2005Jリーグ ディビジョン1 第30節
 サンフレッチェ広島 VS 大分トリニータ
at 広島ビッグアーチ on 05.11.12
広島で食うぞぉ、っと意気も高く、乗り込むアウェイ。前回のアウェイは神戸でどん底の地獄を見ているだけに、ぜひ気持ちよく帰りたいものだ。
山陽道五日市インターを降りてすぐ広島ビッグアーチ。(今回は山陽道が途中通行止めのため、中国道から迂回しました)クルマを駐車場に置いて、アストラムラインでお街へ。
ほらほら駅の構内には森崎兄弟が防犯ポスターに出てたり、ゲーム告知ポスターも四方八方。ああ、アウェイです。
市街地からのアクセスはこのアストラムラインがよろしいようで。ゲーム日はチケットを見せれば900円の乗り放題が600円に。(この時点でチケット買っておらず駅員さんに「これから買うけどだめ?」って言っても相手にされず・・・)
まずは、敵地グルメで食い倒すぞ!
うなぎとかきの「小谷」へ。文字通りうなぎとかきを食う。カキフライが殻にのって出てきたのに妙に感動する。揚げ加減も絶妙で旨い。アウェイっていいな。
さらにお好み焼き。んまい。すでに満腹だけど、んまい。牛筋煮込みがまたんまい。前に行ったときも、ガイドブックを見てもそうなんだけど、お好み焼き屋に牛筋煮込みがあるところが多いのはこれも広島名物?アウェイっておいしいな。
うう、もう満腹すぎて食えない。これからサンフレッチェを食わないといけないのに・・・・。アストラムラインは再びビッグアーチへ向かう。
さあ、いよいよビッグアーチに乗り込む。テレビで見る限りはなーんかだだっぴろーいスタンドにこじんまり観客という印象だったけど、実際スタンドはがらーん。なんとここ47000も入るんですね。しかも2階席とかなくて傾斜スタンド。そりゃがらーんとして見えるわけだ。
ところがところがビジターシートはちょっと違う。どんどこどんどん青に染まる。いったい何人いるんだって数えたくなるくらい青が濃い。太鼓も鳴る。どんどんどんどん、おーーーぃったっ!このイキオイで勝つよっ。
さて、とマッチデープログラムなど読みながら、西日の落ちる時間を過ごす。
アウェイチーム分析には「今、Jリーグでもっとも勢いのあるチーム」などと賛辞が並んでいる。深谷も「将来の日本代表」とな。ところがところが予想スタメン。GK吉田、おおおおこれがシャムスカマジックかあああ。出場停止の吉田を、あえてGKにもってくるとは。お茶目な配慮も忘れないサンフレマッチデイに拍手。
さあやるぞ、やるぞ、とキックオフ。ん、どうも広島の攻撃が優勢。ひやりシーンも続出。序盤、ゲームを支配されてしまう。ああ、こりゃ点を入れられるかもなあと、はらはらしながらゲームは進む。でも、大分のカウンターも驚異的。アウェイゴール裏に向かって攻める前半。こちらから見ると、どんどこボールがまわり、どんどこ選手がわいてくるって感じだ。
ボランチ、サイドがからみ、次々に仕掛ける攻撃は、相手DFを翻弄する。深谷の攻撃参加も目立つ。
1点目、深谷のパスからマグノの絶妙の動き出しでシュートまで持っていく。
果敢な多重層攻撃は、必ずフリーで攻撃できる選手をつくる。2点目も、数人の選手がゴール前に入っていたから梅田がフリーで打てた。マグノが核ではあるが、マグノだけでない多彩な攻撃が相手に与える脅威は計り知れない。うーん、すごいチームになったもんだ。
ボール支配率は広島。先制点をとられていればどっちに転ぶかわからない試合だった。少なくともこんなスコアの開いたゲーム内容ではなかったと思う。
ただ大分のカウンターが高い確率で決まった。全員守備で最後の最後で踏ん張って得点を防いだ。これが「決定力の差」という言葉になるのだろうが、大分サポからしてみれば、こんなに気持ちの良い満腹の試合はない。うーん、アウェイっていいなあ。

おみやげにサンフレッチェロゴ入りのボール型チョコ入りまんじゅう?あの紅葉饅頭で有名なにしき堂です。

今年のアウェイは2試合。
8.27の神戸戦は本当に、心中密かにJ2落ちを覚悟したくらい暗澹たる帰路だった。(ちょっと田口トモロヲ調・笑)
そして広島戦。グルメもゲームも満腹満足の最高の帰路。
まさに地獄から天国。
んー、サッカーっておもしろいね。(こんなくくりでいいのかっと思いつつも、終わる)
<試合データ ニッカンスポーツ>
一緒に闘おうぜ誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
la la la la  la la la la la・・・

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて