2007Jリーグ ディビジョン1 第10節
 大分トリニータ VS サンフレッチェ広島  
07.5.6
名古屋戦でようやく見せるべきものを見せてくれたトリニータ。
でも、この広島戦で勝たなきゃ意味がない。気力もプレーも充実した「心技一体」のゲームを見せてくれ。
いきなり九石グルメシリーズ。いいのか。
さてドーム東口入ってすぐのホーム側屋台は、行列のできるラーメン、吉野の鶏飯でイチオシの屋台。
でも、ちょっと離れた東口アウェイ側の屋台も実は穴場。
メニューが多いんです。串種類豊富、鶏天ののったうどん、カレーあり。牛丼あり。目移りします。
で、選んだのが地獄ラーメン。とんこつラーメンの激辛版です。ふつうのとんこつは天国ラーメン。なんじゃそら。チャーシューだけでなく、鶏天も乗ってます。600円也。
で、鶏の炭火焼き。うまい。地鶏とはヒトコトも書いてないので勝手に思いこまないように。地鶏のこりこり感はありません。400円也。
さてゲーム。
周作、3バックはいつもの通り。ボランチ梅田・藤田。固定化してきました。サイドはネモ・高橋。トップ下ルイス。でFW高松・松橋優。
兄のケガで巡ってきたチャンスを生かせるか。いや生かさないと。

選手同士で声や手振りで意志を伝えあう。険しい表情でのやりともみられる。コミュニケーションの改善を図ったというのが目に見える。
前線からバックラインまで攻守に気持ちがみなぎるプレーが感じられる。

しかし、それも佐藤寿人のゴールによって、またしても空回りし始める。
佐藤・ウェズレイの2トップは、度重なるオフサイドもものともせず、徹底して裏をつく。ワンタッチのパス交換、サイドからのフォロー。きれいな流れるようなパスワーク。
特に2トップは、お互いを活かしあい、常に相手の動きを予想してボールを出す。どちらかを止めれば、相手がフリーで受ける。たまったもんじゃない。コンビネーションの妙。
写真撮影が終わって駆け出す ビッグフラッグの下、つんつん
大分の攻撃に「カタチ」がない。ネモのボールは誰が受けるんだい?梅田はくるくる回ってるけど、誰もいないよ、みんなマークされてるよ。連動してビルドアップするには動かない、遅すぎる。
優はしょっぱなのビッグチャンスをはじめ、果敢に前を突いていこうとしたが、いつのまにか埋もれてる。ルイスも個人技で打破するには限界がある。
あらららという間にまた負の無限ループか。
ゲーフラに込める思い いらっしゃい広島サポさん
悩めるダイスケも切り替わった。ワンツーで前へ抜ける動き、中へ絞って攻撃にからもうとする動き。もちろんセットプレーも狙っている。キレてるとは言い難いが、気持ちが見える。

後半登場の金崎。
前節出番がなかったことで、危機感をもってピッチに入る。
打点の高いヘッドが決まる。
ここからだ。いやあ、興奮しました。

パスのつなげようもなく、ロングボールははじき返され、マサトは相変わらず得点のニオイがなく。
気持ちは伝わる。変わったことはわかる。
しかし、いかんせん、プレーにつながらない。
「心技一体」どころか、「心技離体」である。
1−1の均衡は破れた。
なんで藤田があんなに激昂してるのかわからなかったが、そりゃPKのボールも蹴るわ。なんでプレーに関与してない藤田がイエロー?その他に誰もカードが出されてないんだから、PKは藤田のイエローってことになる。三木がスライディングしたのに。
スタンドから見てたら、あのスライディングはPKとられてもしょうがないと見えた。(ビデオでは三木はひっかけてないけど)
それだけウェズレイの小賢しいプレーが上手だったってことか。
逆の立場ならあの小賢しさも技の内と思うだろうから、何とも言えない。
ただ藤田のカードだけはなんとかしてほしい。明らかにミスジャッジで出場停止がからんでるんだから、そのままにしておくのはおかしい。

藤田の件を抜きにしても、後味の悪い試合。
呆然とスタンドにたたずむしかなかった。静まりかえった場内がすべてを物語っていた。
選手が挨拶に来て、拍手する人、だまってたたずむ人さまざまだったが、ブーイングは少なかったように思う。
何とも言えない。

ただ次にどうつながるのか。
ゲームを通して悪い感触だけではない。何とも言えない。
ゴール裏の一体感
<ニッカンスポーツより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて