2004Jリーグ ディビジョン1 2ndステージ 開幕戦

 大分トリニータ VS ジュビロ磐田
2004.8.14
28314人。3万人を割って、あれ、少ないのかな、などとちらとでも思ってしまうところが、大分のすごさ。もちろん、同日のJでは最高の動員数。
2ndの開幕にあたり、スポンサーが変わった。場内は、ジョイフルとトライバルキックスに席巻された。お食事券がもらえるぞー、の抽選会には、並ぶ意欲も失せるほどのながーい列)。TKのプロデュースであろう、スポンサーフラッグと音楽の演出。それにしても、ぎっしりの観客。いよいよだ。
レプユニの袖に喪章をつけた人もいる。ゴール裏の中心を担ってきた加藤雅也さんの早すぎる死を悼む。一部のコアサポだけだった応援は、今やスタジアム全体に広がった。コールし、手を挙げ、フラッグを振り、バックスタンドも大きくうねる。
トリニータも新しい。攻撃にはFW西山。強化指定選手の西野もサブに入る。そして、何と言ってもDF陣。パトリック、サンドロの長身強力CBコンビ。サイドは根本・吉村。何とも攻撃的なDF。防御は攻撃の起点である。
そして、先制点は吉村〜梅田〜吉村からのクロスでマグノのヘッド、と吉村の攻め上がりが功を奏した。積極的な守備、パス回し、ラストに精度とアイデアを欠くような気がするが、王者・磐田と堂々と渡り合う。
でもやはり勝つのは難しい。オフサイドだあああ、と言ってみてもしょうがない。やはり一瞬のスキを確実にものにするというのが、王者たる所以だろう。磐田は強い。梅田選手のコメントで、故・加藤さんが向こうで「そんなに甘くないよ」と言ってるような気がするというのが、言い得て妙だった。
磐田から得た勝ち点1。2ndを期待させるに十分なゲームだった。横浜、浦和と、試練は続くけど、とても楽しみであるなあ。
WE ARE STORONG
WE ARE RIGHT
WE WON'T BE PUSHED ASIDE
WE'LL GO ON
WE WILL FIGHT
WE WILL NOT COMPROMISE
WE WILL NEVER LOSE TO YOU

FROM 「NEOCON」
reported by miyashu
風に吹かれて