2007Jリーグ ディビジョン1 第21節
サンフレッチェ広島 VS 大分トリニータ 
07.8.18
今年も大挙してアウェイゴール裏を占拠するぞ。
美味しい勝利をいただいて、意気揚々と長い帰路につくぞ。
ビッグアーチは相性いいもんな。
去年、一昨年と訪れたアウェイゲームは2勝0敗。
負けるなんてイメージわかない。

と、思っていたんだけど・・・・。
市内には各所でサンフレッチェを応援するポスターが。敵地らしくてよろしい。
穴子めし、お好み焼き、牡蠣と広島を代表するうまいものの数々。
だけど、なんでにしん蕎麦。うまけりゃなんでもいいのだ。
暑い、暑い、暑い。
大分も暑いけど、広島も暑い。
夏らしいもこもこ雲、鮮やかな青空の下、敵地ビッグ・アーチは鎮座まします。
ビジターシートの入り口は1カ所。待機列は長く長く進まない。試合前にうだってしまう。
写真は開始前で暑さ逃れて売店方面やら、ダンマクの陰やらあちこち行ってるので少ないですが、試合が始まる頃にはアウェイゴール裏はかなりの人数で青く染まりました。

アウェイ参戦はゴール裏。
やっぱこうやって固まって立ち応援、コールしたり、歌ったりってのは気持ちいいですね。戦う気持ちも盛り上がってくる。後押ししてるって気になります。

でもジレンマがあります。
ゴール裏からは試合がよくわからない。せっかく応援してるのに、あのプレーは何がどうなったんだ。何か向こうでごちゃごちゃやってるけど何なんだ。
試合を見たい派の私にとっては、これがすごく不完全燃焼。

ゴール裏で声出して立ち応援はしたいけど、生で試合を見るというのも捨てられない。
だから数少ないアウェイ参戦はゴール裏、九石ドームはバックスタンドというスタンスなんですが。
でも、ホームのゴール裏もここぞというときには駆けつける気持ちはあります。
ホーム広島のサポーター 森重、故郷で成長した姿を見せろ
さて、試合は完敗です。
どうにもこうにも、勝つ要素がない。再開後のFC東京戦、清水戦に比べたら、おそろしくクオリティが低い。
中2日もこの暑さも広島と条件は同じ。しかも、大分が勝てば広島と順位が入れ替わる。両チームにとって絶対に負けられない試合。重要さも同じ。

とくにひどいのはパスの精度。
簡単にカットされる。相手にパスを出す。得点につながるような決定的なパスが出せない。スペースがつくれないから、横パスばかりで前に出せない。
何なんでしょうね。
いくつかの点につながりそうなチャンスも、決められない。そこまで決定的な場面を作り出せない。

先制されたら落ち着かなくなるのは当然。
後手後手に回って歯車はかみ合わなくばかり。
服部の先制点は、見た瞬間、下川〜はじけよ!って思ったんですが、変化したのかな?見えなかったのかな?失点後、鈴木に何か言ってたように見えたけど。
(あ、関係ないけど、選手紹介のときの鈴木のコールが「スズキ」から「シンゴ」に変わりましたね。)
何が悪いのか。どうすればいいのか。
ウェズレイにすこーんと2失点目。もう、どうにもならないゲームにあがくばかりのトリニータ。
こういうときこそと、応援の声を張り上げても、時間は過ぎていくばかり。

鈴木選手のコメント(J'sGOALより抜粋)
「一つ一つのプレーに集中力を欠いていたかな、と思う。90分間通して、集中できていなかった。もっともっと一人一人が、ストイックにというか、自分に厳しく、他人に厳しく、そしてチームとしてまとまっていかないと、だめじゃないかなと思う。
 
もっと勝つ執着心を出して、戦っていかないと。その先、同じ過ちを繰り返してしまう。もう一度、自信と勝利への執着心を持ってやっていかないとだめだと思う。

みんな、同じ絵を描かないと、チームとしての力が発揮できない。途中から、一人一人がバラバラなことを考え始めていたのでは、と思う」


イメージを共有できていないから走れない、走りようがない。アイデアも出せない。
要はそういうことなのでしょうか。
ホイッスルの瞬間、がっくりと倒れ込むような選手もいなかったように思います。(いました?)

神戸戦、千葉戦、甲府戦次々と試合はやってきます。
「気持ち」の問題なら、すぱっと切り替えなければ。
あきらめるのはまだ早すぎる。
(残留争い渦中の他チームが千葉をのぞいてこけてくれたことにちょっとほっとしているヘタレな自分がいます・・・)
アイデアを凝らしたゲーフラも選手を勇気づける。
カゼぎみでへたり込んでた某絵描きさんも、はじめてゲーフラを間近に見て触発されたようです。そのうちオリジナルゲーフラを披露するかも。
<ニッカンスポーツより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて