2005Jリーグ ディビジョン1 第1節
 大分トリニータ VS 東京ヴェルディ1969
2005.3.5
ゴール裏が染まった。青と黄色、そして白い12番。ゴール裏サポグループの発案だというけれど、ここまでいっぱいに塗り尽くされたゴール裏の「作品」は初めてだ。メインもバックも青いカードやタオルマフラーを掲げ、アレ・オ・トリニータの大合唱で選手入場が始まる。
シーズンがやってきた。ゴール裏に感動を覚えつつ、進化したトリニータに期待を込める。
いくらグアムで勝ってるからといって、相手は東京ヴェルディ。ゼロックスでベールを脱いだ怪物・ワシントンがいるからとか、天皇杯・ゼロックス杯王者だからとか、アルディレス・ヴェルディには公式戦1回も勝ってないからとか、とにかく世間では圧倒的に東京ヴェルディ。
あの華麗で素早いパス回し。常にスペースをつくり、動き、プレスをかけるサッカーに昨シーズン手も足も出なかった。「中盤制圧」のダンマクにも緑サポの自信がにじむ。
松橋、内村、マグノの3トップ。松橋とのコンビネーションを買われた先発という内村だけど、個人技がうまくからまないという印象。松橋、結局シュートは決まらなかったけど、やっぱり去年とは違う。サイドネットへのシュートになったけどあれももよかった。「しょーたー走っていけー」のコールが聞かれてうれしい。今年はいっぱい聞けるかな。
さて、ヴェルディのスピード、プレスに翻弄されて、なかなか落ち着いたプレーが見られないトリニータ。しかし、左サイドの阿部が気を吐く。ファンボの3−4−3で要となるのはサイドハーフ。守備にも攻撃にも多大な運動量を要求され、攻撃の展開に大きくからむ。右サイドの梅田は守備での貢献が目立つけれど、クロスの精度はなんとかならないものか。
原田、小森田のボランチ。起点となるはずのところが、ただただ単調に前にボールを出すばかり、ヴェルディのプレスに攻撃を組み立てる余裕もない。後半出場の吉田がボールをキープし落ち着かせたのを考えると、コモ・タクボランチはちょっと疑問符。
後半登場のドド。50メートル超のロングシュートはやはりものが違う、とびっくり。きっとこれからどんどん調子を上げていって、マグノともまわりともつながって・・・、す、すごいぞおお。
木島がどれだけもつかわからないけど、松橋・ドド・マグノの3トップに、阿部・木島の両サイド。吉田がボランチに入ってと考えるとかなりすごい攻撃的なチームになるのではないだろうか。もちろん、高松もいる。
というとろこで、 よく、掲示板なんかでフォーメーション論議やってるけど、あれは楽しい。批判もあろうけど、言うだけなら勝手。と、突然「こんなフォメどう?」コーナー。
では、自分の好みでつくってみました。まずありえない。DF以外はみーんなFW登録。これじゃあ機能しないなあ。(笑)でも、DF深谷は早く見たい。三木の退場で次節実現?

作戦盤はアズッロジャッロさんより拝借
まあ、結果は負け。雪もみぞれも大寒小寒の完敗。スコアだけ見ると接戦だけど、完敗。
浦和も、横浜もガンバも負けてるんだ。と、わけのわからぬ納得をし、次節、新潟。スカパー観戦を待つことにしよう。
ああ、やっとわくわくどきどきのサイクルが始まった。勝っても負けても、トーリニータぁ!
<試合データ ニッカンスポーツ>
一緒に闘おうぜ誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
la la la la  la la la la la・・・
reported by miyashu
風に吹かれて