2009Jリーグ ディビジョン1 第15節
大分トリニータ VS 鹿島アントラーズ
09.6.28
リーグ戦ひさびさのホームゲーム。
普通ならキックオフまで、楽しくて仕方ない時間を過ごすはずなんだけど、やっぱり今の状況じゃ気が重い。悪いことばかり考えてしまう。
でも、どこかで信じてる部分もあるのだ。
上の娘を連れてきたので、お約束の屋台村へ。
牛串がおいしい。でも500円じゃいつも買うってわけにはいかないですね。白ニータン焼きは、長蛇、とまではいかないけど行列ができていたのあきらめる。某夫妻が並んでいたのに出会う。
サバイバルもあと20試合。勝ち星5割じゃアウト。現実的にかなり相当めちゃくちゃ厳しい。
勝てそうにない相手に勝っていかないと残留はない。
鹿島にもジャイアントキリングを起こさねば。
ドーム外周のフェンスにダンマクがはられていると思ったら、なんといつものところにダンマクはいっさいなし。ゴール裏中央に「プロのプライドをみせろ!!」のマクのみ。
試合前のメンバーコールや、応援はいっさいない。
中断期間明けの最初のホームゲーム。こういう手段に出たのだな。
一瞬のスキをつかれる、運動量が足りない、などおよそプロらしくない試合をたくさん見せられてきた。そして11連敗というこれもまたおよそプロとして考えられない結果。
プライド、というか「意地」を見せてくれ。フットボールプレーヤーとしての意地を!
エジが戻ってきた。高松も夢生もベンチ入りだ。
そして3バック。選手がそろいはじめて、従来の3バックにもどした。これが機能しなきゃ、もうどうしようもないぞ。

試合は、チャントやコールでしっかりとサポートする。序盤から、スタジアムの熱気は上昇している。
もちろん鹿島のキープ率は高い。当然のごとく完全に鹿島のペースでゲームは進む。
だが、それこそが大分のペースなのだ。久しぶりの感覚。受けにまわって、ひたすら相手の攻撃をかわす。ゆったりしたペースに相手もはめこんで、時折カウンター。
カメナチオと呼ばれた頃の大分の術中、と思ったんだけどなあ。
前半、ペナルティエリア内でのマルキーニョスのシュート。あの体勢からあの正確なシュート。周作のファインセーブで事なきを得たけど、ああいうストライカーは怖い。というか、大分に欲しい。
あれで点を決められたら、相手も心折れますぜ。

のらりくらりと前半スコアレス。
これは久々に大分のペースではないかい。ひっそりと本当に心密かにほくそ笑むハーフタイム。
そして清武の先制弾。
失敗を見事に取り返すかのような、素晴らしいゴール。
シナリオは完璧だ。ものの見事にはまった。・・・・・・と思ったのもつかの間。

同点・・・逆転。
どうしてこの流れを食い止められないんだ。
何度同じパターンで逆転を食らうんだ。

ベンチワークか、選手個々のメンタリティか、それとも逆らいがたい運命なのか。
なんで逆転されるのか、わからん。そういえば広島が落ちたときも、なんで負けるかわからん状態だったな。今の大分より強かったぞ。

高松・夢生を投入し、最後の最後までチャンスを作り粘るも、得点できず。
ここまで粘れるなら、なんでもっと早くがんばらんのかい。
言ってもしょうがないけど、毎度のことで言いたくもなる。

呆然。
もう呆然とするのにも、慣れてしまった。落ち込むとか、怒るとかいうのではなく、ただ呆然。
ありえん。
そしてバックスタンドにはさらにありえん光景が。
スタンドのあちらこちらから、拍手が起きた。12連敗とか、勝ち点4とか、J2とか残留とか、そういうのはどうでもいいの?あの鹿島相手に、よくがんばったね、とかそういう意味?落ちてもいいから、楽しく試合見せてね、とかそういうレベルでしか大分を見てないのか、そうか。

拍手に包まれるバックスタンドで呆然どころではなく、愕然とした。

さらにゴール裏。
高松にメガホンが渡された。何か言ってる。
後ろで森重が激昂している。なだめるエジ。さらに大海がメガホンで何か言ってる。
選手も前の方に集まってる。森重、夢生、家長は遠巻きに見ている。
で、いきなりトリニータコール。

なんじゃそりゃ?????

掲示板等で詳細が書かれた記事を見たけど、信憑性があるかどうかわからないので、見たことだけ書いた。なんかあっけにとられてしまった。(それ以上何も書けないし、書きたくもない)

もう、何をどうしたらいいのかわからない。
でも、最後まできちんと見届けよう。トリニータの選手が、残り19試合で、どんなプレーを見せてくれるか。すべて見届けよう。
それだけだ。
<ニッカンスポーツより結果>
止まらねぇ 俺達 大分
暴れろ 荒れ狂え
ラララララララーラララ 
叫び (oi) 歌え
「SEE OFF」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて