2009Jリーグ ディビジョン1 第2節
大分トリニータ VS 京都サンガF.C.
09.3.14
「あ、お久しぶりです」「今年もよろしく」「始まったなあ」
九石ドームをあっち行ったり、こっち行ったりしてるといろんな人に出会う。
中には、ここでしか会わない人もいる。
きっと、今日はそこここで「開けましておめでとう!」のあいさつが飛び交っているのだろうなあ。
まずは全選手サイン入りミニスパイクを手に入れるべく列に並ぶ。ミニスパイクと言うからには、人工皮革であろうがとにかく革製のものを想像していたのだけど、樹脂だ。よく考えれば革製のミニスパイクなんて1000円じゃつくれないか。まあ2009年の開幕の思い出としてとっておこう。
次に、本日発売開始の周作焼き、ニータン焼きを食らわんがため、屋台村に出向く。が、列の多さに呆然。おいおい、たかが回転焼きだろ。しかも限定じゃないぞ。
でもやっぱ、みなさん並ぶんですね。手に入れた方の話では、1時間ほど並んでおひとりさま4個ってことだったとか。ま、そのうち食おう。ニータンをアタマからがぶっと・・・ね。
さて、ホーム開幕と言えばコレオ。アレオを歌いながらコレオでゴール裏を染めるのが大分風。
さて、そろそろだと写真撮影のためアウェイゴール裏のコレオ対面スポットに出向くと、すでにあの方やこの方がしっかりスタンバイしておられました。

今年はますますバージョンアップして3段階の変化をします。
まずは、マルハンのユニ型ビッグフラッグがあがり、そのあとにいっせいにボードがあがります。
デザインもかっこいいし、きれいにくっきりと描けてます。
そして、マルハンフラッグの下から、国立でもコレオを彩ったサポーター番号12のユニフラッグが登場。
まだまだこれじゃ終わらない。なんと12のフラッグもするするとあがり始めた。
下には赤いボードが見える。とがってるから、もしかしてここで「V」なんか出てきてリーグV宣言なのか・・・と思ったら。
そこには、真っ赤に染め抜いたハート。つまり大分のスローガンである、「ワンハート=心を一つに」だったのです。
コレオの美しさも、アイデアも、とてもとても素晴らしい。開幕のワクワク感が最高にヒートアップするオープニングセレモニーでした。

そういえば、今年からユニの袖スポンサーになった「ネットワンシステムズ」のごあいさつは今までのスポンサーにはないもでした。サポ目線で、ただいっしょにがんばりましょうなんていうのではなくて、ACL出場とか具体的な目標をつきつけ、スポンサーになるからには、それ相応の成果を出してくれと言われているような気がしました。厳しくも説得力のあるあいさつというか。
スタンドの空気。
ゴール裏の怒濤のコール。
ピッチ上に散らばる選手たち。
ああ、またやってきたなあ。
今年もこうやってトリニータの試合を応援できる幸せ。
さあ、試合が始まる。
やっぱり大分には1−0が似つかわしい。
明らかに「攻める」チームになっていた開幕・名古屋戦。チャンスも多く演出したが、「攻め」に転じた意識は、だんだん疲労を重ね、ほころびを見せていった。
名古屋戦には、1−0のメンタリティはなかった。

藤田の起用が当たったと思う。
攻撃では、あちゃーっな場面も多いが、多くの時間を右サイドバックとして堅実に守り、京都のサイド攻撃を封じていった。大分らしいサッカーのバランスをとったのが、藤田だったと思う。

ウェズレイのゴールは小気味よかった。
高松からのクロスを、少林拳よろしくあちゃーっと叫んだどうかは知らないが、見事にダイビングボレーをかましてくれた。

ゴールだけじゃなく、やっぱり大分はウェズレイあってのチームだった。
あの視野の広さはなんなんだろうね。すごすぎです。(もちろん、これまでの大分クオリティ比ですが・笑)
なにはともあれ、勝ち点3、文句なし。
シャムスカの言によれば、開幕1ヶ月後くらいにピークをもってくるチーム作りをいつもするらしい。だから、まだまだエンジンかからなくて当然なのだ。
それに、前半戦は8位以内を目指すのだそうだ。5割の勝率なら、だいたい8位以内だ。
そう、滑り出しは上々なのだ、実は。
土曜日開催が響いているのか、16000人とは。来週は新潟を迎えてのまたまた土曜日開催。
20000人越えはしたいもんだ。
今日の勝利で、自信を取り戻したトリニータ。来週もやってくれますよ!
<ニッカンスポーツより結果>
止まらねぇ 俺達 大分
暴れろ 荒れ狂え
ラララララララーラララ 
叫び (oi) 歌え
「SEE OFF」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて