2006Jリーグ ディビジョン1 第4節
 大分トリニータ VS 横浜F・マリノス
06.3.21
ホーム開幕戦に続き、17000人の九石ドーム。
22000人を普通に感じていた昨シーズンからすると激減なのだが、冷静に考えれば平均22000ってのがどうもおかしい。5000人の減でも、トリニータの試合に行こうという人がそんなに減ってるとも思えない。
招待券廃止の影響か、マルハンシートの数え方なのか、ともかくただ「数え方」が変わったに過ぎないのではないか。からくりを明かしてくれるとすっきりするのだが。
写真入りチケットがほしくて、お子さま用を買う。
よって本日はお子さま連れ。
でもあいかわらず、サッカーよりバスケがいいというかほ。
果てには野球の方が、などとまで。
今日の試合を見て少しはかわったかな?
さて、恒例のダンマク合戦。
「ますたろう」ってだれ?
あのメガネ?
知り合いなのね。  
開始直後、いきなりオズマールのオーバーヘッドなんかどどんとご披露。スタジアムはどどーっとわくこと、わくこと。
オズマールって対人めちゃくちゃ強いのね。ボールとられないし、逆にとっちゃうし。
ゴールに背を向けてボールもらうと強い。さばいたり、キープしたり。
胸トラップから頭上に浮かせて、ってのが多いですね。
でも、ひたすら遅い、遅い、遅い。DFラインのウラにいいボールが出ても、相手DFが先に追いつく。いいボールが何本かあったのになあ。

ってことで、だんだんオズマールのベールがはがれてきました。
ひたすら強い、悲しいかな遅い。ヘディングはうまい。
となると高松との組み合わせはどうなの?と。
誰がウラをとるの?誰がスペースへ走るの?

そうなると山崎や松橋との組み合わせがいいのか。
それとも、内村の2列目からの飛び出しとオズ・高松の組み合わせになるのか。
シャムスカさんの目論見やいかに。
ゲームはもう完全に力負け。ねじふせられたといっていいでしょう。
でも、力では負けていても、闘志では負けていなかった。だから後半のサッカーができた。そこが大分のすごさであり、命綱でもある。
あのマリノスのブラジル人トリオを中心とした攻め、そして驚異的なDF陣。前半見てたら悲しくなりました。やはり力の差は歴然すぎるほど歴然としている。
ところが後半は、集中力、闘志といったメンタルな部分とシャムスカ戦術が、歴然とした力の差を覆したかのようなゲームとなった。

内村・松橋、あるいは山崎。
攻撃のオプションをどこでどう使うか。ここまでシャムスカ采配がピタリとあたっているだけに、今後が楽しみ。
そして、そしてついに増田の初登場。
右左上下神出鬼没にボールを呼ぶ。スピード、気迫、ありあまる期待感。
いいシュートも見せてくれました。長いシーズン、増田に助けられるときが必ず来る。トップ下も見てみたい。
右サイドで根本としのぎあった吉田。ひときわ大きなブーイングを受け、闘志をたぎらせたはず。
でも、大分でよくないときの吉田、そのままだった。ボールを預かる、出す、あるいは戻す。松田の上がりを助ける。突破もなければ梅田へのいらんファールで大分サポをがっかりさせる。こちらのマリサポさんサイトのレポ読んでも、あんまり芳しくない。
やはり吉田はトップ下で生きる。サイドで機能しないのは大分で実証済み。ってことでしょうか。
さすがに取説までは横浜に行ってないようです(笑)
岡ちゃんがサイド吉田に見切りをつけるのはいつになるかな。もし間違ってサイドの吉田を機能させたら・・・脅威かも。
完敗。王者の力に屈した試合だったけど、悲観的な試合ではない。
力の差はあっても闘えるということを証明した試合だった。
大分は序盤で強いチームと連続してあたっている。とくにG大阪、横浜と強くてしかも因縁のある試合が続いた。
この2試合を見る限り、今年の大分は闘える。DF陣がさっそく手薄になっているが、こわいのはケガだけだ。みんなケガしないでね・・・。
<試合データ ニッカンスポーツ>
勝利のために 
ただ突き進む
俺ら大分
 九州の誇り

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて