2006Ｊリーグ　ディビジョン１　第14節
　大分トリニータ　ＶＳ　アルビレックス新潟
06.7.22
リーグ戦再開後初のホームゲーム。
ブラジルデーだの、キティちゃんがやってくるだの、フロンテック様よりビッグフラッグ贈呈だのそれいけやれいけにぎやかな九石ドーム。
Ｊ１昇格以降まったく勝っていない新潟だからって、前節浦和を破って現在４位爆走中の新潟だからってぜーんぜん臆することなし。
ブラジルデー、ってことでサンバ隊が場内を踊りまくる。
アウェイ側でも踊りまくる。
つられて踊る選手の姿も見えたりする。
ブラジル屋台も登場。
どーにもこーにも待ち時間が長く断念。
どんな料理だったんだろう。
サンバにのってブラジルトリオ、がんがんやってくれい。
パートナーシップを結んでいるサンリオ・ハーモニーランドからキティちゃんも応援に駆けつける。
ハーフタイムにはサンバ隊といっしょに踊るというなんとも言えないまったり企画。
選手紹介の画像がかっこよくなりました。
中断期間中、がんばってつくったのね。
いいぞ。
＜いきなりですがダンマク・ゲーフラ特集＞
メインスタンドどまんかなに川田マク。
かなりでっかい。こんなに期待されてるぞ、がんばれ川田。
でも新潟戦にオレンジマクって・・・。		 ブラジリアンなエジマク。
星と緑・黄のラインがポイント。

佐伯のみなさん、大漁旗のおかげで試合も大漁でした。 エジ・トゥーリオゲーフラ。
イラストがかわいい。		 「ぶちのめせ」がインパクト大。
試合の入り方、って言われてたけど、このゲームは最初からトリニータペース。
サイドから、中央から、シンプルにボールがつながり、フィニッシュまでもっていく。
昨年の後半のように、パスをつないで、緩急つけてたたみかけるような攻撃がたくさん見られるようになった。
おお、前半からこんなゲームが出来るんだ、と妙な感心の仕方をしていたら、先制点。エジミウソンのヘッド。
おお、こりゃブラジルデーだわ。
相手ＤＦクリアがバーに当たって跳ね返り、松橋がきっちり決めて２点目。
２−０で折り返す前半だけど、なんか前半だけでこれまでの１試合分ぐらいの濃い〜内容でした。大分ってこんなにいいチームなんだと、客観的に見てもそう言えるような内容。

点数だけではない。
きれいなパス回し、攻撃のアイデア、体を張ったＤＦ。プレーそのものにスタンドから歓声がわく。
サッカーそのものを楽しめる大分のプレー。
ってこんなにほめていいんだろうかと思うくらい、大分ははまっていた。

高松を軸に、松橋・梅崎が自由に攻撃を組み立てていく。ボランチがからむ。
サイドからひたすら精度のないクロスをほおりこむだけだったＪ１初年度のトリニータを思い出した。
磐田戦でいいように翻弄され、あんなすごいパス回しができるチームになれるんだろうかと絶望感に打ちのめされた頃から考えると、なんていいチームになったんだと、ちょっとおじさんはうるっときますね。
フロンテックさん、ビッグフラッグありがとう ゴール裏は今日も燃えてるぜ
後半。
最初は新潟の時間帯が続く。しかし、大分はねばり強くフィニシュを決めさせない。西川のセーブもスタンドを湧かせる。
攻められる時間帯は必ずある、でもそこをどうしのぐかが試合の流れを左右する。
そして高松のＰＫ。
試合は完全に大分のなすがままになった。
何より違うのが、出足。どこでボールを奪うのかがきっちり意識にあるからか、相手のパスを狙って体を前に入れる、一歩を相手より先に出す。
攻撃も同じで、いいところでボールを奪い、決定的なシーンを作り出した。

ＣＫから高橋のヘッド。ゴール前で高橋のスペースへ入る動きが見えた。決まった。
喜ぶしかない。
トリニータオーレ。こんなにも気持ちよくロスタイムが過ぎていく。
歓喜こみ上げるロスタイムから、怒涛の「大分よりの使者」が響くまで。
あちこちで「トリニータ最高」の言葉が飛び交う。

次は浦和戦。
早くも、ゴール裏から歌が響いた。
たっかまっつ〜　だ〜いき〜、たっかまっつ〜　だ〜いき〜、
お前の〜　ゴールで〜浦和、た〜おせ〜！
＜試合データ　ニッカンスポーツ＞
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは　僕たちは　大分トリニータ
必ず勝利する　
最強のチームなんだ
最高で　最愛の　大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported　by　miyashu
｜風に吹かれて｜