2003Jリーグ ディビジョン1 2ndステージ 第13節
 大分トリニータ VS 名古屋グランパスエイト
2003.11.15
周りの人はみんな口をそろえて言う。トリニータ降格だね。ダメだよ。
確かに客観的に見れば、降格の要素はいやというほどそろってる。でも、降格が決まったわけではない。可能性は4チームのうち2つ。明るくはないが、希望がないでもない。最後の最後まで、J1残留に向けて闘わなければならない。負けるわけにはいかない。
試合開始1時間半前 選手入場時
一緒に闘おうぜ誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
la la la la  la la la la la・・・
ゴール裏から力強い歌声がこだまする。文字通り死力を尽くした戦いがこれから始まろうとしている。メンバー紹介のコールの最後には「テッペー」。ベンチにも背番号7のユニフォームが。全治6ヶ月のケガで戦線離脱の西山の無念を背負って戦いは始まる。
で、旗の下は
二階席から見たビッグフラッグ by Yさん撮 初観戦Mさん撮
猛犬ウェズレイ、マルケスをどう抑えるか。抑えられるじゃん、ねえ。本当にディフェンスに関しては、特に前半まったく点を取られる感じがしませんでした。体を張った守備、パスカット、とにかく気迫を感じました。勝ちたい気持ちが強いチームが最後に残る、この言葉通りの気迫をプレーの端々に感じたのです。
高松の退場、ウィルの退場。片野坂、山崎の負傷。気持ちが入りすぎての部分かもしれません。次節に痛すぎるアクシデントだというのは分かり切っています。でも、やっていくしかないのです。
トリニータは十分に気迫ある死力を尽くした戦いができました。勝ち点1も得ました。サポーターの大きな拍手がそれに応えました。

ピンチをチャンスに変えよう。木島や松橋がいます。有村や若松が奮起するでしょう。ここで武藤の経験を生かさなくては。しかも相手は市原です。とにかくチーム全員で闘うしかない。
一緒に闘おうぜ誇りと夢を抱いて
reported by miyashu
風に吹かれて