チャンスを生かせ、全員ベンチ入りだ
〜プレシーズンマッチ 大分トリニータVS慶南FC
at 九石ドーム 06.8.6
朝も早よから草刈りです。日曜日の早朝、カマもってわっせわっせと地区の清掃作業。でもって終わり次第にお仕事。
なんとかかんとか職場を抜け出す午後五時。
日出バイパスから一路米良インターを目指すのです。
おじさんは日がな一日、仕事が終わったらプレシーズンマッチ、仕事が終わったらプレシーズンマッチ、と呪文のように言い聞かせ、がんばったんです。
さあこい、慶南FC、うーん、これって何て読むの?
S席から見る風景 トリニータ鍋
プレシーズンマッチだからして、いつもと違った場所で。
S席(普段のSS席)で見るなんてこんなときじゃないとね。でもやっぱりこういうときでもロイヤルは選ばれた者のみが座れるシートなんでありますね。ああ、選ばれてみたい。
で、食べるものもいつもと違って「トリニータ鍋」。じつは初挑戦です。麺はうどん、ちゃんぽん麺、だんご汁麺(やせうま?)と3種類から選べます。今日のチョイスはちぇんぽん麺。
汗だらだら流しながら熱い汁をすすりつつ、ああ、暑い。
慶南(ギョンナム)FCは以前トリニータに所属していた金聖吉(キムソンギル)選手がいます。19番のスタメン発表にトリサポ拍手!
親善試合とはいえ、韓国は熱い選手が多いので、どうかラフプレーだけはごかんべん。以前、プレシーズンマッチで乱闘もあったしね。
韓国とトリニータをつなぐ架け橋と言えば、スポンサー・マルハンの韓昌祐(ハン・チャンウ)会長。
トリニータが優勝するまでサポートしていただけるというありがたいお言葉。優勝しても引き続き支えてね、とつぶやきつっこみ。
河原マク、ね 慶南FC勢揃い
この親善試合、なんとリーグ戦同様査定の対象になるという。つまり出場機会の少ない選手にとってはモチベーションアップするしかない絶好のチャンス。なかなかやるねフロントさん。
さて注目は初先発のGK河原。お笑いキャラではしっかり主力レギュラーだけど、本業のほうもどどーんと開花してほしいところ。
柴小屋、森重のバックラインもチャンスを生かさねば。
ここで失点ゼロに抑えれば、彼らも自信をもち、成長の糧とできるはず。
さて、試合。柴小屋、森重、気合いが違いますね。危なっかしいところもあったりするけど、体を張って必死のディフェンス。サイドからの上がりも積極的。久々の先発、梅田も持ち味を生かして縦横無尽。高橋と両サイドでそろって一気にあがっていくシーンは圧巻。なんか梅田サブも勿体ないなあ。

前半も終了間近、CKから大分の選手が決めた、と思ったらなんとGKでもない選手が手ではじきだしたぞ。必死のプレーでつい手が出たんでしょうね、一発レッド。PKをトゥーリオが決めて先制。しかも相手は10人に。心情的には、イエローでまけておいてあげてって気もしないでもないけど仕方ないね。

後半、梅崎のグラウンダーのミドルが決まって2点目。なんかえ、っと思った瞬間、入ってた。やっぱりシュートは打たなきゃ入りません。(いくら打っても入らない・・・・もいるぞ・・以下自粛・・)
3点目は山崎。どんぴしゃスルーパス、おお抜け出した、と思ったけどボールは相手DFに・・・え、GKがはじいてる?なんだかよくわからないけどルーズボールに。山崎が反応して角度のないところからなんとかシュート。ん?これもあっけにとられてる間にゴールへ。最後まで諦めない姿勢が大切だね。

慶南の選手は、本気モードか激高モードか。怒号か罵声かというような声が飛び交う。
終了間際には、監督の激した声が。終了の瞬間、怒ったようにベンチを後にした。さすが韓国、熱いぜ。まあ揉め事なく終わってよかった、よかった。
けが人や代表遠征組をのぞいて全員がベンチ入りしなければならない非常事態。でも、今のトリニータなら悲観することはない。試合経験の少ない選手が、チャンスを生かす場、アピールをする場となった。
河原はフル出場、失点ゼロをいい経験とするだろう。森重や柴小屋もしかりだ。

とにかく3−0だもんね。さすがに気分は上々。
上昇気流にのって突っ走るぞ!!

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて