第86回天皇杯全日本サッカー選手権大会 5回戦
 大分トリニータ VS 横浜Fマリノス
2006.12.9 長崎県立総合運動公園陸上競技場
「元旦国立」のでっかいマクをメインスタンドに掲げた横浜サポ。
まあ、そうだよな、どこも一発勝負のカップ戦は目指すものはひとつしかない。
リーグ戦を終えたあとの天皇杯5回戦。これを負ければ今年の試合はすべて終わってしまう。
1試合でも多くみたい。そして元旦を国立で。
すでに23日(6回戦)にあわせて大阪方面へ家族旅行の予定が入ってるんです。ホテルもとってあるんです。頼むよ。
ここがメインの入り口です ピッチ全景。ゴール裏は土手状。
やればできるじゃない。
うん、それがトリニータ。気合いが感じられた。不格好さ、不器用さが見られるプレーもある。でも、前へ向かう姿勢、勝利を目指す心意気が感じられた。
ほんと、失礼ながらやればできるじゃない、って。
トリコロールに染まる 雨の準備もよろしいようで・笑
サイドをがんがん割られるし、決定的なシーンもつくられるし、でも、ゴールは割らせない。意地を見せる。雨でピッチはどんどんスリッピーになる。スルーパスやDFウラへのロングボールがどんどん加速してついていけない。コントロールもあやしくなる。
ピンチがチャンスに変わり、チャンスが一転窮地に立たされ。
小気味よくゲームは展開する。
前半横浜に決められ0−1で折り返し。
激しくなった雨も、ハーフタイムで一息。
ああ、あれを決めておけば。ああ、あれが決まらなくてよかった。
ちょっとしたかげんで、どっちにも転ぶゲーム展開。
そしてシャムスカ采配がピタリとはまる。
高橋、西山投入後すぐ。しっかり相手をひきつけて、西山の右スペースへのスルーパス。猛然と走り込むのは高橋。GK正面に対峙してもきちんと決めました。
その前に、梅田が決定的な1対1をつぶしていたので、この交代はまさにどんぴしゃの印象を与えました。

その後、雨はひとしきりピッチを濡らしきり、さらにコントロールを効かなくさせ、両チームの攻防も予断を許さず・・・・・1−1のまま後半終了。
ごめんなさい・・・・。はじめてです。
トリニータの試合を途中で抜けるの。
予測してなかったんです。延長があるなんて、あまりに久しぶりのことだったんで。
6時までにヤフードームに行かなければならなかったんです。どう考えても30分の延長、もしかしてさらにPKまでは無理。
この展開では、ちょっとした「運」で勝敗がつきそうだな、PKまでいけばさらに「運」だな、などとやきもきしつつ、ダッシュしました。
・・・・申し訳ない。
これで2006年のトリニータの試合は終了しました。
リーグ8位、天皇杯5回戦敗退という結果については、いろいろとそれぞれあると思いますが、トリニータは発展途上のチームです。できあがったチームではないのです。
選手層の薄さや、若手の多さ(経験の少なさ)、代表選手のメンタルやフィジカルの維持などの影響でしょうか、出来不出来の波もありました。
でもそれは選手自身がよくわかっている課題であって、こういった諸々を乗り越えてチームはもっともっと強くなっていくでしょう。
来シーズンはシャムスカ3年契約の1年目。きっと今シーズンを上まわる楽しいサッカーを見せてくれるはずです。

ではまた、来年。
(諫早番外編)
(写真左)
諫早駅で見つけました。Vファーレン長崎のオフィシャルマガジン「ヴィトーリア」創刊0号。
表紙は原田武男。
で、中身も原田の記事や、小林伸二強化部長兼アシスタントコーチの記事とトリサポの目を引きます。ゼロからのスタートということで、トリニータの歴史を引き合いに出し、溝畑社長の写真入り記事もあります。
(写真右)
諫早と言えば、うなぎにすっぽんらしい。「魚荘」のうなぎ丼。ごはんとみそ汁はおかわりどうぞ。って。うなぎもおかわりくれえ。
(さらに番外編)
トリニータを途中放棄したのは、ビリーおじさんのせい。
っていってもおじさん、おばさんにしかわからないだろうなあ。10年以上もアルバム出してないし、ヒットしたのは20年も、30年も前。
興味のある方は、ビリージョエルライブレポでもお読み下さい。
<試合データ トリニータオフィシャル>
一緒に闘おうぜ誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
la la la la  la la la la la・・・

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて