2009Jリーグ ディビジョン1 第7節
大分トリニータ VS FC東京
09.4.25
ああ、昨日はもうなーんもする気が起きず、ぐったり。
一夜明けて、でもやはりあの悪夢の試合を振り返らねばと思う次第であります。
怒りにまかせて思い返しても仕方ないんだからね。
最下位が目の前にちらほら見え隠れする17位。
勝ちゃあいいんだろ、勝ちゃあ。
夜7時キックオフとあって、余裕の入場。気持ちも高揚して、景気づけに買ったばかりのジャイアントキリングを一気に読破。おお、やるぜ。村越もジーノもいないけど、って似てるね。ジャパンカップ予選通過で盛り上がるぜ、って似てるね。と何となく大分に。
でも、今日の相手は東京。ETUも東京つながりか。
これ読んだせいでカレーが食べたくなり、いつものコロッケのせカレーでさらに意気上げるのだ。
誰か意味を教えてください 大輔祭りにしたかった・・・
大分はこんなチームじゃない。新聞に「慢心」や「勘違い」の文字が踊る。
そう、この試合で見せてくれなきゃ、本当に慢心の勘違いチームでしかないぞ。

キックオフ直後から、大分は気迫を見せてくれた。
あと一歩の気合い。そんなものがかいま見えた。問題はたくさん抱えている。でも気迫でそれを跳ね返そうというのが伝わる。
小林が、藤田が、大輔が。体を投げ打ち、ボール奪取に身を削り、激しく動き回る。
(その中にあって森島の運動量やポジショニングが気になるのは自分だけ?)

それでも、ほころびはある。決定機をことごとく外してくれたカボレ様々だ。結果、カボレに感謝する試合になるのか?そうなっても勝ちゃあいいんだ。
「ホベルトを安心させるために、倍走って倍努力する。勝利がホベルトのためにもなる。」(ニッカンスポーツ)
エジミウソンの気迫は並々ならぬものがあったろう。でもそれが結果として裏目に出てしまった。
エジの気持ちは痛いほどよく分かる。これまでの大分への貢献や、人柄も十分知っている。
それでも、やっぱりこの試合を壊してしまったのはエジミウソンに他ならない。彼の行動が試合を壊した。悔しい。

絶対してはいけなかったのは1枚目のカード。
もしかして相手のシミュレーションだったのか。スタンドからの遠目の目撃でしかないので、接触の具合がわからない。だが、あれがファウルだったかどうかは問題じゃない。
あの場面、あの位置での「ファウル」の誤審(だったとしても)に異議を唱える必要があったかということだ。
試合の流れを読み、昨今の異議に対する厳しさを考えれば、カードが出るだけで何の特にもならないことは分かるだろう。ピッチ上の選手の気持ちは、選手にしか分からないけど、それでもやっちゃいけないよ。

この試合、最悪のプレーはエジミウソンのこの異議申し立てだったと思う。
最後の最後のワンプレー。
その前の相手コーナーでのプレーで、清武が相手に当ててCKを得ていたらと思うと、タラレバで申し訳ないが、タラタラと後悔は募る。

ロスタイム、ラストプレーでのPKが決まり、ピッチに崩れ落ちる選手たち。
痛恨のPKを献上してしまった大輔はいつまでもピッチに膝を突き、動かない。
あれだけサイドで上下運動を繰り返し、繰り返し、試合に献身した大輔を思うと、何とも言えない。こんな結末ってあっていいのか。
ずっと泣きながらスタンドにあいさつをして歩く大輔。ビジョンに映し出された大輔は、視線もうつろで、表情もなく呆然としていた。

試合は続く、審判も変わらない。ミスジャッジは、これからもある。
変われるとしたら選手だ。
少なくとも、異議によるカードはゼロにしなければならない。
大分が審判のせいで負けた、なんて言っても、負けは負け。

ハートは熱く、どこまでも。
でも、頭はクールに、賢く。

で、いきましょう。
<ニッカンスポーツより結果>
止まらねぇ 俺達 大分
暴れろ 荒れ狂え
ラララララララーラララ 
叫び (oi) 歌え
「SEE OFF」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて