2008Jリーグ ディビジョン1 第34節 大分トリニータ VS 名古屋グランパス |
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08.12.6 | |||||||
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朝、クルマにはぼっこり雪。 フロントグラスにワイパーかけたら、雪だまりが数センチ。立ち寄った大分市のガソリンスタンドで、どこからいらっしゃったんですかと聞かれてしまった。 空港に降り立ったグランパスサポさん、きっと、これがアウェイの洗礼か、寒っ〜!!っと出鼻をくじかれたことだろう。3000人とウワサされたグラサポさんは、気合い十分。裸族も出現していたぞ。 |
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かたや優勝の可能性を残して意気盛んな名古屋。ただし、鹿島の結果次第という条件付き。 一方、優勝の可能性はなくなった大分だけど、ACL出場権のある3位以内の可能性は数字の上では残っている。 名古屋に3点差で勝つか、とにかく名古屋に勝って川崎が負けるという条件だけど。 名古屋、大分とも目標を達成するには、厳しい条件である。だから逆にシンプルに「勝つのみ」に集中できる。 前半はどちらも決定的なチャンスをつくりながらも、なかなか決まらない。夢生の鋭いクロスに高松のヘッド。惜しくもポストにはじかれる。藤田からのクロスにうまく抜け出した大輔トラップ。GKと1対1。しかし、これもシュート決まらず。 どっちに転ぶかわからない試合展開。 またまたもつれそうだ。第三者的にはスコアレスながらおもしろい試合だろうなあ。 大分DFはヨンセンに仕事をさせてない。しっかり要所、要所を押さえてる。 |
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深谷の代役はコバヒロ。めちゃくちゃ落ち着いてるぞ。しっかり抑えてます。 後半には、空白の一瞬を突き、あれ?あれ?ってかんじでまたまた果敢に攻めあがり、仕上げにクロスを一発。 いいコースに行ったので、これでゴールさえ決まっていれば値千金のアシストだったなあ。でも今日のディフェンスはワンランクアップの感あり。 後半に入り、ゲームはさらに熱く動く。スコアは動かないが、ゲームは動いているのだ。 カウンターの応酬。どちらも勝ちにきている。ひやひやとがっくりの連続。 心臓に悪いが、応援には熱がこもる。 本日はゴール裏で応援。 サッカーはよく見えないが、声出して飛び跳ね、一体感があってめちゃくちゃ楽しい。さらにがんがんに燃える。 声で後押ししてるって実感がいいね。 |
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入らない試合ってのは、どうやっても入らない。 あんなにチャンスを作りながら、なんでこれが入らないんだってため息ばかり。 後半43分。 夢生アウトで山崎イン。 このときは夢中だったので、え???っと思いましたさ。 引き分けねらい?セーフティー?いったいどういうこと??? 結果を見れば、そういうことだったんですね。 この時点で川崎の勝ちはほぼ決定。FC東京も浦和も負けが濃厚。となれば、3位以内は可能性はなく、4位を守ることが命題となる。4位を守るためには、負けなければいい。 采配を見て、他チームの経過がわかるなんて、すばらしきシャムスカメッセージ。 最後の最後までおもしろいゲームは続く。 ウェズレイのCKは徹底してニアの浅めを突く。で、モリシなりがアタマでそらしてファー側でズドンとフィニッシュのイメージ。前節の高松・大海ラインのゴールってそれだったよね。 これも決まりそうだったんだけど、決まらない。 ロスタイムもぎりぎり。大輔のオーバーヘッドはコースも決まってたんだけど、DFにクリア。しかもにっくき小川のクリアだ。これが入ってたら、伝説のゴールになったろうになあ。 続いてCKから藤田のたたきつけたシュートはわずかゴール上。 ふう。ああああ。悔しい。残念。 でも、このゲームは引き分けでも妥当だろう。スコアレスでもこんなにおもしろい試合があるんだよ。 大分のサッカーがホームで伸び伸びとできた。気迫も十分すぎるほど伝わった。 ただサッカーの神様は両チームに、ゴールを与えなかっただけだ。 大分らしいサッカーで最終節のホームを戦った。 両チームとも誇らしいサッカーをした。選手を迎える両サポーターの拍手と歓声は、この試合、そしてこのシーズンの満足感を表していた。 |
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試合が終わってまっさきに思った。 ああこれで来週から何を生き甲斐にしていけばいいんだ。トリニータの試合が見られないなあ。寂しいなあ。 まあ、またいつものごとく移籍情報に一喜一憂(いや憂が圧倒的に多いのだけど)する日々がやってくるのだ。 ナビスコ杯優勝。リーグ戦4位。Jリーグシーズン最少失点記録、最多完封試合樹立(34試合24失点17完封)。 なんてすばらしいシーズンだったのだろう。 シーズン前のことを考えると、本当に信じられないことである。 毎年、主戦力の流出にあたふたし、限られた予算の中での薄い選手層に、不安を覚えるトリニータ。 それでも、結果は出せた。 それは今シーズンだけで培ったものではない。不調にあえいだ07シーズンから少しずつ積み上げてきたものだ。 キャプテン三木を下げ、ボランチの森重を起用し続けた。批判も多く聞かれた中、森重は経験を積み不動のセンターバックとして成長を遂げた。 金崎もフィジカルの弱さを指摘されながら、07シーズンはフィジカルトレーニングに励み、ブレイクの基礎をつくった。(「NHKの平成お仕事図鑑」でくわしくレポートされましたね) ファミリーの絆は、一朝一夕にできたものではない。 あの苦しい07シーズンを戦った仲間だからこその絆だ。 これで満足してはいけない。 さらに高みを目指して。 リーグ優勝、ACL出場と、未知のゾーンに突き進むぞ。 さあ、オフシーズンはナビスコ杯優勝記念DVDの封を切るかな。 |
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ナビスコ杯優勝記念グッズのトレカ買いました。 52枚入って1100円。 ナビスコの予選から決勝までのカードもいっぱい入ってます。高松のあのエルゴラ表紙を飾った写真も。そして、ファイルの上の青い切れっ端。そう表彰台から降りる選手が浴びていた紙吹雪のあの青い切れっ端です。 専用クリアファイルは1100円なり。買いきらんかった。帰りに100均でトレカ用クリアファイル120枚用を買いました。なかなかこれもいいでしょ。 |
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<ニッカンスポーツより結果> | |||||||
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reported by miyashu | |||||||
|風に吹かれて| |