2007Jリーグ ディビジョン1 第3節
 大分トリニータ VS 大宮アルディージャ  
07.3.17
2節を消化して勝ち星のない大分。
すっかり入れ替わった中盤の連係が要因か。それとも。
走ってなんぼの大分が走らなくなった。
ここで勝たなきゃ、序盤ながら「降格」なんて声も聞こえてくるぞ。
勝つために、さっそくシャムスカさんのテコ入れが始まったようです。

九石グルメに吉野のとりめしははずせない。
妙に甘ったるくないのが、よい。
腹持ちもよい。
ラーメンととりめしで800円。
シーパスのおまけの50円割り引きを使って750円也の昼飯であった。
大宮サポさん、いらっしゃい。
土曜日の午後1時キックオフの遠距離アウェイなんてさぞ大変だったでしょう。
ホームでさえ、仕事で行けない人、続出。
藤本と再三やりあう大海。
これが大分の風物詩なのか。
燃える男大海。
カードコレクターだけは勘弁ね。
大宮の2トップは新外国人エニウトンと小林大悟。
エニウトンより下がり目でプレーするダイゴを徹底マンマークするため、ボランチに藤田を起用。
そして前日突然のケガのため出場できないマラニョンに代わって森重。
ダブルボランチが06入団の若い二人に代わったスタメン。
チームの今後を左右する大事な試合。二人にとっては、大きなチャンスでもある。
サブにプラチニが入った。プラチニも出場機会があれば、またとないチャンス。虎視眈々とねらってるはず。
おお、出足が違うじゃないか。これだよ、この感覚。
高松が激しい守備をする。高松がここまでいくんだから、他の選手がさぼるわけにはいかない。章太も果敢にスライディングしてまでの守備。
藤田は、とにかく小林大悟を徹底マーク。ときにはバックラインに入ったり、サイドにいたり、小林の位置を外さず守る。
深谷もエニウトンをがっちり。
大海が再三藤本とやりあう。激しいプレーと感情の激突。でも、カードには注意してくれ。大分のヒールがすっかりなじんできたなあ。
まあ、とにかくやればできるんです。一歩前へ、の意識が今期初めて見られた。こりゃ、いけるぞ。
前半は、激しい攻防の中、なかなか攻撃の形がつくれず、スコアレスで折り返し。
バックスタンドは春の日差しにすっかりぽかぽか。試合ももっともっとホットにいくぞ。
さあ、後半だ!
と、ここでゴールウラからあのタイコが。
「ネオコン」です。ついに復活してくれましたか。なんてうれしい。ういあー、すとろんぐ。
おお、後半スタートから金崎投入。森重に代えてなので、ボランチです。

つぶされてもつぶされても高松
後半、すぐにチャンスはやってきた。セットプレーからのゴール前のごちゃごちゃ、こぼれたボールはトリニータの選手の前へ。きれいなライナーがゴールに。誰?誰?誰?おお三木。
みっきー、みっきー、みっきたっかしー。
よし、まだまだ。2点目、いくぞー。
右サイドでボールを奪い合う金崎。
粘りに粘って前へ出す。相手を交わして抜けようとする、止められる、それでも強引に抜け出す。
2点目は、高卒新人選手のこの粘りのプレーから始まった。
章太のシュートもすばらしかったね。

前線でダイレクトプレーが活発になってきた。
持ちすぎといわれるルイスも、周りに選手がいて、スペースがあればいいパスを出すのだ。
3点目は、ルイスのすてきなヒールが、おしゃれにスペースへボールを送り出して始まった。
ここは決めどころ。高松がこれまたしっかりやってくれました。

新加入選手が、トップにからんで決まった2点目、3点目。
理想的じゃないですか。
これからもっとコンビネーションが磨かれたら、それはそれは楽しいサッカーが見られることでしょう。
さあさあ、やるぞ、タオルマフラーを掲げて。
感無量のトリニータ・オーレ。
なんて楽しいロスタイム。

勝利の味は格別だね。
九石ドームでのリーグ戦勝利は、昨年の10.29鹿島戦以来。
ああ、久しぶり。

今日の勝利は、ボランチの入れ替え云々よりも気持ちの違い。
やっぱ、気持ちだよ、大事なのは。
これでスタメン争いもおもしろくなってきたぞ。
<ニッカンスポーツより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて