2004Jリーグ プレシーズンマッチ  2002年FIFAワールドカップTM記念事業
 大分トリニータ VS 上海申花
2004.8.1
最近、娘・夏帆がサッカーに一時的に夢中である。サッカー連れてっても、おやつ食って本ばかり読んでた夏帆が、サッカーを見に行きたいという。
信用できないので様子を見ていると、アジアカップも、五輪壮行試合もちゃんと見たようだ。挙げ句の果て、おとう、トリニータ4−0で勝ったね。って、そりゃ五輪代表だ。確かに高松は1点取ったけど(笑)
台風の影響でどうなるかと気を揉んだけど、大丈夫。中国のチャンピオンチームを迎え撃つ。激しい雨が降り出したけど、ちゃんと天井を閉めてくれました。
試合前のセレモニーも日中交流。スーパーバイザーの小室哲哉さんと、中国出身福岡在住の音楽家・呉汝俊(ウールーチン)さんの演奏。
京胡の音色に聞き浸る。拍手。と、あれ、もう1曲弾いてくれるのか、と思ったら、なんと「アレ・オ・トリニータ」。京胡の弦の響きがオー、ア、レ、オーのメロディーを奏でる。ゴール裏からそれに和し、歌声が響く。演奏が止まり、そのまま「アレ・オ・トリニータ」のアカペラ大合唱に。
これはすごい。もう1回聞きたい。すごいコラボレーションだ。鳥肌・涙ものの1回だけのライブ。そのまま「アレオ」のアカペラは続き、選手入場。揺れるスタジアム。これはもう、盛り上がるしかないっ!
注目はパトリック。次世代期待待望ボランチ・小森田・原田。なんとFWは西山哲平。清水戦では2階席のおじさんにさんざんJ1じゃ通用しないと見限られた(前回レポ参照)テッペーも、前線でキープできるからとベルガーには見限られなかった模様。(笑)
親善試合ではあるけれど、やはり結果を残して2ndにつなげたい。
アウェイゴール裏は白く染まった さあ、いよいよだ
結果を見れば、マグノのハットトリック、パトリックのヘッド、西山の2得点と、取るべき人がきちんと取りすぎるほど取った大勝で、不安の守備もセットプレーからの1失点と、大満足。でも、相手はメンバーも欠け、コンディションも悪く、ぜーんぜんプレスのない中での攻撃なので、そのまま鵜呑みにはできませんが。(でも、よかったんだよう)
根本、吉村の両サイドバックは気持ちよく上がって、これまでサイドバックからの上がりがほとんどなかったトリの攻撃に厚みを増した。まあ、空いたスペースを攻め込まれる心配がなかったので、といえばそれまでだけど、根本SBはキレてました。小森田、原田のキック力も魅力。強いグラウンダーのタテパス。大きなサイドチェンジのパスなど、素早い展開を期待します。

なんだかんだで大量6得点。ロスタイムもまわり、ホイッスルを待つばかりのゴール裏からは、トリニータ、オーレ。お祭り騒ぎで幕を閉じるといううれしい試合。
相手がどうのこうの言う前に、素直に喜んでおきましょう。2年ぶりぐらいでトリの試合を見て、ゴールラッシュに喜ぶ夏帆も、大満足でした。
reported by miyashu
風に吹かれて