2004Jリーグ ディビジョン1 1stステージ 第4節
 大分トリニータ VS サンフレッチェ広島
2004.4.10
な〜んにもないゼロからの出発。大分トリニータは1994年4月8日に生まれた。な〜んにもないけど、がんばれよと手をさしのべてくれた先輩がいた。J1の兄貴として、アドバイザーとして大分になくてはならない存在、それがサンフレッチェ広島だった。
写真の2つのダンマクが示すように、10歳の誕生日を2年目のJ1という舞台で迎え、恩人であり、兄貴である広島と闘う記念すべき試合。勝利で恩返しだ!
ゴール裏は今日も熱い。メンバー発表のコール。そしてピッチ内練習を終えて選手が引き上げようとしたとき、コール。「we are OITA!」これがね、すごくかっこよかった。響いた。声が出てるね〜と、感動。
サブメンバー サンフサポさん
またまたきたぞ、TK。DF三上選手の100試合出場記念花束贈呈。そして写真にまでおさまる。もしかしてシーチケもってるとか(笑)。サブメンバーに浦本初登場。雰囲気は太った梅田?松橋・木島・内村とイキのいいメンバーも。
さてさて試合です。パス回しも鮮やかに、左右のサイドを切り開いてベルガートリニータ快調に発進。7分には相手DFのウラに跳ねたパスを高松が競り合って持ち込んでかわしてシュート。ねばり強さ、執着心、ぐぐんと成長を感じる高松大樹でした。
DF陣、有村のタテの突破がキレてました。根本との連携で左サイドの攻撃は脅威になるはず。三上CB、三木SBという意外な組み合わせ。三上のDFはよかったように思いました。
好調な出足のトリニータも前半中頃からなんだかなあのチームに変身。以下略。
ビチュヘ、瀬戸の出場停止が痛かった模様。じーっとボール見てる小森田にスタンドのおじさんたちは非難囂々。確かに、言われてもしょうがない。
まったり面白くない、まるで去年のチームのような試合を繰り広げ、引き分けかあと思い始める後半33分。木島・松橋の高速スピードスターコンビ登場。試合展開は急変。チャンスをつくるつくる。いいぞ、いいかんじだ。と、見てたらあらら、攻め上がらない急造SBの三木がするすると上がって行くではないですか。サンドロのロングボールに飛び出す三木。なんでそこにいるんだああ状態で、DFをかわし、あがるあがる、GKと1対1。冷静にかわしてゴール!!!!スタンド、どおおおおおおおおお。歓声・嬌声・叫声乱れ打ち。木島とひそひそ笑顔で話してる様子をみると、どうも作戦があったような気がするぞ。
選手を迎えるバックスタンド それにこたえる選手
ホーム開幕2連勝。なんて心地よい響き。水曜日のマリノス戦も勝つぞと言う力強い三木選手のインタービューをあとにうららかな春の風に吹かれてスタジアムをあとにするのだった。(うう、なんて素敵な終わり方、今シーズンはこれで行こうJ)
reported by miyashu
風に吹かれて