2006Jリーグ ディビジョン1 第17節
アビスパ福岡  VS 大分トリニータ
06.8.12

ここはアウェイか?
アウェイ専用ゲートに青の列が続く
博多の森が見る間にトリニータブルーに染まってゆく
ゴール裏の境界は取り払われ
完全に占拠した

アウェイサポに用意されたメインSAは埋め尽くされ
バックスタンドにトリニータブルーが
浸食する

爽快なブルーのエリアに
熱気が渦巻く

ここはアウェイか?
いや
ココ俺達のホーム

金を使い、時間を使い、労を惜しまず
4500の期待が集まる
勝利を目指して
後押しするために

青いレプリカに身を包み
メインもバックも立ち上がりタオルマフラーをかざす
ゴール裏を青と黄に染める
「闘う準備はできている」
シャムスカの言葉は選手だけのことではない
前へ、の意識が強い両チーム
しかし、福岡はバランスを欠いた
根本の大きなサイドチェンジが広大なスペースへ高橋を走らせる
ラファエルのキープは松橋を、梅崎を縦横無尽に走らせる
三木を中心に、森重・福元が競り、止める
エジ・トゥーリオが汗をかき、守備かから攻撃への起点となる

つまり、
いつものトリニータのサッカー
福岡に攻められながらも
堂々とトリニータのサッカーは展開された
ゴールにはじかれたバロンのシュートが決まっていたら
いや、それでも今のトリニータは動じなかっただろう
サッカーは何が起こるかわからない
ひとつのプレーが流れを変える

しかし、
「自信」や「信頼」は揺るぎない
彼らには
たとえ失点しても上を向いて前に走り出す強さが備わった
それがシャムスカが大分にもたらしたものだ
九州ダービー
福岡にはその意識はないように思える
大分なんて眼中・意中にないのだ

大分には意地がある
九州のJチームとして「先輩」の福岡
しかし今や九州のJは大分なのだ
それを福岡に認めさせるための試合
それが九州ダービー

ラファエルの来日初得点
ラファエル・梅崎・松橋の美しい連携での2点目

博多の森でのホームジャック
スタイルの違いはあるが大分の応援は
福岡に何かしらのショックを与えたはずだ

博多の森でのトリニータ・オーレ
勝者の試合運びを目の当たりにし
アウェイを青く染めたサポーターに感激し
刻々と迫る時間を味わう

そして狂喜の時は来た
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
<試合データ ニッカンスポーツ>

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて