2007Jリーグ ナビスコ杯予選リーグ 第6節
 大分トリニータ VS ジュビロ磐田  
07.5.23
チーム史上初のナビスコ杯予選突破を目指して。
勝ちさえすれば、グループ2位でも予選通過。勝ちさえすればいいいのだ、勝ちさえすれば。
いきなり磐田サポ。ここは何サイトですか。と言われそう。
だけど、平日の大分に予選落ち確定したチームの応援に来るのは並大抵のチーム愛じゃない。それとも磐田サポ九州支店さんですか?
本日のゴール裏も川崎戦同様、フラッグなし、ダンマクなし。「一丸突破」のみ掲出。
選手がアップに登場しても拍手のみ。スタメン発表もないぞ。
いつのまにやら選手入場か。

川崎戦の「ヤレ!」マクにはTVで見ていてちょっと違和感を覚えた。
でも、実際にスタジアムで突き出すようなハリのあるコールが始まったとき、なぜ「ヤレ!」なのかがわかった気がした。この試合はより「ヤレ!」がふさわしかったかもしれない。
ただ川崎戦での試合前の雰囲気は異様だったというが、磐田戦では微妙な「慣れ」の気配があった。
何もかもそううまくいくわけはない。
セル、ルイス、マラニョンを中心としたワンタッチパスの交換や展開。これらは連敗中のトリニータにはできなかった。読みが合わずに相手ボールになるシーンが多かったので、必然ため息が多くなったが、やらなきゃ成功はないんですよ。
単調なクロス放り込みだけのサッカーはもういい。

歯車が狂うのはやはり先制点。
早々のチャンスをどこかで決めておけば。いつものせりふだけど、あれだけいい動きをしてるんだから、決めろよ、雅人。ここまで外せばレギュラーどころか、スーパーサブも危ないぞ。

決定力の違いが試合をワンサイドにしてしまった。
決めるべきときにきちんと決めなければ。
前半で点がとれていれば、あそこまでリズムをくずすことはなかったろう。
(たらればは言っても無駄、は承知だけど、ね)

1点目、かくん。2点目、がくがく。3点目、がくっ。
意気消沈していく様が手に取るように。
先日の川崎は10人で2点差で負けていても、あきらめず走り回った。大分は余力がない。
それは「自信」の違いなんだろうな。

小さなほころびがあせりとなり、あせりはあせりを呼ぶ。
あたふたとしたプレーでは得点まで結びつかない。
金崎の果敢なドリブルからのシュート。
大分の攻撃に喝を入れた。
金崎の攻撃は多彩だ。時には軟らかく、時には豪快に。
パスも出せるし、自分でもねらえる。
大分にあっていちばん「ファンタジスタ」という言葉が似合う男。

金崎とルイスの併用ができるといいんだけど。
チーム初のナビスコ杯突破はならなかった。
でも、今の状況では、ナビスコでよかったというほかない。
次節、中2日でリーグ戦の横浜FC戦が待っている。
何度もしきり直しはできんよ。
<ニッカンスポーツより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて