2008Jリーグ ヤマザキナビスコ杯準決勝第2戦 大分トリニータ VS 名古屋グランパス |
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08.9.7 | ||||
夢のよう、って言葉はこういうときに使うのか。 GO TO 国立! J1昇格6年目で初のナビスコ杯予選突破!なんて思ってたら、いつのまにやらセミファイナル。 しかも、じつは予選リーグは2位抜けなんです。 どん引き、引きこもりサッカーなんて揶揄の声も聞こえる、堅守大分のサッカー。 見せてやろうじゃないか。 攻撃的守備ってものの神髄を。 大分は、ファイナリストたるチームなのか。真価が問われる大事な一戦。 |
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慣れてないもんで、前日からもうどきどき。 ホームアドバンテージも、なんのその。点取られたらどうしようと、もうすでに受け身。 選手は絶対そんなことないもんね。 高松、エジの欠場も、周作の代表での不在も代わりの選手がきちんとやってくれますって。 |
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仕事を終えて、すっ飛ばす高速。 米良ICを降りると、スタジアムまではすぐそこ・・・だけど、お、渋滞渋滞。 こんな大事な試合に、すこーんとクルマが通っちゃいけないでしょう。やっぱ、20000人は来てもらわないとね。 試合途中の公式発表は20371人。 来たくても来れなかった人を入れると、きっと25000人は越えていたはず。 シャムスカコメント「サポーター、選手、チーム関係者、全員でとった価値のある勝利だった。」って泣けるぜ。サポーターの声援もシャムスカの計算の中にはきちんと入ってるらしい。サポもトリニータの戦術を担ってるんだ。 |
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名古屋サポも気合いは十分。 初のファイナルへ向けて、負けるわけねぇって思ってることでしょう。 「想いは一つ2008.11.1GO TO FINAL」 どちらのサポも想いは同じ。 勝って国立だ! |
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ゴール裏のサポーターは、みんな手をつなぎ高く掲げる。「共に闘い俺達と行こう」 青がうねり、青が叫び、青が選手を鼓舞する。 バックスタンドメインスタンドも思いは同じだ。 |
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おじさんはねぇ、最近涙腺が弱いのだよ。 つないだ手を高く掲げ、スタジアムが一体となろうとしているゴール裏を見ていると、チャントも歌えないくらい、ぐっときてしまうのだなあ。 ウェズレイのゴールと来た日にゃあ、あなた、もうだめですぜ。 まだ後半始まったばかりだというのに。 いろんな思いがアタマを駆けめぐり・・・だめですなあ。 |
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ひやっとするシーンも、下川の激する姿に、すべてを託そう。 文字通り壁となって、体ごとぶつかる森重。 トリニータで最も熱い男、大海は自らを鼓舞するように吠える。 深谷のダイビングヘッドが絶体絶命の危機を救う。 ホベルト・藤田のダブルボランチは、危機察知能力抜群。 両サイドが激しく上下する。 慎吾のクロス、大輔の突破は一気に得点を狙う。 華麗なるターン、強引な突破、そして思い切りよくシュート、なにもかも夢生らしく。 強く、熱く、大分でもっともキャラ立ちしてる奴、そう森島康仁だ。 そして、やっぱうまいよウェズレイ。 大分を思い、チームに愛を注ぐ、頼れる男なのだ。 |
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1−0リードのまま、後半の時計は進む。 後半23分。なんともお早いコバヒロタイム。優さんを入れて前線からの追い回しも加え、仕上げはテッペー。 このままゲームをクローズするのだ。 コバヒロの「蹴り出せ蹴り出せ大きなクリア」も出た〜。 |
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ロスタイム5分、おいおい、嫌がらせか。 スタジアムが異様な雰囲気に包まれる。ロスタイムが経過し、コールもひときわ大きく、手拍子もひときわ大きくわけのわからない高揚感、え、このまま本当に終わるのか。決勝・・・・、うーん実感が伴わない。 しかし、ときは刻一刻と迫っていくのだ。 ああ、決勝、ファイナリスト、トリニータが頂点のゲームへ。 なんなんだこの気持ち。 とにかくすごいぞ。 決勝は聖地国立でなく、九石ドームでやりたいというシャムスカ。 よし、みんなで国立へ行こう! 国立を青く塗れ。国立を九石ドームに変えるのだ。 |
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<J'sGOALより結果> | ||||
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reported by miyashu | ||||
|風に吹かれて| |