2007Jリーグ ディビジョン1 第15節
  ヴィッセル神戸 VS 大分トリニータ 
07.6.16
弾丸バスツアーが行くぜ!っと、アウェイ神戸戦。
今シーズン初アウェイ参戦です。
別府交通センター発15日23:10。そして、ひたすら、バス、バス、バス。
約2時間毎の高速SAだけが憩いのひととき。
っていってもいつの間にか眠っちゃうんだけどね。
夜が明けて、さあもう神戸は目の前。
三木サービスエリアで休息。やっぱトリツアー、三木で休憩とは、やるねえ、なんてのんきな朝。
そして、帰りの夕食タイムも三木。このときは、試合中の交錯で病院に運び込まれたあとだったので、何とも複雑な気持ち。
さて、その三木ご飯。
朝は、バスツアーについてる吉野の鶏飯を持ち込んで、神戸醤油ラーメンとセットで。朝からかなりのボリューム。
夕食は牛すじラーメンとそぼろ丼のセット。牛すじラーメン、イケます。

往復20時間以上のバスの旅は、思ったよりもきつくはなかったです。でも、クルマに長時間乗るのが苦痛な人は、地獄かも(笑)
さあ、神戸に着きました。
まずは、神戸らしいところを押さえておきましょうね。
こんなかんじで、どうでしょう。
試合前はカツでしょう。
エビ椎茸カツなんてのもあって目移り。カツ盛り合わせでいきましょう。
ボリュームありすぎ。げっぷ。
ホームズスタジアム神戸。
「トモニイコウ」がキャッチフレーズみたいです。J2降格から、J1昇格までの2年間を考えると、選手、クラブ、サポーターの一体感が大事なんだというメッセージが伝わってきます。

そして、今、神戸にはその「トモニイコウ」という信頼感を揺るがす出来事が起きています。試合前早くから、巨大な「17」マクにサポーターがメッセージを書き込んでいました。そして試合後には、ゴール裏からアツコール、17カラーボード。
三浦淳宏選手とサポーターの信頼関係の厚さが感じられました。クラブ、監督との関係がうまく収束することを願います。
□神戸サポのみなさん、カラーボード写真、もし必要でしたら、ご自由にお持ち帰りください。元サイズのものを2種類おいておきます。 その1 その2 
さすがサッカー専用スタジアム。ピッチが近い。特にゴール裏は本当に至近距離。シュート練習のミスキックがばんばんやってきます。幸か不幸か直撃された方も。トリニータ選手のシュートなら、痛くないっ(笑)

アウェイゴール裏はかなりの人数。フェリーだ、バスだ、クルマだ、と大挙押しかけてきてます。うれしいですね。
九石ドームではバックスタンドですが、アウェイはゴール裏。
コールしたり、叫んだり、思いっきり一体感があっていいんですが、ピッチ上でのプレーは何がなんだかよくわからない。

ゴール裏で応援するのと、バックやメインでサッカーを見るのは同じスタジアムにいるのでも、まったくの別物。
どっちもおもしろいけど、どっちもはできない。
でもアウェイはやっぱりゴール裏ですね。アウェイのメインやバックじゃおおっぴらに応援できないし、さびしいし、ユニ着てるのも肩身が狭いし。
さて、キックオフ。
いきなり攻撃モード。おお、ゴール前にボールが放り込まれる。飛び込んだ選手がいる。何だ何だ、よくわからない。ゴール!ゴール!ゴール!
どうやら大輔だ。いきなり全開最高潮!
鹿島戦から数えて1分ちょっとの間に2点だ。

神戸もがんがん攻めてくる。なんとかかんとかクリアしていく守備陣。
福元も藤田も体を張って危機一髪を防いでいる。
下川がDFやボランチと言い合うのも恒例の風景となった。
司のお帰りゴール。
左サイドからがんがん切り込んでいく。おお、打つのか、と思ったら打った。入ったぁ〜。
いいねえ、いいねえ。

前田、梅崎のコンビネーションはしっかりボールをキープできる。
相手DFも寄らざるを得ないので、どっちかのサイドががら空きになる。
根本や高橋が広大ながら空きサイドで手を振る光景が何度も見られた。
この前まで、手詰まりでバックパスを繰り返していた両サイドは水を得た魚のように生き返った。
高橋の2試合連続2ゴールには、前田、梅崎の功績が大きい。
そして3点目は目の前でスローモーションのように。
根本がもったら自分が入るというお約束がきっちりゴールに結びついた。
その前の前田のシュートも惜しかったんだけどね。完全にコース入ってただけに。

それにしても最高の展開だ。もうあとはあの瞬間を待つしかない。
せっかくゴール裏に来たんだから、勝利の歓喜を待つ「トリニータ・オーレ」を高らかに歌うしかないじゃないか。
そんなお約束の時を待つかのように、時間が過ぎていく・・・・はずだった。

え、梅田退場??
三木が脳しんとう??ずっと動かない、というより動かせない雰囲気で仲間が見守る。大丈夫か?気が気でない時間が過ぎる。
(その後の情報で心配ないということがわかってほっとしました。)

1失点はオフサイドかどうかという前に、クロスを上げられるまでに、みんなボールを見てるだけで動けなかったところに問題あり。磐田戦のファブリシオを見るようだった。

とにかく3−1で2人少ない状況。
トリニータ・オーレなんて場合じゃなくなった。早く過ぎろ、早く過ぎろ。
祈るように笛を待つ。

トリニータ・オーレは次回へ繰り越しだ。
でもやったぞ、勝ったぞ。
三木の状態を心配しつつも、勝利を告げる笛にほっとしたのでした。
<ニッカンスポーツより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて