練習試合in宮崎  蔚山現代戦
2004.2.29 宮崎シーガイアエントランスプラザ
4年に1回しかない珍しいこの日、雨の中をはるばる宮崎まで、新生ベルガー・トリニータを見に行ってきました。ひさびさのトリニータの試合、良くも悪くもみどころいっぱいの練習試合でした。(3本目あるのかと思いきや、45分×2本なり。)
ビチュヘ。早くプレーが見たい。 これがクジ当選の品。いいなあ。
明けやらぬ早朝から、雨・雨・どしゃぶり。天気予報は12時まで雨。6時別府発の9時半シーガイア着、え?3時間半?早い。こんなに早く着いていいのだろうか?ルートは別府IC〜米良IC〜犬飼(10号線)〜三重(328号線)〜宇目(10号線)〜延岡〜宮崎です。早く着いたので、シーガイア近辺のジョイフルで作戦会議(ぼーっとしてただけ?)駐車場には、トリニータステッカーを貼った大分ナンバーのクルマも。おお、来てる、来てる。

さて、会場で早速クジ目当てにグッズを買ったS氏。なんと、サイン入りJリーグ公式球を獲得。トリグッズ福袋も当て、至福の時。うらやましい、買えばよかった・・・。
さて、キックオフ。世間では3バックか、4バックかということでケンケンガクガクですが、本日は4バック。右に倉本、左に三上。センターバックは、伊藤・三木。(サンドロケガのようです。)トップはマグノ、その下に永井。右・吉田、左・根本。ボランチは瀬戸・ビチュヘ。あ、もちろんGKは復帰した岡中。4-4-2というより、マグノ1トップの、4-5-1。
永井 三上
おおざっぱに感想。まだぎこちない。パス回しの意識はあるが、なんとなく落ち着きどころがなかったり、タテへの意識はあるが、思い切りがなかったり、スルーパスはミスや、合わないことが多かったり、でも、去年までトリニータになかったプレーがいっぱいで、期待十分。
では、個々の選手について勝手な雑記を。
マグノ:ボールを持ったら絶対相手に渡さない信頼感がある。ジャンプがすごく、ヘディングはほとんど勝ってました。マグノに当てて高松、というパターンありかも。この日は、1トップで、マグノで競り勝っても拾いに行く選手がいなかったため、やはり2トップで行くのがよいかと。とにかく得点を期待させる選手間違いなし。
ビチュヘ:ちょっとしたプレーにも華麗さを感じる。守備もがんがん行ってたし、攻守の起点になること間違いなし。ビチュヘ・マグノで1点、というパターンもおおいにありえる。
永井:スルーパスが通れば、あるいは、あのパスがマグノや吉田に合えば、という場面が多く見られました。でも、あのラストパスはこれまでの大分になかった新しい武器になるかも。あうんの呼吸で周りを使えるようになればいいなあ。
三上:後半、ハーフの吉田がさかんに声出してコーチングしてました。このやりとりが見てて面白かったです。ハーフとのコンビネーションを考えると、吉田と組むのいいかも。去年までめったになかったサイドバックの上がりががんがん見られます。
根本:前半左ハーフ、後半左サイドバック。チームとして考えたときに、後半の、三上・根本のサイドバック、原田の左ハーフがよいかんじです。ちょっと元気がないようにみえるのは気のせいか?
原田:後半左ハーフ。ぜひブレイクしてほしい。柔軟なキック、展開力を求めるベルガーさんの意に添うプレーを期待。
岡中:相変わらずのスーパーセーブ続出。(ほんとはこんなの見ない方がいいんだけど・笑)前の方でもめて険悪な事態の時に、「握手しとけ」で何を言うかと思えば「いちばん、かんたん」と観客の笑いを巻き起こしていた。
倉本:前半右サイドバック。ボールを持っても、上がることができず、ベルガーさんからしきりに行け行けと(たぶん)言われていた。まだまだレギュラーはきびしそう。
梅田:後半トップ下。豊富な運動量と、果敢な攻めでアピール。周りを使ってパスを出す永井と対照的に、スペースへ走り込み、ボールをキープ、クロスやドリブルでチャンスをつくる。この試合では永井より梅田の方が機能している。とくに、吉田とのコンビネーションがよい。(ま、長いこと組んでるんだから当たり前と言えば当たり前だけど)
吉田:目立ったのが、後半の声。さかんに三上のコーチング。身振りや、声でのボールの要求。指示。ときには仲間の声に反論も。リーダーシップを意識した、吉田の変わり方(吉田って、こんなに声出してたっけ?)

と、まあとりあえず、このへんで。
グラウンドのそばにはこんなものが。ワールドカップでドイツがキャンプをした記念の碑です。各地にこういうのがあるんですね。
reported by miyashu
風に吹かれて