2004Jリーグ ディビジョン1 2ndステージ 第7節
 大分トリニータ VS 名古屋グランパスエイト
熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKウイング)
*この日の試合は雷豪雨のため後半開始で中止になりました*
2004.9.26
娘の運動会が雨で延期。やた、と心の中で少しほくそ笑み、急遽熊本へ。雨ざんざんの大分を抜けたらなんと熊本はむしむし暑い晴れ。雲が多いけど晴れ。
雨中での試合を覚悟してただけに、気持ちもすっきり晴れ晴れ。試合前には溝畑社長がバックスタンドまでぐるっとあいさつに来てくれました。やるねえ。さあ、シャチ退治だ。
ベルガー監督も感謝の言葉を述べておられましたが、ゴール裏はどこまでもついていく。ホームの雰囲気は熊本でもばっちり。バックスタンドも、コール、手拍子。
前半。名古屋の容赦ない攻め。マルケス、ジョルジーニョ、トップ下の中村が4バックのラインの間を動き回り、飛び出しを狙い、海本がサイドに張り出してタッチラインぎりぎりを駆け突破を狙う。クライトンはちょこまかとボールをキープし、やわらかいタッチでボールを出す。ゴールを割られるのは時間の問題かと内心ひやひや。
一方のトリニータ。もっと正確なフィードがほしいところ。なかなか組み立てがうまくいいかない。後方からのフィードにマグノのヘッドでスペースへという場面が何度かあったけど、西山はことごとく反応しない。吉田は低い位置にいて動きようがない。西山は足下でもらってドリブルというイメージしかないのか、スペースへの動きが少ないような気がする。
これまで見てきて2トップの連携という面では、マグノ・木島がいちばん機能するのではないだろうか。(前にも書いたっけ)
ハーフタイムに入り突然の豪雨。ま、通り雨かなとのんきに構えていたらいっこうに止まず。落雷までばりばりっとやってきた。豪雨はさらに強さを増して、KKウイングの屋根の奥まで降りこむ。通路も水浸し。屋根から流れた雨が滝になって流れ落ちる(写真上中央)。後半開始後すぐ中断。
ひたすら続く豪雨にも、ゴール裏はみんなを鼓舞するように歌う。フラッグが水浸しで上がらないようだ。そして、ついに避難勧告。っていっても、どこに避難すりゃいいんだ。
待っても待っても雨やまず、雷止まず。ついに中止が決定。
スタジアムを出てびっくり。芝生広場が池になってる。テニスコートへ向かう道路下の通路も池。そして、臨時駐車場はクルマが水没している。自分もスタジアムに着くのが早かったらそこへ止めようと思ってただけに、人ごととは思えず。
テニスコート横の駐車場も一面水浸し。靴脱いでざぶざぶとクルマへ向かう人多数。そのころには雲の切れ間から青空ものぞき、いったい何だったんだと、落胆暗澹の帰途。ふぅ。
reported by miyashu
風に吹かれて