2007Jリーグ ディビジョン1 第8節
 大分トリニータ VS ガンバ大阪  
07.4.28
GW初日のゲームとあって、イベントいっぱい。ここがサッカー場で戦う場所であることを忘れるくらい。おいおい、忘れちゃいかんよ。今はぐぐっと気合いを入れる時間だぞ。
お久しぶりの金本圭太氏 micaのライブ
なにやらオモテで大騒ぎ。
恒例?になりつつあるゴール裏のみなさんのコール、歌、練り歩き。
気持ちが高まります。
前節、アウェイで横浜Fマリノスに5−0の屈辱的大敗。今節、いくら首位G大阪との対決とはいえ、無様な試合はできない。ボランチに梅田を初起用。藤田・梅田のボランチに、トップ高松。その下にルイス・金崎。章太はベンチスタート。後半のジョーカーとして期待される。
なんて言ってはみたものの、G大阪のメンバーを見れば、いかにしのげるかという受け身レベルの布陣であることは明らか。心密かにやるんじゃないかと、期待はすれど拠り所はなく。
前半7分。
この時点でいきなり2失点。
集中力の欠如とはいうけれど、力の差は明らか。
マグノ・バレーの2トップって、何だよ、しかもまだ播戸が控えてるって。
試合は振り返りたくないが、敗因は「個の能力の差」「選手層の差」に他ならない。
ボランチに藤田・梅田を起用せざるを得ない現状。才能はあるとは言え高卒ルーキーを司令塔に据えなければならない攻撃陣。攻撃の起点である根本は、換えのない重要な選手。つまり、調子がよかろうが悪かろうが出ざるを得ないという層の薄さ。
DFの3枚はずっと出ずっぱり。
今の大分に余力はない。いっぱいいっぱいの状態で戦っている。
そして、その状態での結果がこれだ。
「熱く 激しく 泥くさく」ゴール裏の掲げた横断幕。
トリニータでいちばんこの言葉が似合うのは高橋大輔だ。
でも、今の高橋のプレーには、それが見られない。リスクなんか気にするなチャレンジをしろ。カウンターのチャンスを止めているのはダイスケじゃないか。
怖れも見せずゴールポストに飛び込んでいくあのダイスケの「熱く 激しく 泥くさく」いくプレーが見たい。
ガンバサポさん、やられました マグノめっ!シジクレイめっ!
金崎夢生のコメント。(J'sGOALより、あえて全文を記す)
「ボールを取ったときが一番チャンス。取ったら味方も攻撃だと思って前に出るのに、そこで取られてしまっては前にいる選手を使うことは出来ない。ボールを受け取ったらもっと早く攻撃しなければならないのに、取って後ろに出していたのが目立った。自信がなくミスを怖がっていた。前を向くというのは、リスクがあるが、ミスを怖がっていたら何もできない。チームとして思ったことをもっと大胆にするべきだと思う。
今日はボクも少しずつ言えるようになってきた。気持ちを切り替えるだけだったら、次たまたま勝ったとしても、また同じことを繰り返す。ここは、しっかりと反省してちゃんと修正しなければならないと思う」

金崎のメンタリティのすばらしさをたたえる前に、彼にこういうことを言わせてしまうチームの実態に危機感を覚える。
確かに金崎のプレーは、前へ前へという意識が感じられ、積極的にチャレンジしていた。
「2点取られても3点取る攻撃的サッカー」(シャムスカ談)とはこういうリスクチャレンジのもとに実を結んじゃないのか。
パスミス、クロスの精度、フィニッシュ。G大阪とは全く違う。個々の力の差をまざまざと見せつけられた。もう少しフィニッシュのレベルが高ければ、0点では終わっていない試合だった。
もう太刀打ちできるものはもっていない、最後まで全力を尽くすしか術はない。時計は刻々と進む。
あまりにも無様な試合ではあるけれど、あと5分で勝つなんてありえないけど、サッカーは数秒でもあれば1点は入る可能性がある。
無得点の試合と、1点でも入れた試合では、全然違う。もちろん得失点差のこともある。

だから、帰るな。
やむにやまれぬ事情があって帰る人もいるだろう。でも、こんなに多人数がやむにやまれぬ事情があるわけない。
無様なら無様なりにきちんと最後まで見届けよう。
エンドロールにはまだ間がある。
こんな試合で拍手をするなんて、選手をバカにするにもほどがある。
拍手で何を讃えているんだ。
こんな結果に「よくがんばったね、でも残念だったね」なんて、ちゃんと試合を見てたら言えたもんじゃない。

途中で帰る人、こんな大敗に拍手する人。
掲示板などで、いろいろと論議されていたけど、さすがにこんな試合で実際に目にすると帰るな、拍手するなと言いたくなる。(言わないけど)

スタジアムに来ている人を批判するような目線のレポは書きたくないけど、今回だけはちょこっと、ね。(不快になった方、すみません)
<ニッカンスポーツより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて