで、立ち応援。 ゲーム展開も手伝ってか、かなり楽しい応援になった。タイコのメリハリが効いて、ここってところで強く響く。タイコに乗せられて、どんどんゴール裏もヒートアップしていく感じだ。 |
||||
|
||||
| マリノスは、監督問題で揺れる。 木村浩吉監督へのサポの思いがダンマクに込められる。 さて、キックオフ。 攻めるマリノスを虎視眈々とチェックに行く大分という構図でゲームがつくられる。 大分はチェックの出足が速いので、マリノスはすぐに追いつめられボールを戻すシーンが多々。 そして、攻撃のシフトが入ると、果敢にボールを奪い、素早くカウンター。 大分の攻撃が普段と違うのは、カウンターに入ってからの攻撃のスピード。 これまでは、DFラインからゆっくりビルドアップして同じテンポで前線まで持って行ってたから相手DFを固められ、攻め手をなくしていた。 カウンターに入っても、それはあまり変わらず、遅効のカウンターをくり返しては、ボールをはじき返されていた。 ところが、この試合の大分は、DFの裏へ鋭くスルーパスを通したり（清武の功績大）、金崎、フェルが裏を取る動きを見せたり、素早いパス回しから、サイドが抜け出したりと、パスサッカーが存分に生かされる攻撃を見せた。 カウンターサッカーと言っても、シャムスカのそれとはまったく違う攻撃を見せた。 ポポヴィッチは２点目の攻撃を、絶賛したが、きっとこういう攻撃を目指していたのだろうということがうかがえる、きれいな展開だった。 |
||||
 |
||||
|
守備の寄せの速さと、ボールを奪いに行くねらい所の徹底、そしてカウンターに入ってからの迷いないスピード。そういったものが、うまくはまった感じだった。 守備で個々を見ると、あれあれ？？なところもあるが、菊地の力がやはり大きい。さりげなく危険なところをチェックにいっている。深谷のように徹底して対人でつぶしにいくのはなく、広い視野で危険地帯に素早く出動するイメージだ。 カウンターサッカーになったので、高橋が生きる。 スペースを思いっきり走る大輔は、やはり魅力だ。こういう展開にならないと、大輔はなかなか生かせない。右からのクロスでは、明らかに清武はファーの大輔を狙ったボールを蹴っていたし。 |
||||
 |
||||
|
気持ちの見えるサッカー。 勝ち点へのこだわりが見えるサッカーが見られて、そのうえ応援も盛り上がり、もう言うことなし。 こういう試合がもっと早くに出来ていたら、なんて愚痴はよそうと思えるくらい、気分は爽快になった。 終わったことはしょうがない、でも、来シーズンにこれはつながるよ。 |
||||
 |
||||
| 試合終了。 マリノスサポーターから、ダンマクが掲げられる。 「遠いけどまた行くぞ大分」 なんともうれしいエールではないか。 「大分遠すぎ」以来、さまざまなダンマク合戦が繰り広げられ、切っても切れない仲？となっているマリサポさんからのエールだ。 「横浜大好き」「Fマリノス」コールで返す。 向こうからもトリニータコール。 勝利だけでないうれしさ。ありがとう、マリサポさん。 横浜にも必ずまた来ます。 |
||||
 |
||||
| その場では気づかなかったけど、下にも裏返って読めないダンマクが。 http://goyoukiba.blog.shinobi.jp/Entry/89/ このブログで分かったんだけど、「ダンマクぐらいいいじゃんか」と書いてあるそうです。 これは例のダンマクの件で処分を受けたコアサポさんがたに送ったメッセージのようです。 |
||||
|
||||
| さあ、これでリーグ７戦負けなし。３勝４分け、勝ち点１３です。 もう目指すは当然、あと３つを勝つこと。 千葉超えも見えてきました。 Ｊ１とはひとまずさようならのあと３試合。トリニータ旋風を吹かせてみようじゃないですか。 |
||||
 |
||||
| <ニッカンスポーツより結果> | ||||
|
||||
|
||||
| reported by miyashu | ||||
| ｜風に吹かれて｜ |
