2004Jリーグ ディビジョン1 1stステージ 第2節 大分トリニータ VS FC東京 |
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2004.3.20 | ||||||
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ホーム開幕戦。ひさびさの興奮がスタジアムを包む。そうこの雰囲気を味わいたくてやってくるのだ、と実感する。 お迎えするのはFC東京。今野もいない。石川もいない。茂庭もいない。ケリーもおケガ。でもFC東京。ずーっと勝っていないFC東京なのである。 |
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選手も監督も新生トリニータなら、試合前の運営もサポーターも新生である。ウワサでは選手入場のときの「アレオ」を変えるとか変えないとか、新しいコールがどうだとか、とにかく2年目だJということでケンケンガクガクの様子。でもトリニータシートが広がったおかげで、あちこちでコールの声がこだまするようになった。 | ||||||
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試合前1時間。アップの様子やスタジアムの雰囲気を感じながら徐々にテンションを高めていく貴重な時間。巨大画面にはインタビューやキャンプの様子など番組にして流してくれている。この映像が、アーティスティックでかっこいい。(写真参照あれ)MCやメンバーコールなど新しいのでちょっとぎこちなく、開幕らしい緊張感がある。 芝整備スポーツ少年隊などの新しい企画や、リクルート青年ぎこちなスーツの高松大樹がんばりますひとことコメントも滞りなく過ぎ、選手入場。広瀬知事のFC東京サポあおり勝つぞ三唱のあと花束贈呈。ウワサのTK、KEIKOとともに登場。大分を気に入ってくれているとのコメントもあり、今後の企画に期待がわくわく。あ、ビクトリニータマン、何処行ったんだ? |
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キックオフ。 ばたばた、ぎこちない。でも違う。去年のトリニータとは。徐々に落ち着きを見せてくる。高いディフェンスラインでサンドロがかなり前からボールをカット、ボールを回して攻撃を組み立てていく。磐田のような鮮やかなボール回しにはほど遠いが、トリニータの目指すスタイルは見えるような気がする。前半、吉田からマグノへのスルーパス。マグノ抜け出してキーパーと1対1。去年絶対見られなかった光景。 |
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GK高嵜。どんどん飛び出す。ひやひやものだけど、飛び出す。ディフェンスとも意志疎通できてないけど飛び出す。パンチングが中途半端で1点とられてしまったけど、気合いは十分。がんばれ。 新しい選手が点を取った。小森田のミドル、よし。はじいたところを吉田から横取りシュート。根本、いいぞ、それぐらいの積極性があれば。 2点目は木島の右サイド突破からクロス。キーパーの前へ。あらら、あいかわらずミスパスかい、と思った瞬間、マグノのスーパー飛び出し、ゴール!!!速い、とにかく速い。さすがサンバ特急。 1点されても、最低同点には追いつくという雰囲気があった。選手も自信をもってプレーしているように見えた。プレーのひとつひとつにせわしなさがなかった。山崎のディフェンスなんか、去年の初めとくらべたら、同じ選手かと思うほど。中でも凄いと思うのは瀬戸。審判が見てなかったのか、相手選手にこづかれて倒されたのに何もなし。(たぶん、そうだと思う。)スタンドは非難囂々、ブーイングの嵐。でも、瀬戸は平然とディフェンスに戻り次のプレーにそなえる。こういう精神力は並大抵ではない。 |
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勝利の瞬間 | ||||||
まあ、それにしても感動の大逆転。選手は自信をもって次の試合に向かえるだろう。そしてまたいいプレーをしてくれるだろう。ああ、いいなあ、ビッグアイに行くのが楽しみだ。岡中、三木とセンターラインの中心選手が負傷しているが、今のトリニータなら心配ないだろう。やっぱり勝つっていいなあ。 | ||||||
reported by miyashu | ||||||
|風に吹かれて| |