2003Jリーグ ディビジョン1 1stステージ 第12節
 大分トリニータ VS ジュビロ磐田
2003.7.13
風雲急を告げる。いきなりのどしゃぶり。開門前1時間。(だっけ?)磐田戦の予震であった。あんまりにもずぶぬれの人がたくさんいて、あんまりにも警備員の対応がいいかげんで、あんまりにもずららーっとたくさんの人が並んでいて、我々の怒りが頂点に達しようとした頃、3時15分(たぶん)。門は開いた。
試合開始まで3時間半以上。でも、バックスタンドはかなり埋まっている。アウェー自由席と、指定席以外はもうみなさんお揃いなのである。さすが35000、完売である。ジュビロである。さすが。
しかし、ジュビロに向けてファイティングポーズをとろうとする大事な時間に登場するのは、すでにガキんちょのおもちゃとなったビクトリニータマンと、CD手売り状態のコピージャム。むむむ。
さて、試合である。あまり語りたくない。もう一週間も経とうとしてるがあまり思い出したくもない。でも、一応振り返ってみることにしよう。
ジュビロ戦のスタンドは明らかに違った。スタンド全体から声が出ていた。ゴール裏を起点に、スタジアム全体が動いた。よく聞こえないとか、まだまだとか、いろいろな声はあるが、A席バックスタンドは違ったのだよ。すこーしかも知れないけど。
今のトリニータに勝機はひとつしかない。先制点。開始後20分ぐらいまでなら、相手も余裕を持って攻めさせている。そこをつくしかない。吉田が2つの決定機を外した。これでトリニータの勝ちパターンは消滅した。(ううう、めそめそ。)
あとはジュビロの芸術的パス回しに翻弄されつつ、失点を待つだけとなった。(本当にそんなかんじでしたね。ねえ。ううう、涙・・・)
しかも、ジュビロのプレスの前にパスの出しどころも、ウラのスペースの突きどころも見失ったトリニータは、パスミスを繰り返す。(梅ちゃんまで・・・ううう、しくしく)
こんな展開では(不本意な失点もあったとはいえ)0−4は当然の実力差。
覇気がないよ、覇気が。
ってことで、よくあるシステム論。(こういうこと書くとよく、あんたサッカー知ってんの?なんてつっこみ入れる人がいるけど、言うだけなんだから楽しんでもいいでしょう。でなきゃ、35000人も集まらないよ。)
サイドバックが攻め上がれない現有戦力で、なぜ4バックにこだわるのだろう。体張って守ってる山崎や、安定した三木を生かそうと思えば、三木・サンドロ・山崎の3バックでいいんじゃないかな。西山をWBで使い、右の西山・寺川ラインをつくる。左は武藤(有村)・ロドリゴ。ボランチは梅田。またはウィルワントップで、トップ下を置くというパターンも。ロドリゴとの連携次第だけど。
なんて言ってるうちに京都戦が近づいてきます。今度こそ勝ってくれ!!(毎回、これだ。ふう)
8000枚配られたというコール入り必勝ウチワ。
reported by miyashu
風に吹かれて