2004Ｊリーグ　ディビジョン１　１ｓｔステージ　第5節 　大分トリニータ VS 横浜マリノス

2004.4.14

相手はマリノス。いくら試合が立て込んでいてコンディションが良くないからと言ってもやはりマリノス。どこのメディアでも「王者」と冠がつくマリノス。メンバー改めて見たら代表、U-23含め全国区の名前がずらーりマリノス。とてもじゃないけど勝てるわけないよなあ。ここまで調子よくナビスコ杯含めて５試合で１敗しかしてないトリニータでも、やはり覚悟してかからねばなるまい。

タオルマフラーを掲げよう 円陣はハイタッチで

インタビュー等で再三聞いた話だが、ベルガーさんにとってシステムはさほど重要ではない。相手に一番有効なフォーメーションをそのときのメンバーで一番適している選手をピックアップして当てはめるだけ。だから三木がＳＢだろうが、梅田がＦＷだろうが、あんまりびっくりしないでいいのである。ベルガーにお任せっ！だ。

全体的にこんなかんじ ようこそ、マリサポさんたち

高いディフェンスラインは、マリノスの突破を許さない。次々と旗があがりオフサイドが宣告される。ビチュヘの憎いほど落ち着いたプレー。やわらかいタッチでここっというところにパスが出る。前半は完全にゲームを支配した感のあるトリニータだった。やるねえ。

積極果敢な左サイド 恒例のジェット風船

唯一の得点は吉田のＦＫ。たぶん、みんなそうだろうけど、やはり期待はしてても、まさか入るとは。本人がいちばんびっくりしてたみたいだからなあ。このへんもベルガーマジックなのか？？

ゴール裏の風景 ゴール裏から見たピッチ

最後の最後にラインをあげそこなったのか、オフサイドをとれず、坂田に抜け出されてしまったけど、そして、逆転の大チャンスに、フリーのマグノを嘆かせる木島のシュートもあったけど、でもでもでも、今年のトリニータは楽しいなあ。たくましくなったなあ。まだ５節だけど、何やら５位だなあ。

前回のマリノス戦も1-1の引き分けだった。でも、内容が全く違う。前回は、得点のニオイもなく、ひたすら耐えに耐え、奇跡的なサンドロのセットプレーからの１点で引き分けに持ち込んだ。 あのときの悲壮感はもうない。ただ耐えに耐えてワンチャンスを狙うチームではなくなった。どんなチームが相手でも積極果敢に勝ちにいけるチームになった。 もう、何位であろうがかまわないから、もっともっとがんがんやってくれい！

reported　by　miyashu

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