2007Jリーグ ディビジョン1 第14節
 大分トリニータ VS 鹿島アントラーズ  
07.6.9
ゴール裏の応援が止まった。
最前線で熱いサポートをしているゴール裏のサポーターにとって、それはどんなに無念だったことだろう。
あの横浜FC戦から2週間。広島から前田俊介を補強した。梅崎司が帰ってきた。90分間走れ!魂の試合を見せろ!
ゴール裏には、サポータークラブの呼びかけで選手の個人幕が集められた。選手と共に戦うことを確認したゴール裏の意気を表したものだ。
あまりに長いので3つに切りましたが、つながったオリジナルダンマクパノラマ写真(幅約2200ピクセル、910kb)はここに置いてます。ご自由にお取りください。
「ひどい状態ですね。練習も試合も。自分たちの立たされている状況がわかっていない。自分たちのいる順位に対する危機感がないです。」
マッチデイに掲載された上本のインタビューコメント。なんと、そんなにぬるい状態なのか。これって5月30日のインタビュー。試合前の高揚した気分を削ぐ。
(写真左)
サブメンバーのトリカゴ。
梅崎、高松、松橋と、何とも豪華なサブだ。
(写真右)
選手入場。
久々のアレオトリニータに感激。
さて、先発に名を連ねるのが、FW前田俊介。
いやあ、ファンタジスタだね。ドリブルがなんか独特のリズム。持てるし、正確にパス出すし、アイデアは豊富だし。テクニックはあるし。
これまでのトリニータにはいないタイプのFW。合流わずかな期間だけど、すでに攻撃の核として君臨している。
テクニックにおぼれないで、汗かきプレーもがんばってね。守備は確かに、甘い。
ボールを持てば、期待させる。木島以来のわくわくスタジアムを沸かせるモノをもった選手。やられた。

そして梅崎。何の違和感もなく、プレーしている。もっともっとできる。これからですね。

山崎。気の入ったプレーを見せた一人。
献身的な守備、果敢な攻撃。ある意味前田と対照的。コンビネーションとしてはいいかも。早く得点を!
鹿島サポさん、いらっしゃい元シカファンとしては、コールについつい・・・
前半、スコアレスで折り返し。なかなかいいぞ。とにかく無失点で折り返すことが大切だ。
後半には、切り札がいっぱいあるぞ。

しかし、後半、先制を許した。
下川とマラニョンが言い合う。信頼関係があれば、どんどん言い合うがいい。信頼関係がなければ、チームに亀裂を入れるだけだが。
セルジーニョとマラニョンのコンビネーションは華麗だが、チームに入ると、なかなか機能しない。不要説が高まるばかりか。
魂を見た。
リードを許してまもなく。高橋が右サイドで深くえぐる。おお、おお、と思ったらえ、打ったの?ゴール!!!!!
歓喜、歓喜。高橋はゴール裏へ駆け出す。
最高ですね。目頭が熱くなっちゃうよ。俄然活気づく。これぞ魂のゴール。

しかし、再び鹿島にゴールを割られる。
なんだかねえ。これで終わっちゃ、何にもならない。攻めろ。
終盤、果敢に攻めるも結果に結びつかず。ロスタイムも残り少ない。最後のプレーかと思われた高橋渾身のシュート。
本当にラストプレーでしたね。もうなんてすごい。
2度追いつく粘り腰。トリニータはこのままじゃ終わらないよ。

これまでいろいろと思い悩んだ感のある高橋大輔。
今日のプレーは、得点という結果だけでなく、攻めの果敢な意識が結果に結びつき「自信回復」をもたらした。
大輔はこれからもっとやるよ。決定力あるしね。

久々の九石ドーム。
地震の揺れなんか吹っ飛ばす、歓喜の震度は3や4じゃすまないよ。
攻撃陣もバリエーション豊かに、コマもそろってきた。
やるぞ!
<ニッカンスポーツより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて