2003Jリーグ ディビジョン1 2ndステージ 第4節
 大分トリニータ VS FC東京 
2003.9.7
どうしても1回体験してみたいものがある。味スタの「You'll never walk alone」である。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~teramura/song/youll.html
http://members-abs.home.ne.jp/sho-tora7/fc-sound.htm
FC東京のホームでは選手入場でこの「You'll never walk alone」を大合唱する。TV中継やweb上の配信でしか聞いたことがないが、それはそれはすごい感動ものらしい。そして、この大分のホームゲームでも大挙してやってきたガスサポさんたちが、それみろっ!とばかりの「You'll never walk alone」を聞かせてくれるとじつはひそかに期待していた。
ところがところが、なんと日曜の夜なんだなあ。明日はお仕事ですが、ちょっと日曜の夜大分に行って来ますなんて、ガスサポさんたち無理だよなあ、さすがに。アウェイゴール裏のサポさんもやはり少な目。
選手入場、ちょっと前。お、聞こえてきた、聞こえてきた。あの人数ながら、けっこうしっかり歌っている。んんん、やっぱり味スタの「You'll never walk alone」体験したくなった。
大分も負けてはない。当然ながら、サポの数が違う。ゴール裏もスタンドもあちこちからフラッグがひらめき、タオルマフラーを掲げる。そして、「アレ・オ・トリニータ」のアカペラ。ガスサポさんたちにはどう映っただろう。これもかなりかっこいいと思うのだけどなあ。
さて、本題。
かなり攻め込まれると思われたトリニータだけど、あれ?十分戦えてるではないか。もういっぱいいっぱいで受け手に回ってた1stの面影はない。4バックも落ち着いてプレーしている。前節、マリノスから4点とった同じメンバーを抑えている。ただ、後半、ケリーのマンマークに瀬戸をつけ5バック気味にし、両サイドを攻撃的に前に出す布陣はどうかと思う。山崎に代わって若松だけど上がりも中途半端、守備はへろへろ。怖かった。
攻撃は、前半相変わらず的に向かってクロスを放り込むだけの単調さ。しかもロブソンがジャーンに完全に押さえ込まれている。ロブソンのヘッドやポストプレーには今後の可能性が感じられるけど、今後、今後って、もうあんまり試合数ないんだから、今後なんて言ってられない。
中盤からきちんと組み立てることができない攻撃。パスミス、クロスの精度のなさ、相変わらず。でも、後半攻められたのは、寺川、吉田、西山、梅田のねばり強さと豊富な運動量。ここに期待。寺川のサイドはいいと思うけど、そのときにボランチに誰が入るかが問題。金本では攻撃が作れない(んじゃないかな?)前線になかなかつなぐことができなかった。
結局スコアレスドロー。満足する声もあればブーイングもあり。私的には、下位3チームがそろって負けてるんだから、ここで勝っとかなくっちゃ、と不満多々。勝てる流れの試合をホームで落としたのはつけが大きいぞ。次こそ、ロブゴールだ。
reported by miyashu
風に吹かれて