2004Jリーグ ディビジョン1 2ndステージ 第11節
 大分トリニータ VS ヴィッセル神戸
2004.10.30
3日間連続の非公開練習、試合前日オフィシャルで異例の監督からのコメント。「明日は12人で戦うことができるので必ず勝てると思う。」
久々のビッグアイ、久々の勝利を渇望する私たちをベルガーの決意が打つ。
故障で屋根は少し開いたまま
「見えたら打て!俺達の想いを」ダンマクの想いを伝えるがごとく、ゲーム開始前からスタジアムはコールの渦。ゴール裏からバックスタンドまで青がうねる。
攻撃しなければ勝つことはできない。マグノ、西山、吉田の3トップでのぞむ攻撃的布陣。有村、原田の攻撃的サイドバック。1ボランチの吉村は果敢に古巣神戸の攻撃をカット、起点をつくる。縦横無尽に走りまわる梅田、1対1でも撃破。トップ下の小森田はゴール前でうまくつなぐ。積極的なプレーがPKを呼んだ。センターバックのパット、三木は落ち着いて播戸、カズを封じる。
積極性と連動が前半2-0の圧倒的ゲームをつくった。もちろん12番目の選手も連動した。1点目、吉田のゴールで、スタジアムは怒涛のうねりをつくる。久々の感覚。ベルガーの「12人で戦う」が体感できた瞬間だった。
勝利の瞬間 バックスタンドにもあいさつに
もちろん、課題はある。後半、北本の退場でひいてしまった神戸に攻めきれなかった。前半の運動量を考えると、落ち着いたゲーム運びにならざるを得ない部分もあったのか。相手DFを上げてスペースをつくるためいったん戻してキーパーまでバックパスという場面が目に付いたが、中途半端なパスもありスタンドからも声が。
しかし神戸の攻撃を封じ込めたという点では完全なる勝利と言っていいのではないか。
ゴール裏に向かう選手 ベルガーもバックスタンドまで
ひさびさのビッグアイで、ひさびさの満足。ここ数試合、内容的にはいいんだけど決定的ミスで失点、自滅という試合が続いていただけに、なんともいえないうれしさ。残り試合、前を向いて上を目指して行こう!
勝利をたたえるゴール裏
WE ARE STORONG
WE ARE RIGHT
WE WON'T BE PUSHED ASIDE
WE'LL GO ON
WE WILL FIGHT
WE WILL NOT COMPROMISE
WE WILL NEVER LOSE TO YOU

FROM 「NEOCON」
◇余談ですが、神戸ゴール裏とメインに「吉村光示」ダンマクがあったのはなぜでしょう?ブーイングはあっても、神戸選手とならんでダンマクというのは?なのですが。どなたか教えてください。
reported by miyashu
風に吹かれて