2008Jリーグ ヤマザキナビスコ杯予選リーグ 第6節
大分トリニータ VS 大宮アルディージャ
08.6.8
「ナビスコ杯は予選突破できなかったけど、これでリーグに集中できる。」
「リーグ戦の方が大事だ。ナビスコは、若手を試す試合」
なーんて、言ってたあなた。いや、私。
ふふふ、こういうのをすっぱい葡萄って言うんだよ。
本当は予選突破したくてしかたなかったんだよ。

1−0でリードの終盤。
シャムスカは、大海に代えて前俊。攻撃のカードを切ってきた。
他会場では、マリノスが新潟をリード。このままなら、グループ1位はない。
2位組を見ると、神戸は同点。FC東京は2点のリード。
神戸が勝ち越せば、2位組で3位となり、予選敗退となる。

次の1点を取りにいくというシャムスカのメッセージなんだろう。
どんどん過ぎる時間。
本当なら、このまま終了を迎えればいいんだけど、他会場を考えると気が気でない。
しかし、トリニータの攻撃もなかなか2点目のゴールを割れない。
おいおい、そこで回すなよ。
えー、前俊。それは・・・入れるだろう。

気が気でないまま、1−0勝利。
すぐ、他会場情報をと、携帯でゲキサカにアクセスするけどつながらない。みんな同じことしてるんだもんね。

しかし、勝利のあいさつにバクスタに向かう選手たちの挙動がおかしい。
ベンチからわっとわくような感じが。
ん、まさか、予選突破か。

はっきりわからないまま。
選手たちは、バクスタからゴール裏へ向かう。
そのとき、ゴール裏がわいた。
これはいよいよホンモノか。

直後、ゲキサカにつながる。
速報で、決勝トーナメント進出チームが出ていた。
Dグループ、横浜・大分・・・おおおおおお。

慎吾のインタビューの途中で、スタジアムに決勝トーナメント進出が伝えられる。
やっとスタジアム全員で喜ぶことができた。
うう、感慨無量。

たかが、ナビスコ杯決勝トーナメント進出でこんなに感無量になれるんだ。
ビッグクラブにゃわかるまい。
仕事場から直行したキックオフ1時間前。
しかし、甘かった。もうB駐車場はいっぱい。九石ドームまわりは、サッカー渋滞。
こりゃ、1万そこそこの数字じゃないなと思ったら、なんと16000人超え。
ナビスコですぜ、予選リーグですぜ。さすがに、決勝トーナメントがかかった試合だ。
消化試合の大宮とは立場が違うぜ。

なーんて思ったら、なんとまあ。
これは消化試合ですか?????
と思うような前半。
バックラインでボール回すシーンばかり。すこーんとウラを狙って優が健気に走り回るも、決定的場面はつくれない。
これじゃウェズレイ、金崎も消えるわ。
優と慎吾の走りばかりが繰り返し、繰り返し。
しかし、ゴールは遠い。このままじゃスコアレスドロー必至ですぜ。
後半はやっと目覚めてくれたかな。
しかし、これがまた歯切れが悪い。決定的なチャンスはつくるようになるが、打たない。
ババ抜きのジョーカーのように、ボールがエリア内で回され回され、おいおい優、おいおい前俊。
これで、大宮にカウンターで一発やられた日にゃ、16000人になんと言い訳しますか。

でも、やってくれたのは、慎吾。
エジがエリア内キーパー前に出したボールに飛び込みヘッド。
やっと取りましたか。
やったーーーーー。

それにしても、よくまあここまで取れないもんだ。
さて、スタンドで熱心にメモ帳に何やら書き込んでるおじさん発見。
いったい何をメモしてるのか。
もしかして、おじさんはブロガーさん?
写真は撮ってないようだし、バクスタなので、試合内容や戦術など事細かに解説してくれるようなブログかな。
いいかげんな記憶だけで勝手なことばっか書いてるなんちゃってブロガーの私としては、あのメモの内容が気になるのである。
さあ、ついにナビスコ杯決勝トーナメント。
相手はFC東京ですね。
ホームゲームが1試合増えたってだけでも、うれしいもんです。
もちろん、初のタイトルを狙っていきましょう。
Forza!Trinita
<J'sGOALより結果>
止まらねぇ 俺達 大分
暴れろ 荒れ狂え
ラララララララーラララ 
叫び (oi) 歌え
「SEE OFF」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて