2003Jリーグ ディビジョン1 1stステージ 第3節
 大分トリニータ VS ガンバ大阪
2003.4.12
いやあ、勝つっていいもんですね。今までのうっぷんを晴らすかのような3得点。(まあ、2失点は見なかったことに・・・)とにかくJ1初勝利です。やったー。

コールCD愛聴させていただいてます
 さて、いつもは1時間半から2時間前にはビッグアイに着いているのですが、今日はちょとしたハプニング。豊岡から高速を使おうとのぼったところが・・・。濃霧のため通行止め。すぐUターンしたものの、なぜか大渋滞。30分以上のロスタイム。さらにさらに、別大国道。混んでいる。う、まずい。当然大分市内もとろとろと。う、間に合わないかも。当然の如く駐車場はA。さらに、まずい。
 それでもなんとか到着は開始10分前。アレ・オ・トリニータをビッグアイの外で聞くのは初めてだなあ。やっぱり、スタジアムについて、ゆっくりマッチデープログラムなんかながめながら、ふとピッチに目をやるとそろそろアップの選手が出てきて、サポコールがあって、メンバー発表があって、アレ・オ・トリニータが流れて、だんだん気分が盛り上がっていく、というのがよいのだなあ。これぞ、由緒正しきトリ観戦なのだ。(ゴール裏のサポさんたちの由緒正しき流儀もいつか聞いてみたいなあ。)

飛べ!勝利のジェット風船。でも近くに落ちないで
 キックオフ。なーんかいいぞ。つながるつながる。FWには得点を予感させる男、高松大樹。ビッグアイのメモリアルゴールは彼が総なめ。きっとこの試合も・・・なんて思う間もなくゴーーール。ぞくっと快感。Aスタンド総立ちの大歓声。よかったあ、こんな試合に遅刻して、このシーンを見逃していたら大後悔だったろう。今年になっての試合を見ている限り、FWの組み合わせはアンドラと吉田、ロドリゴと高松がベストなのではないでしょうか。

 そしてこの試合を最高に盛り上げたのは、名実ともに守護神!岡中。古巣相手に、成長した自分を見て欲しいと言ってただけに、気合いの入り方が違いました。マグロンのPKを止めた瞬間、スタンドは一気にイケイケ応援、ずっと立ったままなんのかんの叫び続ける。(いや、本当に、みーんな叫んでた、はず)最高に楽しいうれしい瞬間でした。

 調子のいいメンバーを入れ替えるという小林監督の策が当たりました。梅田は思いきったドリブルで中央突破、高い位置で攻撃的に動きました。吉田もよかったし、寺川の左は再三チャンスをつくりました。新井場を止めようと気合いの山崎。サブのアンドラや西山は相当な危機感をもっているはずです。これでもっともっとチーム内の競争が激化し、レベルアップしていくこと間違いなし。

記念すべき勝利のスコア。写真はYさん提供
 赤いスパイクのおにいちゃんを見に来てたそこここのあなたもこれできっと、やっぱりセンターバックは三木よね、など言いながらビッグアイに通うことになるでしょう。
 ビッグアイにこだまする「勝利の歌」を聞きながら、最高に気持ちよい気分で帰途につくのでした。ほいほい。
reported by miyashu
風に吹かれて