2006Jリーグ ディビジョン1 第8節
 大分トリニータ VS ヴァンフォーレ甲府
06.4.15
雨、雨、ざんざん雨。
それでもみんなトリニータのために来るのだ。屋根だって閉まってるもんね。
と、強がってみたが15000人台。昨年の平均22000人と比べるとかなりのダウン。
招待券も廃止したし、数え方も正確になったみたいだから、と思ってみても、やはりさびしい。なんとかしなくては。
30000人プロジェクトとか言ってる場合ではない。まずは20000人越えだ。

ランクアップチケットですが、シーチケについてきたトリニータシートの半額(1000円)チケット購入券でトリニータシートを買って、ランクアップ代500円払ってA席にってのもOKということなので、A席が当日で1500円で買えることになります。
A席のシーチケを持ってる人で、家族や友人を1500円でA席に誘っていっしょに応援できることになりますね。A席のアウェイ側はいつもかなり空いているので、この作戦もやってみてはどうでしょうか。
さあさあ、甲府さんいらっしゃい。
お久し振りですね〜。
私が生甲府さんをみたのは、このとき以来です。
なつかしいですね。
テンコーマジックとかイリュージョンとか、ネタにされまくってた頃ですね。

でもJ1にやってきた甲府はまったく別のチーム。
じつは入れ替え戦以来、ひそかに声援を送ってたりもする。倉貫って、なんか好きです。
ボールがつながり、がんがん攻める爽快な甲府サッカーは、大分ゴールを脅かす。もうほんとうに冷えましたよ。ただでさえ寒いのに。
ポストに救われたり、シュートミスに救われたり。バレーはあいかわらずキープ力、シュート力申し分なく、大分DFもふりほどかれるシーンも。
ああ、バレー、打つな〜。うーん、風林火山ですな〜。
オズマール、トップ下どうよ、ってのが其処此処の話題ですが、ディフェンスすごいですね。相手のボール取りに行くときの方が早いんじゃないのって思うほどのダッシュ、なんだかんだボールを奪ってたりもする。
と思ったらなんとブラジルではディフェンシブFWと呼ばれていたとか。日本人でディフェンシブFWの称号をもつ鈴木隆行師匠(ここここ参照ね)が海外に再び渡った今、ディフェンシブFWの地位を確立するのは、オズマー、あなたしかいません。
そして、鈴木師匠を彷彿とさせるような転び技。ころんころん、どたんどたん、まあ、よくこけるけど、ついにPKをゲット。これでもう立派に鈴木隆行の後継者ができました。
でもじつはオズマール、ごめんなさい。PKをあなたが蹴ることになって、どきどきしていたのです。失敗するシーンばかり想像してしまって・・・・。密かに、こぼれ玉高松押し込め、とかあらぬ念をかけたりして・・・。

でも、真面目な話、オズマールのトップ下はあり、ですね。内村とは違った役割になりますが、中盤でボールを奪って、ためて、出すって松橋を最高に生かせるパターンが出来るし、3人目のストライカーとしての脅威も与えることができる(たぶん・笑)
高額の助っ人ストライカーとしては物足りないけど、夏場ぐらいにすごい力を出してもらうために、今はディフェンシブFWとして熟成してもらいましょう。
ブルーシートで染まったよう〜
あまりの寒さにハーフタイム、ラーメン買ってきました。おお、ずるずる、ずるずる。
ああ、キックオフだ、おお、ずるずる。ごくごく、汁まで飲み干し、ん、あ、え、ゴール。と、甲府のゴールシーンはラーメンどんぶりの向こう。よく見てません。

でもあわてることはない、こっちにはスピードスター松橋がいる。そして高松(守備面でもすごく貢献してました)。
決勝点は、梅崎の殊勲でしょう。
DFを引き寄せて、ドリブル、体の方向も、意識も完全に高松に出すぞ、と向けさせて(そう見えました)つくった広大なスペースへボールを出す。
あとは完全覚醒した松橋の見せ場だけ。

そのあとのいくつかの大きなチャンスをことごとく外した梅崎には、かつての松橋が降臨したかのようだった・笑
でも、そのキレとスピードと、タテに向かう意識はナビスコに続いて、存在感を見せつけたよっ。

あいかわらず酷評されてるボランチ西山だけど、けっこう要所要所は顔出してがっつりいってるように思えました。選手が替われば、ポジションは同じでもプレースタイルは違う。試合を重ねればもっと西山らしさを出してくれるでしょう。
次節はアウェイ大宮戦。
またなんかいやなかんじの相手だけど、ここで勝敗を5割に戻しておかないとあとがきつい。
次はオズマールのミドルをズドン、と決めてくれっ!(信じる者はすくわれるよ)
<試合データ ニッカンスポーツ>
勝利のために 
ただ突き進む
俺ら大分
 九州の誇り

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて